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鳩山達は、政治改革なんて事も激しく訴えていた筈なんだが、これに関しても本当にやろうという意識など、最初から無かったんだろうな。

自民外して与野党協議を指示 政治とカネで首相

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031701001068.html
 鳩山由紀夫首相は17日夜の政府・民主党首脳会議で、「政治とカネ」をめぐる新たな与野党協議機関について、小沢一郎民主党幹事長らの証人喚問を条件とする自民党を外した形で設置するよう各党との調整を指示した。最大野党を除外した協議開始に批判が出そうだ。

 設置を最初に提唱した公明党に同意を求めた上で、近く山岡賢次国対委員長が各党に呼び掛ける。この問題をめぐり、与野党7党は10日に国対委員長会談を開いたが、物別れに終わっている。

 首脳会議では、山岡氏が協議機関に関して「与野党の話し合いは膠着状態だ」と報告。首相が「設置に賛成の政党だけででもやるべきだ。できるだけ早く進めてほしい」と指示した。
(共同通信2010/03/17)

現在の小沢と鳩山は無理矢理否定しているが、政治資金規正法に引っ掛かる立場にある事は間違いない。

与野党協議機関に自民と共産が「小沢を証人喚問に出せ」と要求しただけで、この機関の設置が揉めてしまったという。

そして鳩山は、「同意しない政党は外してもいい」と言い出した。ただ、自分達に都合の悪い連中は外してくれと言っているようなもの。

何よりも本当に「政治資金規正法」の改正を行わなければならない、と思っているんだったら、それに関わっている自分と小沢をスッキリするのが先じゃないのか。

違法行為をしていながら、のうのうとしている奴がいると言うのに、そいつらをほっといたままにして改正したりしたら、もしかするとその連中を助ける事になってしまうかもしれない。

その連中が、今回の「政治資金規正法」改正に直接に関わろうとしているんだから。

冗談じゃない。本当に、ふざけないでもらいたい。

政権が発足して半年も経ってから、やっとこの協議機関の設置を行っている。本当にやる気があったのなら、政権が発足してからすぐに行っていたんじゃないのか。

それも支持率が下落した事を意識して、国民に対して何かをアピールしようとしているだけなのだろうか。

16日に鳩山は、国民から求められている「企業・団体献金の禁止や政治家と秘書のあり方の改革」を与野党を超えて早急に行うと会見で発言していたらしいではないか。

しかし、自民と共産の2政党より自分達にとって都合の悪い事を加える様に要求されれば、ただ協議から省こうとする。

鳩山達は官僚主導から政治主導へ変更させるとも言っていたと思うのだが、これも最初からその様な意識など無かったのだろうな。
行おうと思っている事は、政治主導では無く、独裁主導だったのだろうから。
 

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公明党は、政権を得る為ならば、どの政党にも平気で擦り寄るんでしょうね。だから、「政治とカネ」で強く批判していた筈の民主党とも、あっさりと接近するようになってきている。

民主が近付いてきた…法案賛成で公明代表言明

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100313-OYT1T00797.htm
 公明党の山口代表は13日、山形市内で講演し、「子ども手当」「高校授業料無償化」の両法案に賛成したことについて、「修正案を出したら、民主党が近付いてきた。我々はぶれていない」と述べた。

 政治とカネに関する与野党協議についても、「民主党がすり寄ってきた」と強調。民主党との連携も否定した。
(読売新聞2010/03/13)

山口代表は、修正案を出したら民主党が擦り寄ってきたんだと強調している様だけど、そうとは思えない。

逆に、修正案を提出する事によって、自ら民主党に擦り寄って行ったんじゃないのかなと思えてしまうのだが。

だけど公明党さん、「子ども手当」は防衛費を超える恒久的な財源確保の見通しが不透明と批判してた筈。
また、ただ一律に26,000の支給を行う事にも強く批判的だったんじゃないのかな。

「高校無償化」でも、2月25日の衆議院本会議で西博義議員が、

-引用-

 この中で西氏は、高校に進学しない生徒との公平性、高額所得者も含めて一律に支援することに対する公正性や、その根拠が薄弱だと指摘。「教育費の単なる負担軽減ではなく、経済的な格差の是正を政策の目的とすべきだ」と主張し、低・中所得層への重点的な支援を訴えた。
(公明新聞2010/02/26)

-引用-

と、西議員は公明代表として批判していた筈。

ところが突然に、「子ども手当」と共に「高校無償化」の修正案を提出したじゃないですか。

鳩山達にとって目玉法案である「子ども手当」や「高校無償化」は、出来るだけ早く成立したいと思ってたんじゃないでしょうか。
そんな時に、公明さんから修正案というよりも合意案を持って来られれば、鳩山達はすぐに首を縦に振って当たり前。

しかもこの合意案を、ただで提供しているという事は無いでしょう。やはり、これは公明さんが大きくぶれたんじゃないかなと思えてなりませんが。


 



岡田は「密約」に関して、責任放棄をやろうとしているんでしょうか。非常に卑怯な者としか思えません。

密約での政府見解は出さず 外相「有識者委が結論」

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031201001123.html
 岡田克也外相は12日の記者会見で、外務省有識者委員会が「核持ち込み」など3密約を認定したことに関連し、「外務省の調査で事実関係をすべて明らかにし、有識者委員会も結論を出した。公式に言うことはない」と述べ、現時点では密約の存否に関する政府見解を出す考えがないことを明らかにした。

 この問題での外務省の公式見解を求める質問に対し、外相は密約の定義を決め、調査対象とした日米4密約を判定するのは有識者委員会の役割との認識を強調。「有識者委の報告書にはいろいろな推論が含まれている。国が推論に基づき決めることが果たしていいのか」などと指摘した。

 また、日米の核密約に関し「核持ち込み」をめぐる日米両政府の解釈が食い違った状態でも非核三原則は堅持できるとの認識を重ねて表明。「日本は非核三原則を堅持するが、米国は艦船などへの核兵器の搭載については肯定も否定もしない方針だ。一つにするのは現時点では至難の業だ」と述べた。
(共同通信2010/03/12)

「密約」は外交に関する事だと思うのですが、それを明らかにしろと自ら官僚に調査命令を通達していた筈ですよ。

その通達に従い、外務省の官僚は「密約」に関する作業を行ってきていたんじゃないんですか。

-引用-

岡田克也外相が09年9月16日に外務省の藪中三十二事務次官に対して命じた「いわゆる『密約』問題に関する調査命令について」の全文。
 
 外交は国民の理解と信頼なくして成り立たない。しかるに、いわゆる「密約」の問題は、外交に対する国民の不信感を高めている。今回の政権交代を機に、「密約」をめぐる過去の事実を徹底的に明らかにし、国民の理解と信頼に基づく外交を実現する必要がある。
 そこで、国家行政組織法第10条及び第14条第2項に基づく大臣命令により、下記4点の「密約」について、外務省内に存在する原資料を調査し、本年11月末を目処に、その調査結果を報告することを求める。
 なお、作業の進捗状況は随時報告し、必要に応じて指示を仰ぐよう併せて求める。
 一 1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する「密約」
 二 同じく、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する「密約」
 三 1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する「密約」
 四 同じく、原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」
(田村のホームページです)

-引用-

岡田は外交問題として、「密約」に関する調査命令を部下の官僚達に通達していた筈であり、官僚達は岡田の調査命令に従い、「密約」に関する作業に取り掛かっていたのでしょう。

9日の会見では、日米の解釈が異なる事が明らかとなったと発言していた筈。

「密約」となると、官僚と有識者委員会によって望み通り明らかとなったというのに、何故だか曖昧な発言しか行おうとはしない。

と同時に、これまでの政権と同じ様に政府としてはその存在を認めようとはしない、と言っていると考えてもいいのだろうか。

最初から思っていたのか、それとも途中から意識したのか知らないけども「密約」を解明する事は、危険な事だと意識を持っていたんじゃないのかな。

外交の責任を任された筈の、岡田外務大臣。

自分が最後に「密約」の扱いを放棄するのでは無く、命令を通達してから明らかとなるまでの段階で、調査命令を放棄する事も出来たんじゃないのか。

だが岡田は本当の日本の外交、或いは防衛よりも、民主党の自民党攻めが大事と感じていたのかもしれない。

岡田は、やはり呆れた外務大臣だと思えてしまう。
 



鳩山達は、自分達で都合の悪いと思った事であれば、どんな事でも平気で騙し隠そうとするんだな。

首相、公邸の「点検・清掃・クリーニング」に281万円

http://www.asahi.com/politics/update/0311/TKY201003110522.html
 平野博文官房長官は11日、鳩山由紀夫首相が公邸に入居した際にかかった費用は694万円だったと発表した。先月の政府答弁書では、内装補修に218万円、就寝用の和室の床改修などに195万円と公表していたが、これに「点検・清掃・クリーニング費」281万円を加えた。

 答弁書では、鳩山氏以前の自民党の3首相については「清掃費」なども合算して公表していた。入居費の総額は、安倍晋三元首相は222万円、福田康夫元首相は282万円、麻生太郎前首相は382万円。平野氏は「(鳩山氏の費用については)工事費についていくらかという質問主意書だったから、その部分の数字を(答弁書で)答えた」と述べた。
(朝日新聞2010/03/11)

2月26日に自民党の高市早苗議員が、鳩山総理さんに「内閣総理大臣公邸の改修・補修・備品購入に関する質問主意書」を提出していた。

9日に答弁書が送付されたらしいけど、当日の閣議の後に、平野からその内容が公表されていたのだろうか。

高市議員の質問書の質問<1-①>と対する鳩山の答弁では、

-引用-

【高市早苗衆議院議員 質問1-①】
 
 鳩山内閣総理大臣は、2月12日夜、内閣総理大臣官邸(以下、官邸)に於いて、記者団に対して、「調べてみました。今、寝室を実は、和室を洋風にして、寝室にしています。そのための改修費などがかかっています。」と語られた旨が、報道されている。
 鳩山内閣発足当時、公邸には、3箇所の洋室の寝室が既設されていた。また、リビング等、寝室以外の洋室も複数箇所既設されていた。
 何故、税金から高額の経費を使用して、新たに和室を洋風に改修する必要性があったのか、その理由を伺う。

《鳩山由紀夫内閣総理大臣 答弁1-①》
 
 内閣総理大臣としての職務は、内政外政の重要課題全般にわたり昼夜を問わず対応が求められるため、内閣総理大臣は、総理大臣官邸(以下、「官邸」という。)に隣接する総理大臣公邸(以下「公邸」という。)に居住し、必要な場合に、即時に執務を行えるようにしているところ、公邸にあっては、このような内閣総理大臣の多忙な職務を支えるため、内閣総理大臣が休息し、常に健康な状態を保つ快適かつ安全な居住空間の確保が求められているところである。
 そのため、今般、和室の床改修を行ったものである。
(高市早苗コラム)

-引用-

鳩山は、もしかすると部屋は和室よりも洋室が好みだったのかもしれない。しかし、高市議員の質問によれば公邸には3箇所の洋室の寝室以外にも複数の洋室が既設されていると記されてある。

だが、健康の状態を保つ事と部屋の形態を変更する事とは、全く関係は無いんじゃないのだろうかと思うのだが。

そして鳩山が公邸入居で、最初に多くの人がムダ使いをしたんじゃないかと思わされたのは2台の洗濯乾燥機ではないのだろうか。

質問書への答弁では、パナソニックのNA-VR5600L。これに掛かった新規購入の費用が30万5000だそうな。

しかし、この洗濯乾燥機はオープン価格の様で店によっては20万も割っている所が幾らでもあるみたい。

部屋の改造といい、安くて使える物を選べばいいだろうに、逆に高い洗濯乾燥機2台を購入する。
完全な税金のムダ使いじゃないの。

鳩山は「税金のムダ使いを根絶する」といっていた筈なんだけど、逆に自ら「税金のムダ使い」をやっていたんだな。

そしてこんなムダ使いをやっていた事を隠すためだったのか、答弁書を公表する時には麻生前首相などの公邸入居に掛かった費用なども同時に明かしているが、鳩山の部分は一部をカットしていた。

だが今回は、答弁で自ら「必要な点検・清掃を行う」などと記しているので、隠し通せないとアッサリと白旗をあげたのでしょうね。
 



鳩山達は、9日に昨年から話題としていた「密約」が明らかとされて、もしかしたらラッキーだと思っているのかもしれない。

野党「自民党」責める「道具」が見つかったとして。

しかし、「密約」が明らかとなる事に、一体どういう意味があるんだろうか。

日米密約:3密約確認 岡田外相、政府見解を修正 外交文書、公開ルール検討へ

http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2010/03/10/20100310ddm001010018000c.html
 岡田克也外相は9日、外務省で記者会見し「米国政府から日本政府へ事前協議がないため核搭載艦船の寄港・通過はない」としてきた従来の政府見解を「核の持ち込みがなかったと言い切ることはできない」と修正した。密約について「長期間にわたり国民に明らかにされなかったことは遺憾だ」と表明。「沖縄への核再持ち込み」に関しては「これこそ密約じゃないかという気がしないでもない」と述べ、有識者委と異なる見方を示した。

 岡田氏はまた、自身を本部長とする「外交記録公開・文書管理対策本部」を省内に設置し、外交文書の公開ルールを検討することを明らかにした。文書破棄の可能性については「意図的な破棄があったか明確でない。(文書の存在が)特定されないと、調査すると断言するのは難しい」と再調査に慎重な姿勢を示した。非核三原則については「見直す考えはない」と堅持を明言する一方、法制化は否定した。
(毎日新聞2010/03/10)

何といっても「密約」を明らかとする、岡田の目的は一体なんだったのだろうか。

まず、「密約」というのは「ひそかに契約・条約を結ぶ」という事らしい。
また、有識者委員会によれば、「両国間の合意あるいは了解であって、国民に知らされておらず、かつ、公表されている合意や了解と異なる重要な内容」らしい。

1969年に佐藤とニクソンの2者によって、この「ひそかに契約・条約」が結ばれた。これによって、極東での有事の際には米軍が沖縄に核兵器を持ち込む事を認められていたらしい。

日本の周囲には、当時からソビエト(現ロシア)、中国などの核の脅威という物が在り、現在の日本にはやなり米軍による抑止力が重要だった筈。

それは現在も同じなんじゃないだろうか。特に、現在ではロシアよりも中国が非常に脅威になってきている感じがしているんですが。

社民党の福島は、ただ単純に「密約」は「国民を騙して来た事だ」などと言っているみたいだが、そんな事じゃ無く「密約」は日米間による「ひそかに結ばれた契約」じゃないのだろうか。

それを9日の会見で、岡田は核に関する「日米間の解釈が異なる事が明確となった」と、まるで「密約」が解約するかの様に発言しているんじゃないのかな。

岡田は日本とアメリカの日米間の核に関する解釈は、完全に異なっていると強調したのだろうから。

岡田は「非核三原則」の法制化は否定したかもしれないが、アメリカとの解釈を明確に異なっているとし、「見直す考えは無い」と明言している。
要するに、これからは核を搭載している米軍の艦艇及び航空機を日本の国領には「持ち込ませない」を徹底するという事なのだろうな。

9日の会見で、岡田は、

-引用-

今の米国の政策は先程言及しましたように、1991年以降、(米国は)艦船あるいは航空機への核の搭載は行わないということを明らかにしております。したがって、1991年以降、我々の考える一時的寄港の形で核が持ち込まれたことはないと考えております。
(外務省2010/03/09)

-引用-

と語っている。

アメリカは解釈では完全に日本とは異なり、行動では1991年から同意してくれていたと発言している様にも思えてしまうのだが。

と同時に、「91年以降行わない」としているんだから、91年以前には米軍による「核持込み」があった事となるんじゃないんですか。

そして何よりも「密約」を明らかとした上で、日本はアメリカとの解釈を明確に異なるとし、「非核三原則」を堅持するとした。

米軍が日本の為だけに、核を一々移動させるなんて事が有り得るなんて、とても考えられません。

本当に思う。この馬鹿な外務大臣は、何の為に日米間の「密約」を明らかとしたのだろうかと。
 



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