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これまで他人任せでいた、小沢の「政治とカネ」問題に関してやっと自ら動き、本日小沢と会談という事となった。
だが、誰にもその結果はほぼ読まれていたんじゃなかろうか。決別する事は間違いないだろうと。
菅直人首相(民主党代表)は二十日午前、首相官邸で小沢一郎元代表と会談した。首相が衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席するよう直接求めたのに対し、小沢氏は出席をあくまで拒否する考えを伝え、話し合いは決裂した。小沢氏の拒否を受けて、首相は会談後、記者団に対し、「党として物事を決めなければならなくなる」と述べ、小沢氏の政倫審招致の議決に踏み切る考えを示した。
両氏の会談が決裂したことによって招致をめぐる党内対立はさらに緊迫化した。首相は会談で小沢氏の「政治とカネ」の問題について「国会や選挙に悪い影響がある。全党的な立場で考えてほしい」と強調。通常国会や統一地方選挙への影響を回避するためにも政倫審に出席してほしいと求めた。
しかし小沢氏は「(自分の問題よりも)もっと大きな問題がある」と反論。首相の政権運営などが問題になっているとの考えを示した。また、小沢氏は「裁判を行うことが確定している私が、政倫審に出席しなければならない合理的理由はない」との理由を説明したとみられる。会談が不調に終わったことで首相や岡田克也幹事長は、年内の政倫審での招致議決を目指す。
一方、民主党内の小沢氏を支持する勢力は、首相や岡田氏の動きに対抗して、両院議員総会開催を求める署名を集めている。総会が開かれれば、地方選挙での相次ぐ敗北などで岡田氏らの責任を問う構え。政府・民主党内には、招致をめぐる党内対立が二〇一一年度予算編成に影響する可能性を懸念する声も出ている。
(東京新聞2010/12/20)
小沢は絶対に政倫審なんてのには出ない。強制起訴されてるんだから裁判が行われる。自分の白黒は司法でつけるんだと言い切ってたんじゃなかったか。
菅は会談する時に小沢がどんな姿勢で自分の前に立つのか、そんな事は頭から分かってた筈だ。だったらその場で、せめて自ら小沢本人にこの党から出て行ってくれ、と言うべきじゃなかったのか。
だが菅は結局は小沢に圧され切った形となったのだろうか、会談はただ物別れとなってしまった。そして、菅達は政倫審の議決を行う事を表明したと言う事だが、ただバカバカしいとしか言い様が無い。
政倫審には強制力は無い筈で、昨年には鳩山由紀夫が委員会過半数で「個人献金偽装問題」に関して弁明を受ける事となっていたが、本人は委員会に現れてはいなかった。
小沢に関して政倫審の議決が行われたとしても、鳩山と同じ事が行われる事は間違いの無い事。台本を完全に知られた茶番劇だ。何の意味も無い。
民主党は、小沢そして「政治とカネ」問題に関して何も明らかにしようとする意思が無い事の証なのか。更には小沢がいなくては何も出来ない、ちっぽけな政党だという証なのかもしれないな。