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昨日、西岡参議院議長が月刊誌に菅・仙谷を厳しく批判した論文が載せられている事が明らかとなった。
読んではいないけれど、当たり前の事を書かれているのだろうなと思えてしまう。だが、仙谷はとても納得がならないのだろうか。
仙谷官房長官は7日午前の記者会見で、西岡参院議長が月刊誌に寄せた手記で菅首相や仙谷氏の政権運営を批判していることについて「自分は西岡先生のように成熟度の高い政治家だと自負しているわけではない。非常に未熟な所が多々あることは謙虚に認める」と述べた。
一方で「(西岡氏は)国権の最高機関の長だ。憲法論、権力論はどう述べられているのか。問責を受けた官房長官がうんぬんかんぬんというのはどういう論理なのか」とも述べ、参院の問責決議に法的な拘束力はないとして、西岡氏の主張に疑問を呈した。
(読売新聞2011/01/07)
逆に仙谷の考える「憲法論」或いは「権力論」というのは、一体どの様なものなんでしょうか。
ろくな知識も無い自分なんかには、とても理解できない。ただ、野党の頃には参議院選挙で獲得した多くの議席というか権利を利用して、多くの審議拒否を行っていた。
更には、昨年2月にバチカン美術館での出来事がトラブルとして大きく報じられ、民主党は故中川財務大臣に対し問責決議案を提出した。そして、ここでも審議拒否する事をちらつかせていたんじゃなかったか。
故中川大臣は審議が進まないだろうと判断し、すぐに辞任した筈だよ。
また、昨年の7月には麻生首相に対しても参議院の権力を活用し、問責決議を可決した。それにより、故中川財務大臣とは異なり審議拒否に入る事を表明していた。
そして、福田内閣の時には6月の通常国会で政局目的だったのか何だか知らないが、民主党は問責質疑を可決しそのまま臨時国会へと進み、一気に退陣としたのではなかったか。
野党の頃のは、問責決議を可決した後には国民の生活の事など全く無視してくれて、政策に対する審議拒否を徹底的にやってくれていたよな。相手が総理大臣であろうと。
仙谷は、野党が自分に対して「問責決議を盾にして審議に応じないなら、国民の信頼を失う」と言ったらしいが、馬鹿馬鹿しいとしか言い様が無い。自分達がやっていた事を、自分で認めている事になるんじゃないのか。
しかも今回の問責は、政局云々ではないと思うのだが。本当に邪魔な閣僚には消えてくれと、誰もが願っていると思えてならないんだが。
日本の政策、そして国民の生活の事を真剣に考えてくれているんだったら、お前ら邪魔な連中はさっさとどっかに消えてくれ。そう思えてならない。