[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2月12日(日本時間13日)からは始まった、第21回冬季オリンピックバンクーバー大会が閉幕を迎えた。
【閉会式】浅田真央が大きく日の丸を振って笑顔で入場
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100301/oap1003011102013-n1.htm
バンクーバー冬季オリンピックの閉会式が28日午後5時半(日本時間1日午前10時半)、市中心部のドーム施設、BCプレースで始まった。雪山で氷上のリンクで熱戦が繰り広げられた17日間の祭典が幕を下ろす。
カナダ国歌に歌われる「ストロング」「フリー」の人文字で始まった閉会式は、中央に聖火が燃える会場に、各国の旗手と国旗の入場。続いて選手らが手を振りながら入ってきた。
日本選手団の旗手は浅田真央。両手で大きく日の丸の大旗を振り、笑顔でスタンドを見回しながらの入場だった。韓国の旗手は金ヨナ。カナダの旗手はロシェット。フィギュアスケートの表彰台に上った3メダリストの揃い踏みだった。
選手団の入場では、モーグルの上村愛子、アルペンの皆川賢太郎夫婦が仲良くならんで入場。惜しくも金メダルを僅差で逃したスピードスケート女子団体追い抜きのチームや、男子500メートルで銀の長島圭一郎、銅メダルの加藤条治も日の丸の小旗を振って入場した。
閉会式では、次回開催の2014年大会を開くロシアのソチに五輪旗が引き継がれ、聖火が消された。
(産経新聞2010/03/01)
開幕式の時は岡崎朋美を旗手として、日本選手団全員が会場に入場していっていた。この時には、オリンピックへの思いから熱くあると同時に、緊張した感じの選手達が多くいたのかもしれない。
そして選手達は、代表としても一人の選手としても、競技に思いっ切り挑んでいったんだろう。
望み通りの結果を残す事が出来なかった選手が多かったみたいだけど、でも全員しっかりと頑張ったんじゃないんだろうか。
どの選手も真剣な気持ちで、競技に挑んでいたんでしょうから。
だから、悔し涙を流す選手もいたんだろうし、思いっ切り喜ぶ選手達もいた。
また、前回のトリノでは、例え金でもメダルは1個だけ。だけど、今回のバンクーバーでは選手達は5個のメダルを獲得している。
メダルまでは届かなくとも、入賞をした或いは、記録更新などをした選手はよく出ていたんじゃなかっただろうか。
日本選手団は若手からベテランまでどの選手達も、本当によく頑張って活躍したんじゃないだろうか。
16日、クロスカントリースキー女子30キロクラシカルで、石田正子が5位へ入賞する。日本選手としては、日本にとって史上初となる。
スキー距離、石田が史上最高5位 女子30キロ
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022801000072.html
女子30キロクラシカルを行い、石田正子(JR北海道)が五輪の距離で日本勢史上最高の5位に入賞した。上位集団に食らい付いた石田は、終盤まで粘って1時間31分56秒5でゴール。2002年ソルトレークシティー大会男子50キロクラシカルの今井博幸の6位を上回った。夏見円(JR北海道)は31位だった。
コワルチク(ポーランド)が1時間30分33秒7で優勝し、距離でポーランド初の金メダルを獲得。今大会4個目の金を狙ったビョルゲン(ノルウェー)は、ゴール前での競り合いで敗れ2位だった。
(共同通信2010/02/28)
クロスカントリースキー(距離)には、クラシカルやパシュート、フリー、スプリント(個人・チーム)などがあるらしく、このクロスカントリーという競技に複数の種目がる事を知った時に、何だか驚かされてしまったが。
これまでは2002年ソルトレークシティ大会での男子50キロクラシカルの今井博幸の6位が最高で、石田はこれを上回る最高成績を達成した事となるらしい。
試合展開はよく分からないんだけど、3位のアイノカイサ・サリネン(フィンランド)1時間31分38秒7、4位エビ ザッヘンバハー・シェテレ(ドイツ)が1時間31分52秒9。
石田は3位との差が僅か17.8秒。メダリストとかなりの接戦をやっていたんだな、と思わされてしまう。
そして、これまでの日本選手の成績を更新する見事な結果を残した滑り。最後まで、一つでも上の順位へ上がろうと粘っていたんでしょうね。
史上初の5位入賞、おめでとう。
16日目、スピードスケート女子団体追い抜きを田畑真紀、小平奈緒、穂積雅子で準決勝と決勝を滑り切り、銀メダルを獲得した。
【スピードスケート】日本が0秒02差で銀メダル 女子団体追い抜き
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100228/oag1002280731004-n1.htm
バンクーバー五輪第16日の27日(日本時間28日)、スピードスケート女子団体追い抜きで日本が0秒02差でドイツに敗れ、惜しくも銀メダルとなった。ただスピードスケートでの日本女子の銀メダルは史上初めて。
田畑真紀(35)、穂積雅子(23)=ともにダイチ、小平奈緒(23)=相沢病院、高木美帆(15)=北海道・札内中=の4人のメンバーのうち、田畑、穂積、小平の3人で臨んだ日本は、まず準決勝でポーランドに完勝。この時点で銀メダル以上を確定させたが、決勝で終盤に追い上げたドイツに敗れた。
スピードスケート女子団体追い抜きは前回のトリノ五輪から採用された種目。今季ワールドカップ(W杯)のランキングでは、4強に残ったチームの中で日本の3位が最高だった。優勝候補筆頭のカナダと強豪のロシアが前日の準々決勝で敗退。そんな中、抜群のチームワークを誇る日本が、頂点へあと一歩のところまで迫った。
(産経新聞2010/02/28)
15日の準決勝で韓国を破り、16日の準決勝へ進んでいた高木美穂も含めた日本女子チーム。
準決勝のポーランド戦からも韓国戦と同じく、田畑、小平そして穂積が3選手でレースに出場する。
ただワールドカップのランキングだけで見れば、日本がポーランドよりも余裕が有るのか
なとも思えたのだが、準々決勝では1位のカナダが、7位のアメリカに負けるという大番狂わせがあったという情報も流れていた。
というものだから、決して油断は出来ないだろうはと思っていたのだが、日本の3選手は余裕を持って滑りきっていたろうか。
そして、決勝はどこだろうと思っていれば、ドイツ。
その時にはテレビを見てたんだけど、ただ勝ってほしいなという思い出しかなかった。
だから序盤ドイツにリードしていて、中盤にその差を広げていっている時には、そのまま行くんじゃないかとも思わされたんだけど、その頃から段々と差が縮まりだしたんじゃなかったろうか。
そして最後の周に、何だか一気に差を詰められていっていた感じだったろうか。何とか逃げ切ってほしい、と思ったりもしたんだが、残念だが逆転されてしまってた。
ドイツで最後に先頭に立った選手は銅メダルを獲得した選手という事で、やはり引っ張るペースが違ってたんだろうか。
女子のこれまでのメダル獲得はアルベールビルで橋本聖子が銅メダル1500、りレマンメルで山本宏美が銅メダル5000そして長野で岡崎朋美が銅メダル500。
だから、今回の田畑真紀、小平奈緒、穂積雅子の3選手に銀メダルは日本女子にとって史上初の獲得。
本当に、見事な活躍でした。おめでとうございます。
14日目、フィギュア女子シングル(フリー)が行われ、浅田真央の銀、安藤美姫の5位そして鈴木明子の8位が決定した。
金はキム・ヨナ(韓国)、銅はジョアニー・ロシェット(カナダ)となっている。
浅田は銀、キム・ヨナがV 冬季五輪第14日
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022601000063.html
バンクーバー冬季五輪第14日の25日(日本時間26日)、フィギュアスケート女子はフリーを行い、浅田真央(19)=中京大=が合計205・50点の自己最高点で銀メダルを獲得した。ショートプログラム(SP)首位だった韓国の19歳、キム・ヨナがSPに続いて世界歴代最高を更新し、228・56点で韓国フィギュア初の金メダルに輝いた。
SP2位の浅田は五輪史上初となる2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したが、後半にミスが出て得点が伸びなかった。日本は前回トリノ五輪の荒川静香に続く連覇を逃したが、冬季五輪の「華」で2大会連続メダルとなった。
安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は188・86点で5位、鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は181・44点の8位で男子に続いて3人そろって入賞を果たした。
3位は母親急死の悲劇を乗り越えた地元カナダのジョアニー・ロシェット(24)、4位には両親が日本人で米国代表の長洲未来(16)が入った。
今大会で日本のメダルは4個となった。
(共同通信2010/02/26)
ショートプログラムを終了した段階で、浅田とキムとの差は4.72だった。
これだけの差だったら、逆転の可能性は有ると解説者などが語っていたし、浅田本人もその様に認識していたんだろうし、自信を持っていたんじゃないだろうか。
だけど、自分の目の前でパーフェクトな演技を見せられてしまって、浅田には一寸した混乱があったのかもしれない。
そして、キムのフリーで150.06という得点が会場にも流れていたんじゃなかったかと思うが、これを聞いた時に浅田は何を感じていたのだろう。
いくつかミスはあった様だが、彼女はこれまで拘って来ていたトリプルアクセルというジャンプは見事に成功し、最後まで滑りきった。
フリーでは131.72を獲得し自己最高となる205.50を獲得して、銀メダリストとなったのだ。
彼女はまだ19歳であり、次回の冬季五輪への夢が既に膨らんでいるんでしょうね。
そして安藤美姫は前回トリノで15位と終わっていたが、今回のバンクーバーではメダルこそ獲得する事は出来なかったが、5位入賞。
演技には「半分以上は満足しているけど、メダルはやっぱりほしかった」といった事を語っているらしい。
その時の気持ちを、
-引用-
音楽を感じながら歌うように滑れたので、幸せな4分間だった。五輪という舞台で自分の目標としていた点が取れたのでうれしい。
(スポーツニッポン2010/02/26)
-引用-
と語っているらしい。
そして浅田真央、安藤美姫そして鈴木明子選手3名の活躍は素晴らしかったのではないでしょうか。
ゴールインして、金メダルを獲得したと喜んでいる時に、突然に失格と言われて奪い取られてしまう。
そのチームの選手達が受けた衝撃は、もの凄く強烈だったろうね。
【ショートトラック】女子3000メートルリレーで1位フィニッシュの韓国がまさかの失格 中国が逆転金
http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100225/oah1002251154005-n1.htm
ショートトラックの女子3000メートルリレーで大波乱があった。1位でゴールした韓国が接触の責任を問われてまさかの失格。中国が逆転裁定で金メダルを獲得した。
レースは終盤、五輪5連覇を狙う韓国と、世界記録を持つ中国とのマッチレースに。最後は韓国が中国を引き離して1位でゴールし、10代を中心にした若い韓国選手らはコーチ陣と抱き合い、国旗を掲げてリンクを周回した。
しかし、終盤のタッチの際に韓国選手と中国選手が接触、中国選手が大きく外にはじき出されたシーンの審議が続き、ビデオを見直した結果、韓国チームの失格が決まった。これで金は中国。銀に地元カナダ。銅メダルは米国が獲得した。
裁定が下った瞬間、韓国選手らは崩れ落ち、中国の選手らは歓喜の表情でコーチ陣に駆け寄った。
韓国の失格で日本の順位が1つ繰り上がり、7位となった。
(産経新聞2010/02/25)
ショートトラックでは、レース中の追い越しはいつでもどこでもOKだけども、前の選手を押す、或いは引っ張るなどの妨害行為をした場合には失格となるらしい。
女子3000の決勝では、韓国の選手が中国の選手を追い越そうとした時に、何かあったみたいだけど、よく分からない。
ただ、韓国の選手達はゴールインした時には5連覇は決定したと思って感激していただろうから、失格といわれた時にはもの凄い衝撃を受けた事は、間違いないよね。
逆に、突然に願望の初の金メダルがやってきた中国の選手達は、驚くと同時に最高の気分となったんじゃないだろうか。
ショートトラックというのは、何だか不思議な競技にも感じさせられてしまう。