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 民主党は 昨年の臨時国会から一応小沢の「政治とカネ」に関して決着を見せる姿勢を見せ始め、意味は無いが政倫審の議決の決定をするとまで表明していた。
 
だが、もうそんな意識もどこかに消えているのだろうか。
 
 
 
 民主党執行部は3日、強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題で検討する「党員資格の停止」の期間について、規定の上で最長の6カ月とする方向で調整に入った。政治とカネ問題に一定の「けじめ」をつけることで野党から国会運営での協力姿勢を引き出したい考えで、2011年度予算案の衆院通過が見込まれる今月末ごろの処分決定を目指す。ただ3日の臨時役員会では処分の是非をめぐり参院幹部らが反対論を展開し、方向性を出せなかった。決着までには曲折が予想される。

 党員資格の停止は、党倫理規則に定めた処分の中で最も軽い。執行部は、停止期間満了時に小沢氏の裁判が終了していない場合はさらに延長することも想定している。菅直人首相は記者団に「時間を切るよりも、役員会で十分議論して判断すべきだ」と述べた。

 岡田克也幹事長は臨時役員会で、過去に本人や秘書が刑事事件に問われた国会議員の処分例を説明した上で、出席者に意見を求めた。

 石井一副代表は自発的な離党への期待感を表明。安住淳国対委員長は「あまり時間をかけていると国民から見放される」と、処分を前提に急いで結論を出すべきだとの考えを示した。一方、輿石東参院議員会長は処分は必要ないとの持論を展開。平田健二参院幹事長は裁判で決着をつければいいとの認識を強調した。
(共同通信2011/02/03)
 
党員資格停止という事は、また民衆党議員としての活動を認めるという事だよな。だとしたら、非常に甘い処分じゃないのか。
 
多くの国民そして野党は、小沢の絡む「政治とカネ」を早くハッキリしろと求めている。だが、強制起訴された事を都合として、小沢問題をそっくりそのまま司法へ回そうと詰まらない事を考えているのだろうか。
 
そして国会から小沢問題を引き離そう。その為に、民主党内でも「けじめ」を付けるなんてセリフが出せなくなっているのかな。
 
最初から「けじめ」をつける意識など元から無かったんだろうが、最後には小沢をどの様に扱うかというか、小沢を意識して行動を取っているかの執行部。
 
やはり、民主党は小沢が無くてはならない政党なんだな、と思わされるよ。
 
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