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鳩山政権が発足してから、2ヶ月以上も経つが、何故だか未だに景気対策及び経済政策など一切明らかとしてくれていない。
鳩山政権に、日本の経済状況を、何とかしようという意識などあるのだろうか。
「理解が足りないのでは」と菅副総理が反論 経済戦略見えない批判に
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091127/stt0911271159008-n1.htm
菅直人副総理・国家戦略担当相は27日の記者会見で、景気低迷の要因として鳩山政権の経済成長戦略が見えてこないことを挙げる指摘に対し、「経済の方向性がはっきりしないとの理由がよく分からない。理解が足りないのではないか」と反論した。
菅氏は「投資効果のない財政出動を繰り返しても、過去に成功しなかった」と強調。麻生前政権が平成21年度第1次補正予算で組んだ15兆円規模の経済対策をゴルフになぞらえ、「(クラブを)むやみに振り回して距離は出たけれどもOBだった、ではプラスにならない」と批判した。
(産経新聞2009/11/27)
麻生政権は、発足後すぐに経済政策などを進めていたのではなかったろうか。
鳩山政権とは、全く異なり、政権発足後に開かれた臨時国会で早くも「緊急総合対策」として、10月に第1次補正予算を成立させる。
年明けの1月にも、「生活対策」としての第2次補正予算、そして今年度5月には「経済危機対策」として補正予算が成立されているみたいですね。
21年度予算は、「生活防衛の為の緊急対策」として組まれていたようですが、これらの政策により、今年度には株価は1万円代へと回復し、同じく景気状況も回復しているのではないかと思わされる時があった。
鳩山政権はとなってから、株価は9月24日から一時戻る時期もあった様だが、下落する一方だし、円相場も急速にドル安・円高となっている。
だが、政権交代より、鳩山総理は何もしない。何も対策を行なおうとはしていないのだ。
日本の総理大臣でありながら、日本の事を一体どの様に意識しているのか知らないが、日本に関する政策を全く積極的行おうとしているとは思えない、可笑しな人物。
菅直人副総理は、この鳩山政権の一人の閣僚。
誰からも、「景気低迷の要因として鳩山政権の経済成長戦略が見えてこないことを挙げる指摘」がされる事は、当然なのではないのかな。
鳩山総理は、政治化の政治責任に関してかなり厳しい意識を持っていたのでしょう。「政治家と秘書は同罪」であり、秘書及び会計責任者などの逮捕は議員の責任であり、辞任しなければならない。
と、主張していなかったでしょうか。
首相偽装献金「責任は国民の期待に応えた政治することで果たす」 官房長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091125/plc0911251229006-n1.htm
平野博文官房長官は25日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の偽装献金問題をめぐり、首相の実母が団体に資金を提供していたとの一部報道について「報道は承知しているが、検察が捜査中で、捜査への協力を前提に見守っているという立場と理解している」と述べるにとどめた。
平野氏は、秘書が刑事責任を問われて政治家が辞職したケースもあるとの指摘に対し、「政治資金の問題は問題として、首相はおわびした。(首相は)首相としての責任ある対応とは国民の期待に応える政治をすることだと発言しており、わたしもその通りと認識している」と述べ、政治問題には発展しないとの考えを示した。
(産経新聞2009/11/25)
総理大臣も国会議員の一人ですよ。
しかも、国会議員の中で、最も責任を任されている者です。この議員に関わる者が起訴される。
ただ、国民にお詫びするのでは無く、国会議員の中で、最も厳しい罰を受けなければならないのではないでしょうか。
それが、総理大臣を任されている国会議員の責任でしょう。
何と言っても、11月4日の衆議院予算委員会での自民・柴山昌彦議員の質疑で、自身が過去に発言していた、秘書や会計士が犯した事は、議員も同罪である、事を鳩山総理も認めるとしていた筈。
よって、もしも元秘書が起訴などされた時には、鳩山総理は、決して我々への責任ある対応だけでは終わらないだろうと思うのだが。
野党であった時には、非常に厳しく追及していた筈の「年金問題」。
その問題の元となる、「消えた年金記録」は社会保険庁が犯していたのではなかったのかな。
官房長官、社保庁分限免職の職員救済に含み
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091124/plc0911241916018-n1.htm
平野博文官房長官は24日の記者会見で、懲戒処分歴のある社会保険庁職員を来年1月発足の日本年金機構に一律に採用しないことについて「懲戒処分を受けたからといって十把一からげに採用しないというのも、世間の常識の中で判断すべきだという気はする」と、否定的な見方を示した。
平野氏は同日午後、厚生労働省で長妻昭厚労相と会談し、民間企業の解雇にあたる「分限免職」になる可能性のある社保庁職員に対する官民人材交流センターの再就職先あっせん状況を報告。再就職先確保について「他省庁にも働きかけるので、互いに頑張ろう」と語った。
(産経新聞2009/11/24)
2年前の5月に明らかとなっていたのではないかと思われますが、長妻議員を筆頭とする民主党は当時の安倍政権だけでは無く、社会保険庁は自ら犯したミスにより5000万件の「消えた年金記録」がある事を厳しく責めていたのではなかったか。
そして、民主党の追及によって、当然の事なのかもしれないが、社会保険庁の多くの職員が懲戒処分と受けていたのでなかったのか、と思うのだけど。
社会保険庁が97年から「基礎年金番号」制度を導入し、84年からのオンライン化した記録、それ以前の事務所に保管されていた手書きの記録を全てコンピューターに統合した。
だが、統合以前に記録のしっかりとした整備などが行われていなかった為に、「名前」、「生年月日」が抜けたり、フリガナが間違っているなどといったミスが多く発生したらしい。
これらのミスにより、誰の年金記録か分からなくなったのが5000万件であり、当時の社会保険庁は明らかとはせず、隠していた。
鳩山政権では、野党の時に自分達で責めまくり、懲戒処分へと追い込んだ者達を、庇い再就職あっせんを行なおうとするとは、何と言えばいいのだろう。ただ、理解できない。
だが、幾らなんでも国家公務員へ復帰などという事だけは、絶対に無いだろうな。
第一、鳩山政権では、国家公務員は削減すると謳っているはずなのだから。
鳩山政権が目玉政権としている「子ども手当」は、低・中・高のどの所得にも一切制限を設ける事無く、子供がいる世帯にただ「ばら撒く」、という事でしたよね。
子ども手当所得制限、菅国家戦略相が否定的
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091122-OYT1T00982.htm
菅国家戦略相は22日のNHK番組で、政権公約(マニフェスト)に掲げた「子ども手当」に所得制限を設けるべきだとの意見が出ていることについて、「(各世帯の所得を把握する)納税者番号(制度の導入)がない段階では必ずしもうまくいかない」と述べ、否定的な見解を表明した。
その後、菅氏は、都内で記者団に対し「納税者番号があれば(所得制限の)事務作業は簡単だが、ない中ではものすごい作業が必要で、費用がかかり過ぎる」と語った。
また、菅氏は同番組で、2010年度予算の編成に伴う国債発行額について、「44兆円(の発行)は、マーケットを含めて、致し方ないかなという空気になっている。鳩山首相も、ぎりぎりこの辺りではないかという認識を持っている」と述べた。国債増発による国債価格の下落を防ぐ方策として、11~13年度の歳入見込みと各分野の歳出の骨格を明示する「中期財政フレーム」を来年5月か6月ごろに策定する考えを示した。
(読売新聞2009/11/23)
社会の世帯というものを極端に分ければ、富裕層と貧困層と成るのではないでしょうか。
富裕層の世帯の方々は、余裕を持った教育を行い、義務教育から大学まで子供の思い通りに進める事が出来るのかもしれない。
だけど、貧困層の世帯となると、生活に苦しむ家庭も多く、子供の教育にとても余裕がもてない親が多いのではないんではないのでしょうか。
現在でも、義務教育で終わってしまう子供もあるかもしれないし、高校も自らの能力などでは無く、家庭の事情のみで選択しなければならない者もいるのではないか。
富裕層と貧困層の其々の家庭の子供の教育には、大きな違いがある事は間違いないのではないのでしょうか。
鳩山政権では、「子ども手当」と同時に財源確保の為に扶養控除、配偶者控除の廃止を示唆していると言う。
INDEX2009で扶養控除など所得控除は、高所得者に有利な制度となっていると表現し、逆に中・低所得者には意味の無い制度であるとした上で、所得の高低に関係無く税額から一定額を差し引く「子ども手当」は、所得控除よりも中・低所得者を有利とする政策だとしている。
扶養控除は、一般家庭にとっては大事な所得税控除では無いのだろうか。基本的には1人38万円の控除額となっている。
それは0~15歳で、16~22歳は63万の特定扶養控除であり、23~69歳は38万の扶養控除、70歳以上は48万の老人扶養親族、58万の同居老親等と控除対象が分けられている。
富裕層となる高所得の世帯はこの扶養控除をどの様に意識しているのか分かりませんが、貧困層の世帯となる中・低所得の世帯、特に低所得はこの扶養控除という所得税控除を重視しているのではないでしょうか。
やはり、高所得の家庭と中・低所得の家庭では、教育の環境にも差が存在するのではないのでしょうか。
一応、マニフェストなどに所得控除は中・低所得には意味が無いかのようには綴られていたのではないかと思われるが、「子ども手当」の財源確保の為に、一般家庭を援助する為の税制でもある筈の「扶養控除」及び「配偶者控除」を廃止すると言う事は、可笑しいのでは無いのだろうか。
高所得世帯にばら撒けば、もしかすればそのまま教育費として利用してもらえるかもしれない。だが、現在の景気状況であれば、中・低所得であれば教育では無く、生活に利用するのかもしれない。
鳩山政権は、あくまでも所得制限を設ける事を否定している。
だが、所得制限も設ける事無く、ただばら撒くだけというだけならば、「子ども手当」は全く意味の無い政策であり、大きな税金のムダ使い。
この様な政策など、止めてもらいものだ。
現在の日本には、外交や経済、そして社会など色々な面で問題が湧き上がっているのではないかと思えるのだが。
こういった時、行政のトップである総理大臣は、懸命に活動しなければならないだろうと思うのだが、その人物は果たして何をしているのだろうか。
【鳩山ぶら下がり】普天間移設の一部報道「全くの推測だ」(21日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091121/plc0911212101012-n1.htm
鳩山由紀夫首相は21日夕、米軍の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、現行案に修正を加えて年内に結論を出すとした一部報道に関して、「まだそんな段階ではない。全くの推測だ。そういう情報が流れると日米協議に影響を与え、決して好ましくない」と述べた。歌舞伎を観劇した東京・隼町の国立劇場で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
【歌舞伎の感想】
--国会が混乱する中での週末に歌舞伎をご覧になり息抜きになったか
「はい。おかげさまで大変な息抜きになりました。ぶら下がりで、現実に戻りますけれども、大変、日本の文化芸術のすばらしさを久しぶりに垣間見せていただいて、坂田藤十郎さんの文化勲章は、やっぱり当然だなと思いましたねぇ。素晴らしいです」
--演目…
「やっぱり、日ごろですね、あわただしい毎日を過ごしていると、こういう日本の伝統文化のなかに大変情感の細やかな部分とユーモラスな部分と現代風にアレンジした部分と、いろいろ、大変そういう全体として、観客を沸かせる素晴らしい演出をされている。心から息抜きというよりも感動しましたね。これからも機会を得て、うかがえればなと思います」
--演目の「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」だが、テーマはおしゃべりな女房と口下手な夫ということだが
「わが家みたいだって言うんでしょ。そう引き出したいんだろうと思いますけど(笑)、その通りだと思います。口べたな私に対して、芸達者で口達者な女房。おかげさまで助かってます。でも、この夫婦の情感の細やかな部分ね、非常にいいなぁーって感じがしましたね。私のように朴訥(ぼくとつ)とした人間でも、生かされる場面があると。そういうことを皆さんも期待されていると思うんですけど、まさに、非常にいい面目だったなと思いまして、私も勇気をもらいました」
【普天間移設】
--話は変わるが
「変わんなくていいですよ(笑)。ははは」
--普天間基地…
「変わっちゃう」
--首相は辺野古案で年内に結論を出すとの一部報道があるが、そういう方向でよいか
「まだまだ、そんな段階ではとてもありません。全くの推測でそういう話が出ていると思いますけれども、そういう状況ではまるでありません。大体、これからが、いかに日米でシッカリと協議して、日本の意思を伝えていくかということでありますから、そのなかでやはり、日本の国民の、あるいは沖縄県民の思いというものも、できるだけ、反映できるように努力しないといけませんから、まだまだ、そんな状況ではとてもありません。そういう情報が流れると、そのことがまた、交渉というかね、日米の協議に影響を与えますからね。決して好ましくありませんね」
「よろしいですか? もう」
--年内決着に関しても憶測だと
「そりゃそうです。そんな、最初から期間を限定されたら、こちらとしても交渉が極めてやりにくくなる。そんな、最初からお尻を切ったような形の交渉はできません」
(産経新聞2009/11/21)
つい先日の事、菅副総理が久しぶりに「デフレ宣言」なんて事を行なった。
物は安くなり、消費者は儲かったと思えるかもしれないが、逆に儲からなくなった生産者は堪ったものでは無いだろうな。その影響は、労働者へと向けられていき、消費量が減少して行き、更に生産する側への悪影響が高まっていくのだろうか。
こういった悪循環が、鳩山やその他閣僚といった連中達の生活には全く影響がないのかもしれない。
だが、鳩山などの富裕層とは異なる多くの一般市民の生活には、間違い無く大きな悪影響があるだろうし、時が経つに連れ拡大していくのではないのでしょうか。
総理大臣という者は、行政権を担当する内閣の長。
やはり総理大臣という者は、景気及び社会が非常に不安定な状況となっているんじゃないかと思える時、土日或いは休日などと一切関係無く、我々国民の生活を苦しめず、安定を保とうとする為に、こういった景気状況などを何とかしなければならないといった意識を強く持ち、その対策を一刻も早く立てようとするのが責務ではないかと思うのだが。
だが、この様な時に、鳩山総理は国立劇場へ向かい、のんびりと息抜きですか。そういえば、過去には信じられない事に、ファッションショーなどという事にも出られ、遊んでいらした事もありましたね。
沖縄米軍基地に関して、記者から問われていた様ですが、その事を最初に問われた時、鳩山総理は笑ったんでしょうかね。
一応答えてはいますが、「真剣には考えてなどいない」、という事なんでしょうか。
首相、米大使公邸を訪問 「普天間議論なし」
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112201000082.html
鳩山由紀夫首相は22日午前、幸夫人とともに東京・赤坂の米大使公邸を訪れた。首相周辺は、首相はルース駐日米大使とお互いの母校であるスタンフォード大のアメリカンフットボールの試合をテレビ観戦するために訪問したと説明している。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設が話題となったのではとの見方に対し首相は訪問後、「一切ありません。隠れて議論なんかは一切しません。みんなで(試合を)楽しみました」と述べた。
首相は午後、東京ドームで行われたプロ野球セ、パ両リーグ誕生60周年記念試合の始球式で投球。この後、首相は記者団に「ストライクになりましたね。ちょっとブルペンで練習しましたから。気持ちいいもんですね。こういうふうに政治もストライク投げたいね」と述べた。
(共同通信2009/11/22)
この鳩山って人、歌舞伎鑑賞している時もそうなんでしょうけど、22日も総理大臣という意識など、殆ど持っていなかった言うよりも、全く無かったのかもしれませんね。
本当に、緊張感の無い、のんびりとしてふざけた総理大臣なんだなと、思わされてしまいます。