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社民党との数合わせが駄目だろうと思い始めたのだろうか。そして誰の思い付きなのだろう、内閣からたちあがれ日本への組閣の申し入れが行われ始めた。
今度は、たちあがれ日本との数合わせを狙い始めたのだろうな。平沼達の反応はどうなんだろう。
菅直人首相(民主党代表)が「たちあがれ日本」(平沼赳夫代表)に対し、連立政権づくりに向け入閣を要請していたことが24日、分かった。たちあがれ日本は27日に緊急議員総会を開き対応を協議するが、党内には菅政権への協力に否定的な意見も根強く、調整は難航しそうだ。
たちあがれ日本の園田博之幹事長は24日夜、菅政権との連立について「あり得ない」と記者団に述べた。
関係者によると、首相は11月18日夜、公邸でたちあがれ日本の与謝野馨共同代表と会談し、同党からの入閣を要請。さらに民主党の岡田克也幹事長は12月22日に平沼氏らと都内で会談し、連立政権を目指した政策協議開始を求めた。たちあがれ日本側は回答を保留しているもようだ。
(東京新聞2010/12/25)
どの全国紙も書いてあるけれども、先月18日に菅と与謝野が密に会談を行っていた。そこで平沼入閣の話が持ち上がる。それを与謝野が平沼に伝えてから、連立の本格検討に入っていたとか。
たちあがれ日本が結党したのは4月10日。この時に掲げていた事が「打倒民主党」、「政界再編」だった。
もしも、菅達の話にあっさりと乗って、連立を組んだりしたら「たちあがれ日本」も「民主党」同じく完全な詐欺政党となるんじゃないのか。
たちあがれの議員の中には、「難解を打開する為にも連立を理解すべきだ」と言っている者もいるみたいだが、この日本をその難解の状態としているのが民主党だろう。その政党と連立を組んで、一体何の意味があるというのだ。訳が分からない。
連立に関しては27日に行われる緊急議員総会とやらで決定されるそうだが、強く否定する者もいれば決してそうでない者もいる様で、この議員達は果たしてどの様な決定を出す事となるのだろうか。
仙谷は自分達が野党時代の頃を全く忘れてしまっているのかな。あの時、どんな事をやっていたのかを。
仙谷由人官房長官は22日午前の記者会見で、自民、公明両党が、問責決議を受けた仙谷長官らが出席する国会審議を拒否する方針を示していることについて、「そんなことが通るのか。お互い、政治だからよく考えないといけない。法律論として絶対通らない」と批判した。
(時事通信2010/12/22)
安倍内閣でねじれ国会となってから、野党の頃の民主党は果たしてどれ位の審議拒否を行ってきていたんだろうか。
それも政策に関して、政府が大きな問題でも起したからというからではない。ほんの一寸した詰まらない事だけで、多くの事に審議拒否して国会での論議をストップさせてきていたよな。
その為に、安倍内閣、福田内閣、麻生内閣と3つの内閣があっという間に倒されて思い通りに政権交代が叶ったということなのだろう。
審議拒否されることが、では無くする事が如何に酷い事であるかが自分達が最もよく分かっているんだろうな、民主の皆さんは。
だから、自分達と同じ様に政権を倒されたく無い、せっかく奪い取った物を簡単に失いたくないと思っているのだろう。
現在の野党の審議拒否は、民主党の頃とは異なり、閣僚の行った無責任な行為などに対して行われているかと思われる。
これを避けたければ、問責決議を受けた閣僚を削除すればいいだけではないかと思われるのだが、菅内閣は何故行おうとはしない。
真に国会審議をを行おうとしていないのは、野党では無く、政府の側ではないかと思われてならないのだが。
これまで他人任せでいた、小沢の「政治とカネ」問題に関してやっと自ら動き、本日小沢と会談という事となった。
だが、誰にもその結果はほぼ読まれていたんじゃなかろうか。決別する事は間違いないだろうと。
菅直人首相(民主党代表)は二十日午前、首相官邸で小沢一郎元代表と会談した。首相が衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席するよう直接求めたのに対し、小沢氏は出席をあくまで拒否する考えを伝え、話し合いは決裂した。小沢氏の拒否を受けて、首相は会談後、記者団に対し、「党として物事を決めなければならなくなる」と述べ、小沢氏の政倫審招致の議決に踏み切る考えを示した。
両氏の会談が決裂したことによって招致をめぐる党内対立はさらに緊迫化した。首相は会談で小沢氏の「政治とカネ」の問題について「国会や選挙に悪い影響がある。全党的な立場で考えてほしい」と強調。通常国会や統一地方選挙への影響を回避するためにも政倫審に出席してほしいと求めた。
しかし小沢氏は「(自分の問題よりも)もっと大きな問題がある」と反論。首相の政権運営などが問題になっているとの考えを示した。また、小沢氏は「裁判を行うことが確定している私が、政倫審に出席しなければならない合理的理由はない」との理由を説明したとみられる。会談が不調に終わったことで首相や岡田克也幹事長は、年内の政倫審での招致議決を目指す。
一方、民主党内の小沢氏を支持する勢力は、首相や岡田氏の動きに対抗して、両院議員総会開催を求める署名を集めている。総会が開かれれば、地方選挙での相次ぐ敗北などで岡田氏らの責任を問う構え。政府・民主党内には、招致をめぐる党内対立が二〇一一年度予算編成に影響する可能性を懸念する声も出ている。
(東京新聞2010/12/20)
小沢は絶対に政倫審なんてのには出ない。強制起訴されてるんだから裁判が行われる。自分の白黒は司法でつけるんだと言い切ってたんじゃなかったか。
菅は会談する時に小沢がどんな姿勢で自分の前に立つのか、そんな事は頭から分かってた筈だ。だったらその場で、せめて自ら小沢本人にこの党から出て行ってくれ、と言うべきじゃなかったのか。
だが菅は結局は小沢に圧され切った形となったのだろうか、会談はただ物別れとなってしまった。そして、菅達は政倫審の議決を行う事を表明したと言う事だが、ただバカバカしいとしか言い様が無い。
政倫審には強制力は無い筈で、昨年には鳩山由紀夫が委員会過半数で「個人献金偽装問題」に関して弁明を受ける事となっていたが、本人は委員会に現れてはいなかった。
小沢に関して政倫審の議決が行われたとしても、鳩山と同じ事が行われる事は間違いの無い事。台本を完全に知られた茶番劇だ。何の意味も無い。
民主党は、小沢そして「政治とカネ」問題に関して何も明らかにしようとする意思が無い事の証なのか。更には小沢がいなくては何も出来ない、ちっぽけな政党だという証なのかもしれないな。
鳩山由紀夫という政治家は、一時内閣のトップとなる事となったが、日本の内外政を最悪の状態へと導いていく事となり、辞任する。そして、引退宣言までする。
だが、鳩山はあの宣言を撤回し、議員を継続すると改めて宣言してしまった。
民主党の鳩山由紀夫前首相は18日午後、地元の北海道苫小牧市で開かれる後援会会合に出席し、首相退任時に表明した政界引退方針を正式に撤回した。「国益に資する政治をさせていただくため、次の衆院選でも(皆さんと)行動を共にしたい」と述べた。
後援会の要請を受けた形だが、鳩山氏は野党時代、自民党の首相経験者が退任後に政治的な影響力を行使することを批判してきただけに、自身を例外に置く「ご都合主義」へ党内外の批判が集まる可能性がある。
鳩山氏は菅直人首相の政権運営や、小沢一郎元代表の国会招致問題をめぐる党内対立を懸念し、議員活動を続ける決意を固めたと周囲に説明している。
鳩山氏は退陣表明した6月、「首相を辞めた人が影響力を行使しすぎてはいけない。私は次の総選挙に出馬しない」と明言。その後、後援会から慰留が相次いだのを受け、10月に「議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている」と記者団に語り、撤回意向をにじませた。
(毎日新聞2010/12/18)
まず、鳩山前首相は大きな勘違いをしているのではないのだろうか。「期待を頂けるのなら」。冗談は止めて頂きたいものだ。こんな馬鹿に、期待をする者が果たしているのだろうか。
財源の在り方など何も検索する事は無く、ただ国民に注目される事だけを目的としたのだろうマニフェストを作成した鳩山達。
鳩山内閣は中身の無いマニフェストを元として政策を始めるが、何も進む訳が無い。どころか、頭から財源探し及び予算作成に悪戦苦闘し始めてたんじゃなかったか。
大きな声で「国外、最低でも県外」と叫んでいた普天間基地。自民党内でのいくつもの内閣が長い時間を掛けて、纏め上げてきていた一つの計画をあっという間に崩壊してしまい、民意無視で崩壊する前の形で日米合意してしまった。
あいつが引退宣言した時には、そのことに殆どの国民は同意していたろうな。さっさと辞めてくれと。
辞任した後も鳩山はうろちょろと勝手に動き回っていたんじゃなかったろうか。8月以降は何を思ってか、よく海外旅行を行っていた。中国、ロシア。更にベトナムや韓国。海外旅行を始める前に国連事務総長と会談を行った際に、「首相を経験した者として国益の役割にかなうかどうか考えたい」として、外交活動に積極的な意思を見せていた。
中国には「地球温暖化問題」に関して行き、ロシアには北方領土に関して向かった。何か成果はあったのか。
尖閣諸島問題で菅内閣に自分のパイプを使ってれば何とかなってたんじゃないのか、と批判していなかったろうか。だとすれば、自分自身が活動を行っていれば、日本の国益の役割にかなう事を示せていたのかもしれない。
そして北方領土問題は悪化しているとしか思えない。鳩山は、ロシアを訪問していた時に北方領土に関してメドベージェフと一体何を語りあっていたんだ。「入り込みたい時があったら、いつでも気楽に入ってくれ」そんな事でも言っていたんだろうか。
ベトナム訪問では鳩山は原発受注に貢献したといっている。だが、鳩山内閣では原発受注にロシアに敗退となっていた。失敗だろう。辞めた後に、政府の者達が頑張って第2の受注に成功したんじゃないんだろうか。
韓国には北朝鮮砲撃による被害者の弔問の為に訪問したらしいが、韓国の人々は誰も歓迎していなかったんじゃないだろうか、と思えてしまうんだが。何より鳩山が弔問に行って、一体何の意味があったんだ。
そして現在の民主党を作ったのは自分自身なんだと鳩山は語っているらしい。最後には国民の生活を第一にする政治を取り戻すため頑張っていきたいと語っている。自らマニフェストで訴えていた事をぶっ潰しているんだという事を認めているんだよな。
内閣を発足してからも日本をボロボロにして行き、国益の役割に全くかなう事の無い海外旅行を好きなようにやっていた坊ちゃん議員。こんな奴にいつまでもやってもらう必要がどこにある。
次の衆議院選挙にも立候補するとしたならば、ぜひとも落選させてもらいたいと思うのだが、果たしてどうなるのだろうか。
菅は、「雇用!雇用!雇用!」と国民の雇用を向上させるんだと叫びまくっていなかったろうか。だが、それも口だけの事だった様だな。
日米間の懸案だった在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の総額は、2011年度から5年間にわたって、現行水準(10年度で1881億円)を維持することで最終決着した。当初は大幅削減を目指した日本側が、日米同盟を重視する観点から譲歩した。ただ、菅政権の対応が米側からむしろ同盟軽視と受け取られるなど、擦れ違いも目立った。
仙谷由人官房長官は14日の記者会見で、「在日米軍は日米安保体制の抑止力の中核だ。日米同盟を一層安定的に運用していくという両国のメッセージだ」と述べ、思いやり予算に関して日米が合意したことの意義を強調した。
民主党は野党時代の08年、米軍基地を抱える他国より日本の負担水準が高く、ゴルフ場など娯楽施設への支出があることを問題視し、思いやり予算の根拠となる現行特別協定の国会承認に反対した経緯がある。
しかし、北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件など朝鮮半島情勢の緊迫化に加え、鳩山前政権下での日米同盟の揺らぎが尖閣諸島の漁船衝突事件を含め中国の強硬姿勢を招いたとの反省から、日米同盟重視の姿勢に転換した。
ところが、8月末の11年度予算概算要求で、防衛省が思いやり予算を一般国民の意見を参考に予算配分を決める「政策コンテスト」の対象としたため、米側は「重大な懸念」を表明。同省は、思いやり予算が「聖域」として全額確保されるとの見通しを伝えたが、米側の納得は得られなかった。
総額維持で実質合意した先月13日の菅直人首相とオバマ大統領の会談で、米側は「最大の成果だ」と共同発表を求めたが、日本側は国内の調整が済んでいないことを理由に拒否。政府関係者は「日米間にしこりが残ってしまった」と語った。
菅政権は野党時代の主張を踏まえ、米軍施設従業員労務費のうち、娯楽施設で働く430人分を削減することで「民主党らしさ」(首相周辺)を演出した。しかし、労務費削減には民主党支持の全駐留軍労働組合だけでなく、仲井真弘多沖縄県知事も反対しており、日米のもう一つの懸案である米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題にも微妙な影響を与える可能性もある。
(時事通信2010/12/14)
野党の時には強烈に批判しまくっていたんじゃなかったかなと思われる日米間の「思いやり予算」。政権交代してから、認める事となったのだろうか、削減するのでは無く現行水準で維持するとなっている。
全国の在日米軍基地では1万6千人余りの人々が日本人が労働しているらしい。菅は、米軍基地で働く「430人分を削減する」としているが、これは雇用を削減する事となるのではないのか。
自分達の詰まらないやり方でアメリカの機嫌を損ねた事を気にして、嫌な思いをそっくり一部の国民に被らせようとする。余りにもやり方がせこすぎるんじゃないのか。