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首相夫人さんは、菅を必死に庇おうをしている様だが、理解がが間違っているんじゃないですか。
菅直人首相の伸子夫人は5日夜、横浜市内で開かれた公開討論会に出席、日本国債の格下げをめぐる首相の「疎い」発言に関し、「『疎い』(という表現)は何なのという感じで引っ掛かるが、格下げで日本が一体どういう状況になっているのかが大事。そのことにはマスメディアが触れない」と述べ、報道に注文を付けた。
伸子夫人は「本当に菅直人が首相をやれるのかなと半分思いながら付き合っている。だけど、誰がこの時期にやれるんですか。今までずっと何人も(長期には)やれていない」とも語り、自民党などから退陣要求を突き付けられている首相を擁護した。
(時事通信2011/02/06)
菅の格下げに関する「疎い」に関して、メディアが日本の状況を説明していないなどと文句を言っているが、可笑しくないか。
格下げと言う情報が流されたにも拘らず、全く日本の状況を理解していないかの様に発言をした。その事に、批判は集中しているんじゃないかと思うんだが。
メディアが菅を庇ったか否かなど一切関係ないだろう。
更に今まで何人も長期に総理をやっていないと語っているが、その様にさせていたのはどの政党なのだろうか。或いは、どの者達だったのだろう。
現在の国会では、執拗に「熟議の国会」と主張している民主党が、野党の時にはその「国会を無視」する行為を行った。政権がどの様な法案を提出しようと、ただ反論をし、批判を繰り返し「熟議」には全く応じようとはしていなかった。
福田首相、麻生首相には問責まで出して引き摺り下ろしたんじゃなかったろうか。そして念願の政権交代を達成して、現在の状態となっている。
無理矢理に政権を奪い取る様にしながら、日本の状況を良くするのでは無く逆に悪化させてしまっている自分の主人の姿。それを庇っている首相夫人は、果たしてどの様な心境なのだろうか。
民主党は09年マニフェストで、子供一人当たりに中学卒業までに31万6千円(月額2万3000円)を支給するとしていた。
「子ども手当」は政権が負担するものだ、と言い切っていたんだよな。
政府は4日の閣議で、神奈川県の松沢成文知事が昨年12月に提出した子ども手当に関する意見書への回答を決定した。全国一律の現金給付サービスの財源は全額国が負担すべきだとの主張には「(地方負担のある)児童手当や児童扶養手当の例があり、必ず負担しなければならないとは考えていない」とした。
2011年度の地方負担を国が一方的に決定したとの指摘については「国と地方の協議の場で出された意見を考慮し、子ども手当から保育料や学校給食費の徴収を可能とする仕組みなどを設けた」と反論した。
片山善博総務相は閣議後の記者会見で「地方側に追加的な負担は求めていない。決して理不尽な制度ではなく、理解してほしい」と述べた。
これに対し神奈川県の松沢成文知事は4日、「子ども手当は全額国費でやると(民主党の)マニフェストに方針が出ている。政治の約束が裏切られており、うそつき政権、詐欺政権だ」と回答を厳しく批判した。
(共同通信2011/02/04)
09年マニフェスト作成の時には、財源状況など全くチェックする事も無く行い、適当に行っていた。政権交代が成功し、実際にマニフェストを実行しなければならなくなった時に、あの連中はどの様な思いとなっていたのだろうか。
何が何でも自分達が行っている事は間違いではないと主張しなくてはならないと思ったのだろうか。財源が全く足りていなかったろう「子ども手当」も、地方負担を強引に加えて行った。
同じ事を2年連続で行おうとしている。片山総務相は「追加的は負担は求めていない」と語っているが、非常に理解し難い言い方だ。国の財源だけで賄う事が出来ないのだから、2年も続けて地方に負担の追加を強制しているのではないのか。
これは理不尽な行為としか思えないのだが。
鳥取県知事も経験している民間人である片山善博が総務相では無く、もしも地方県知事であればどの様な意識を持っていたのだろう。
片山総務相よりも、松沢神奈川県知事と同じ可能性が高いのではないだろうか。