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菅は被災者の心理をどの様に意識して、現地へ行き、直接会って会話をしようとしてたんだろうな。
菅直人首相は21日、福島県内に設置された避難所2カ所を訪問し、福島第1原発事故で避難生活をおくっている周辺住民との対話に臨んだ。住民は「本当に我慢している」「もう限界です」と口々に窮状を訴え、首相は「原発が一秒も頭から離れず、全力を挙げて取り組んでいる」と頭を下げた。
首相はまず大熊町民などが避難している田村市総合体育館を訪問。10分余りの視察を終え、立ち去ろうとした首相に対し、住民たちが「もう帰るんですか」と呼び止め、「ここで生活してみてください」「避難先を回るなら、みんなに声をかけて」などと訴えた。
首相はその後、富岡町と川内村の避難所となっている郡山市の「ビッグパレットふくしま」を視察。田村市での指摘を踏まえ、当初予定を変更し、施設内のすべての部屋を訪問し、「政府も一生懸命頑張るので、元気で頑張ってください」と呼び掛けた。首相の帰京は予定より1時間遅れ、オーストラリアのギラード首相との首脳会談が30分ずれ込んだ。
首相は視察後、記者団に「地元のことを考えているつもりだったが、本当に親身になって分かっていたか、と言われると、改めてもっと被災者の立場に立って考えねばならないと痛感した」と語った。
(毎日新聞2011/04/21)
菅は、避難所で会話をする時間と家族は先に決めていて、それを簡単に終わればさっさと帰るつもりだったらしい。
可笑しくないか。被災地へ行ったという事は、その現状もしっかりと知らなきゃいけない立場にあるんじゃないのか。大震災の対策本部長を務めているんだから。
避難所には多くの人が、強制的に暮らされている。その生活の状況をしっかりと把握する為には、1家族なんかじゃない、10分程度じゃない、自ら全家族としっかりと会話を望まなくちゃならないだろう。
そして、自分がそんな生活へ追い込んでしまった事をしっかりと謝罪しなくちゃならない。と、同時にどの様な事をしてもらいたいのか、それをどれだけ強く早く望んでいるのか、しっかりと受け取ろうという意識が無くちゃならなかった。
だが、あいつは避難所に入ってただ1家族と軽く会談をするだけで、一寸した姿を見せてさっさと帰る事を予定していたらしいじゃないか。どこまでもいい加減で、国民の生活では無い、命までも無視してくれた、どこまでも非常識な総理大臣だったんだな。
民主党内では、小沢派なんかも強烈に政権を批判する様になり、倒閣を考えるようになっていると情報が流れるようになってきている。
野党も、その先の事よりも今の罪悪を削除する事を真剣に考えてもらいたい。
自民党の谷垣禎一総裁は21日午後の記者会見で、24日投開票の統一地方選後半戦について「選挙結果によっては(菅直人首相が東日本大震災の)復興の重責を担っていけるのかという問題が出てくる」と指摘した。内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出については「(選挙)結果も見ながら判断したい」と述べた。
国民新党の亀井静香代表が野党に呼び掛けている「復興実施本部」への参加に関しては「(亀井氏に)提案を一度断った経緯がある。基本的な考えは変わっていない」と改めて否定した。
(時事通信2011/04/21)
野党を支持する者、或いは無党派といわれる者。更には、民主派の中からも菅内閣は早く壊してくれ、と強く思っている者が数多くいる事は間違いないだろう。
あの内閣にいつまでも居座られていたんでは、これからの日本は本当にどうなってしまうのか分からない。まして、大震災を受けている被災地の復興も、確実に進行されていくのか否かも分かったものではない。
あいつらは、国や国民の事などは一切意識しておらず、自分達の事だけを意識し、自分達を肩書きを守る事だけに必死になっているだけの、全く無能であり実行意識の無いどこまでもいい加減な内閣だ。
菅を倒閣し、現在の民主の執行部なども後退させた場合の次の代表候補には、仙谷の名前も挙がっているらしい。
そのまま仙谷による内閣となるかもしれないが、もしかすると小沢派が民主を離党し、民主は下野となる可能性もある。
とにかく、現在のどこまでもいい加減な何も出来ない、腐れ切った内閣には早く消えてもらいたい。
大阪の知事やってる橋下が、何やら面白い事いってるね。大阪市長さんの退職金は「首相の8倍」だと。だから、市長さんは自分と同じ半額にしろと。
橋下知事も批判「首相の8倍だ」大阪市長退職金、半減案を維新検討
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会(維新)」の大阪市議団が、平松邦夫市長の退職金を大幅削減する条例改正案の提出を検討していることが20日、分かった。維新は市議会で第一党に躍進したものの過半数は制しておらず、今後、他会派にも賛同を呼びかけていく方針。
市によると、市長の退職金額は特別職給与条例に基づき、給与月額(142万円)に在籍月数や支給率を掛けて計算する。平松市長が今年12月に任期満了を迎えた場合、退職金額は4430万4千円となる。
10日に投開票された統一地方選の市議選で、橋下氏は維新候補の応援演説などで、「大阪市長の退職金は内閣総理大臣の8倍」などと退職金の高額ぶりを批判していた。
大阪市議会(定数86)で33議席を獲得し第一党となった維新は、市長の退職金削減に向けた検討に着手。特別職給与条例を議員提案で改正することが可能と判断し、5月の市議会定例会で条例改正案を提案する方針を決めた。
維新幹部によると、具体的な削減幅は今後、他の政令市とも比較して検討するが、5割削減案も浮上しているという。
(産経新聞2011/04/20)
確かに首相の退職金て、意外と少なかったんだね。小泉純一郎で670万。橋本龍太郎が270万。小渕敬三は230万。更に村山富一は130万だったらしいから。
対して、橋下は大阪市長さんとほぼ同額の退職金を受け取るようにしてんだろう。それも、前の知事さん時から変わって、大きく削減してたんじゃないのか。どんな気持ちでやってたのか、そこんとこはよく知らないけど。
だけど、大阪の知事さんに就任した時に大胆な人件費の削減なんてやってた様で、前大田知事さんなんかが受け取っていた金額から退職金は5割削減したんだよな。その金額が、4、176万円なのかな。
大阪市長さんの事ばかり言ってるけど、橋下も首相なんかに比べると遥かに大きな退職金を受け取ろうとしてるんじゃないの。受け取る額の桁が、首相達とは一つ異なってる。
5年も首相を勤めた小泉でも670万。遥かに橋下の方が高い。
大阪同士でどんな風に争い会おうと、それは知った事では無いけど、市長さんの退職金を首相よりも高いと批判するんだったら、まず自分の退職金を前知事の半額にした様にしろとか言うんじゃ無く、自分も首相と同じ桁に削減しとかなきゃならないんじゃないのかな。
首相の退職金も税金なら、橋下の退職金も税金。特に、橋下の退職金は大阪の人達から受け取った税金による物だろう。少しでも地元の人達の生活を楽にしなきゃと思うんだったら、市長さんにいちゃもんつける前に、自分が受け取る税金を少しでも少なくしとかなきゃならないんじゃないのかな、と思うんだが。
そう、首相が受け取っている額と同じ桁に。そして、市長は首相では無く「自分よりも8倍も高い退職金」を受け取っている、と言えばいいんじゃないのかな、と思ったりもするんだが。
首相の退職金を一つの道具と利用しようとする、地元の人々はどの様に感じたのか知らないが、何だかせこく感じてしまった。
因みに、橋下知事さんの退職金は、村山首相に対しては8倍どころか、32倍余りになるのかな。市長さんは、もっと大きくなるんだろうけど。
福島第1原発に関しては、いつの間にやらソビエト連邦の「チェルノブイリ原発」と同じ「レベル7」に上げるなんて情報が出ていたが、12日に保安員が発表していたらしいな。
福島原発事故「レベル7」に、チェルノブイリと同規模
経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表した。
「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベル。これまでは「レベル5」としていた。
原子力安全・保安院と原子力安全委員会は12日午前の会見で、ヨウ素131やセシウム137など放出された放射性物質の総量などを考慮した結果、レベル7に相当する値と判断したとしている。INESのレベル7の基準は数万テレベクレルで、これに対して37万─63万テラベクレルの放出量があると推測している。ただ、放射性物質の放出量はチェルノブイリ事故の1割程度とみられるという。
レベル7は1号機から3号機までの全体の評価。
原子力安全委員会は会見で、放射性物質は3月15日から16日にかけて数値が上がっており、15日午前6時過ぎの2号機の圧力抑制室損傷を受けて大量の放射性物質が出たとの見方を示した。放射性物質の放出は続いているが、現段階で放出量は相当小さくなっているという。
原子力安全・保安院は、今回の引き上げは11日に政府が発表した「計画的避難区域」などの設定と連動するものではなく、現段階で計画的避難区域を見直す必要はないとしている。
一方、東京電力の幹部は12日の会見で、福島第1原発の事故による放射性物質の漏れは止められておらず、最終的な放射性物質の放出量は、これまでで最悪の事故とされるチェルノブイリ原子力発電所事故を上回るかもしれないとの懸念を持っている、と述べた。
(ロイターニュース2011/04/14)
だけど、これも驚いたというよりも呆れまくった事に、すでに先月3月23日には分かっていたらしいじゃないか、
枝野幸男官房長官は13日の記者会見で、福島第1原発事故の評価が「レベル7」に引き上げられる可能性について、3月末までに経済産業省原子力安全・保安院から報告を受けていたと明らかにした。枝野氏は「報告は3カ所の放射性物質のデータに基づくもので、確信を持って正しいと言える状況ではなかった」と説明。3月の時点ではデータの再収集や再分析を指示し、4月12日の公表になったと説明した。
最終的な報告は11日夕に保安院と原子力安全委員会からあり、菅直人首相に報告した上で公表。最初の報告をすぐ公表しなかった理由を枝野氏は「後になって間違ってましたとなる可能性がある推測を政府の見解として申し上げるのは困難だ」と述べた。
(毎日新聞2011/04/13)
発表された当日には、すでに3月には知らされていたんだろうという事が明らかとなっていたらしいが、それを認める会見が更に1日置いて13日か。
福島第1原発への対応に関しては、日本の国民だけじゃあない。世界に人々が非常に高い関心を持っている筈だ。故に、これに関する情報は、我々だけに対してでは無い、世界に向けて何も隠す事無く的確に伝えなければならないんじゃないのか。
なのに、先月末にすでに得ていた情報開示を速やかにする事無く、今月中旬まで隠すかの様に扱っていた。これは一体、どういう意図があったんだ。
「レベル5」から「レベル7」へ格上げするという事は、政府の対応が全くなされていないという事の証でもあるんだろうし、どころか原発事故を終結へ向けて作業をさせていないと示している事にもなる。
菅内閣は、原発事故に関しては東電任せと思えてならないんだが、内閣そのものが何もしていなかったという事を我々というよりも、世界に向けて伝える事を異常に嫌がっていたのだろうか。
原発事故への無責任さが、強く表れているな、と思えてならない。そして、その事を隠そうとして明らかとする事を避けてきていたのだろうな。
こんな無責任な意識があるからこそ、13日には被災者の要望や声を無視したあの様な発言が、菅から出るんだろうな。