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鳩山由紀夫という政治家は、一時内閣のトップとなる事となったが、日本の内外政を最悪の状態へと導いていく事となり、辞任する。そして、引退宣言までする。
だが、鳩山はあの宣言を撤回し、議員を継続すると改めて宣言してしまった。
民主党の鳩山由紀夫前首相は18日午後、地元の北海道苫小牧市で開かれる後援会会合に出席し、首相退任時に表明した政界引退方針を正式に撤回した。「国益に資する政治をさせていただくため、次の衆院選でも(皆さんと)行動を共にしたい」と述べた。
後援会の要請を受けた形だが、鳩山氏は野党時代、自民党の首相経験者が退任後に政治的な影響力を行使することを批判してきただけに、自身を例外に置く「ご都合主義」へ党内外の批判が集まる可能性がある。
鳩山氏は菅直人首相の政権運営や、小沢一郎元代表の国会招致問題をめぐる党内対立を懸念し、議員活動を続ける決意を固めたと周囲に説明している。
鳩山氏は退陣表明した6月、「首相を辞めた人が影響力を行使しすぎてはいけない。私は次の総選挙に出馬しない」と明言。その後、後援会から慰留が相次いだのを受け、10月に「議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている」と記者団に語り、撤回意向をにじませた。
(毎日新聞2010/12/18)
まず、鳩山前首相は大きな勘違いをしているのではないのだろうか。「期待を頂けるのなら」。冗談は止めて頂きたいものだ。こんな馬鹿に、期待をする者が果たしているのだろうか。
財源の在り方など何も検索する事は無く、ただ国民に注目される事だけを目的としたのだろうマニフェストを作成した鳩山達。
鳩山内閣は中身の無いマニフェストを元として政策を始めるが、何も進む訳が無い。どころか、頭から財源探し及び予算作成に悪戦苦闘し始めてたんじゃなかったか。
大きな声で「国外、最低でも県外」と叫んでいた普天間基地。自民党内でのいくつもの内閣が長い時間を掛けて、纏め上げてきていた一つの計画をあっという間に崩壊してしまい、民意無視で崩壊する前の形で日米合意してしまった。
あいつが引退宣言した時には、そのことに殆どの国民は同意していたろうな。さっさと辞めてくれと。
辞任した後も鳩山はうろちょろと勝手に動き回っていたんじゃなかったろうか。8月以降は何を思ってか、よく海外旅行を行っていた。中国、ロシア。更にベトナムや韓国。海外旅行を始める前に国連事務総長と会談を行った際に、「首相を経験した者として国益の役割にかなうかどうか考えたい」として、外交活動に積極的な意思を見せていた。
中国には「地球温暖化問題」に関して行き、ロシアには北方領土に関して向かった。何か成果はあったのか。
尖閣諸島問題で菅内閣に自分のパイプを使ってれば何とかなってたんじゃないのか、と批判していなかったろうか。だとすれば、自分自身が活動を行っていれば、日本の国益の役割にかなう事を示せていたのかもしれない。
そして北方領土問題は悪化しているとしか思えない。鳩山は、ロシアを訪問していた時に北方領土に関してメドベージェフと一体何を語りあっていたんだ。「入り込みたい時があったら、いつでも気楽に入ってくれ」そんな事でも言っていたんだろうか。
ベトナム訪問では鳩山は原発受注に貢献したといっている。だが、鳩山内閣では原発受注にロシアに敗退となっていた。失敗だろう。辞めた後に、政府の者達が頑張って第2の受注に成功したんじゃないんだろうか。
韓国には北朝鮮砲撃による被害者の弔問の為に訪問したらしいが、韓国の人々は誰も歓迎していなかったんじゃないだろうか、と思えてしまうんだが。何より鳩山が弔問に行って、一体何の意味があったんだ。
そして現在の民主党を作ったのは自分自身なんだと鳩山は語っているらしい。最後には国民の生活を第一にする政治を取り戻すため頑張っていきたいと語っている。自らマニフェストで訴えていた事をぶっ潰しているんだという事を認めているんだよな。
内閣を発足してからも日本をボロボロにして行き、国益の役割に全くかなう事の無い海外旅行を好きなようにやっていた坊ちゃん議員。こんな奴にいつまでもやってもらう必要がどこにある。
次の衆議院選挙にも立候補するとしたならば、ぜひとも落選させてもらいたいと思うのだが、果たしてどうなるのだろうか。