思い、そして感じた事をそのまま
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鳩山総理は、4日に沖縄訪問で名護市長との会談の後の会見で、非常に呆れた会見をしているな。
逃げ口上だったのだろう。昨年の選挙での公約は否定し、自分が喋ってた発言だったんだと。
「最低でも県外」党の考えではない…首相
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題で、同県を訪問中の鳩山首相は4日午後、移設先について「最低でも県外」と発言したことについて、「公約というのは選挙時の党の考えということになる。私自身の代表としての発言だ」と述べ、党の公約ではないとの考えを示した。
稲嶺進・名護市長と会談後、記者団の質問に答えた。
地元記者から「県外移設が困難な理由として日米同盟や抑止力の重要性を強調していたが、認識が浅かったのではないか」と問われたのに対し、首相は「海兵隊そのものは抑止力として沖縄に存在する理由にならないと思っていたが、学ぶにつけ、駐留米軍全体の中で海兵隊は抑止力として維持されるという考えに至った。『(認識が)浅かった』と言われれば、あるいはその通りかもしれない」と認めた。
今回の沖縄訪問について、首相は「もっと早く来いという(県民の)気持ちも含めておわびにうかがった」とした上で、「大変厳しい1日だった。『最低でも県外』との思いは、ほとんどの方からうかがい、厳しさを改めて実感した。私の考えはなかなか理解されなかったが、対話できて、(沖縄に)来て良かった」と感想を述べた。
(読売新聞2010/05/04)
民主党を指示している者達は、どのように思ったのかは知らないよ。
だけど、それ以外の殆どの者達は鳩山の発言を知って呆れるというか、怒りなど何も感じなかった者などはいなかったんじゃないのだろうか。
鳩山だけでは無い、民主党の議員達は昨年の衆議院選挙では堂々と普天間基地の国外、あるいは最低でも県外移設を行うという事を強調して訴えていた筈。
2009年9月16日、首相官邸の会見で鳩山は総理として下記の様にも語っている、
-引用-
言うまでもありません。この選挙、民主党あるいは友党は大きな闘いに勝利をいたしました。しかし、この勝利は民主党の勝利ではありません。国民の皆様方が期待感を持って民主党などに対して、一票を投じていただいた結果でございます。まだ歴史は本当の意味では変わっていません。本当の意味で変わるのは、これからの私たちの仕事いかんだと、そのように感じております。
私たちは、今回の選挙、国民の皆さん方のさまざまなお怒り、御不満、悲しみ、全国各地でそのようなものをたくさんちょうだいいたしてまいりました。何でこういう日本にしてしまったんだ、こんな故郷にしてしまったんだ、その思いを私たちはしっかりと受け止めていかなければなりません。そして、そこに答えをしっかりと出さなければならない大きな役割を私たちは担わなければなりません。
-中略-
そのためには、今までのように、国民の皆さんもただ一票を投ずればよいんだという発想ではなくて、是非政権にさまざまものを言っていただきたい。政権の中に参画をしていただきたい。私たちが皆様方のお気持ちをいかにしっかりと政策の中に打ち出していけるか否かは、国民の皆さんの参加次第にかかっているとも申し上げていいと思います。
私たちは、そんな中で今まではマニフェストというものをつくり上げてまいりました。子ども手当問題にしろ、ぼろぼろになった年金を何とか正していく、こういったテーマにしろ、そのための財源をどうするんだ、その思いの中で、私たちは無駄遣いを一掃しなきゃならん、まずは無駄遣いを一掃するべきだ、その発想の中で行政刷新会議というものをつくり上げてまいりました。
-引用-
そして、民主党のマニフェストの中には何故だか具体的には記していなかったが、7・外交に「在日米軍基地のあり方についても 見直しの方向で臨む」と記してある。
民主党は、公言でハッキリと普天間基地は国外、あるいは県外へ移設と言っていたのだ。マニフェストにある「見直し」の意味は、国外、あるいは県外移設と判断して間違いないのではないのか。
そして、名護市長との対談の後に、非常に呆れたというよりも信じられない発言をしているな。
鳩山は、海兵隊の存在の意味を総理となってから学んだと語っていたが、これはどういう意味なのだろうか。
単なる猿芝居とも思えてしまう。現行案を修正した政府案を肯定しようとする為だけに。
そうでは無く、本当に総理となってから学んで理解していったというのであれば、単なるバカだ。
日本周辺には中国や北朝鮮など、常に意識していなければならい国があるではないか。自衛隊は、これらに均衡した軍事力を持っているのだろうか。
抑止力というのは、近隣諸国と均衡の軍事力を持たなければならないとされている筈。もしも、日本から米軍が去る様な事があれば、同時に抑止力も非常に危なくなってしまう。
日本の安全を真剣に考えていない者などに、総理大臣となる資格など無い。
鳩山は、日本国民全員を愚弄し騙しまくってくれた。総理だけでは無く、国会議員もさっさと辞めてもらいたい。
鳩山は、日本国民全員を愚弄し騙しまくってくれた。総理だけでは無く、国会議員もさっさと辞めてもらいたい。
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やはり鳩山内閣は、小沢一郎に仕切られているんだろうな。そして、鳩山は小沢には何も抵抗が出来ない。
高速上限料金を再検討 小沢氏、値上げに異論
政府・民主党は二十一日夜の首脳会議で、六月に導入予定の高速道路の上限料金制について、再検討する方針を決めた。小沢一郎幹事長ら党側が近距離では実質値上げとなることに異論を唱え、見直しを求めた。
小沢氏は首脳会議で「マニフェストで高速道路無料化と言っているのに、料金が値上げされるのはおかしいではないか。このままでは国民の納得は得られない」と指摘。平野博文官房長官は「引き取らせてください」と国土交通省に再検討させる考えを示した。
上限料金制に対しては、野党や道路利用者から「公約違反」と批判を受けており、このまま導入すれば夏の参院選に悪影響を与えるとの声が党内に高まっていた。
新制度への移行に伴い、現行の「休日上限千円」などの割引制度の廃止で浮いた財源を高速道整備に活用できるようにする道路財政特別措置法改正案が衆院で審議入りしており、政府は早期成立を目指していた。
同改正案をめぐっては、民主党の川内博史衆院国土交通委員長が一時反対を唱えたほか、国民新党も「事前に説明がなかった」と不満を表明していた。
(東京新聞2010/04/22)
高速道路の上限料金制に関しては、民主党議員からも見直しの声が上がっていたが、鳩山達は鳩山達は聞き入れようとはしなかった。
だが、小沢が一声掛ける様に意見を言えば、あっという間に「見直し再検討」となってしまう。
小沢は選挙を意識しての意見だったのだろうが、それに簡単に従ってしまう鳩山。小沢の操り人形である事を実証したのだろうか。
しかし不安定な政権だ。前原が切り込めば、見直しは行わず現行案を成立する事で進めるとなり、成立後に「引き下げの方向で調整する方針を固めた」らしい。
引き下げの方針が有るんなら、何も成立後に延期せずに成立前にやればいいだろうに。
鳩山達は、この法案を自分達の遊び道具と勘違いしているんじゃないだろうな。で無かったら、自分の都合や感情だけで動かそうという事は無いだろう。
4月9日、前原国交相が高速道路に上限料金制を導入する事を発表したが、四国4県に暮らす者達にとっては、いい気しなかったんじゃないのかな。
本州から四国へ渡る本四連絡道路の料金が、1000円高く設定されているんだから。
4県知事、上限料金引き下げ要望 本四連絡道路
四国4県の知事は21日、国土交通省が6月に導入する予定の高速道路の上限料金制で割高となる本州四国連絡道路の料金を引き下げ、他の高速道路と同じにするよう求める要望書を国会内で民主党の生方幸夫副幹事長に手渡した。
その際に飯泉嘉門徳島県知事は「四国だけが上乗せされており、観光や産業に大打撃を与える」と訴えた。これに対し生方氏は「不公平だと思う。国交省に配慮すべきだと強く言う」と応じた。4県は国交省にも同じ要望書を出した。
要望書は「厳しい財政状況の中で本四道路に出資するなど地元としてできる限りの協力をしている」として、料金で格差を設けるのは「社会的、経済的な平等、地域振興の観点から受け入れられない」と批判。料金を全国一律にすることに加え、影響を受けるフェリーなどの公共交通機関への支援を求めた。
新料金制では本四道路の上限が普通車3千円、軽自動車2千円に対し、他の高速道路では普通車2千円、軽自動車千円となっている。
(共同通信2010/04/21)
前原は、テレビ番組なんかでこの事に関して問われた時には、四国4県からは不満は無いかのように発言していて、
-引用-
しかし、13日閣議後会見に臨んだ前原国交相は「四国4県の知事さんの反応を見ると、愛媛県、高知県の知事さんは、JR四国やフェリーへの配慮をしてもらったという肯定的なコメントもしている」と、取り合う様子はない。
-引用-
と、いった事も間違い無く言っていたよ。
高知のニュースなんかでは、尾崎知事がその様な発言をしたかしなかったなどといった情報は一切流れていなかったので、これまでは何とも思えなかった。
だが尾崎知事などの行動を見ると、前原の発言の通り高速道路の上限料金引き上げを肯定していたとは思えない。
他の3県も同じ様に思っている人が多くいるのかもしれないけれど、高知に住む自分は「前原に騙された」と思えてならないよ。
何よりも鳩山達は、高速道路を無料化していく事によって地域の経済を活性化していくんじゃなかったのか。
逆に高速道路の料金制を変える事で、四国の地域の経済を苦しめようとしてくれている。
経済への影響は、暮らす者達の生活にも関わってくるんじゃないだろうか。やはり、前原達は地域に暮らす者達の生活の事など一切考えていなかったんだろうな。
そして自分達の思い通りにしたいと思ったら、地域の者達を騙そうとする事も平気でやろうとするんだな。
本当に呆れたよ。
今国会の予算委員会では呆れた事に遅刻をする閣僚が3人もいたが、それに関して4月9日に馳浩議員が質問趣意書を提出していた。
「日程管理が不十分」原因=3閣僚の予算委遅刻-政府答弁書
政府は20日午前の閣議で、3月3日の参院予算委員会に原口一博総務、前原誠司国土交通、仙谷由人国家戦略担当の3閣僚が遅刻した原因は「事務的な日程管理が不十分であったため」などとする答弁書を決定した。答弁書はその上で「今回のような事案はあってはならない」とした。自民党の馳浩衆院議員の質問主意書に答えた。
(時事通信2010/04/20)
馳浩は、3閣僚が遅刻の原因を「事務方のミス」としていた事に対して、民主党は「政治主導が看板であり、民主党政権では国会対策や日程管理は政治家である政党三役が責任を持つ筈」だとして、どうして遅刻をしたのかと質問主意書を提出していた。
なのに、結局は「事務方の日程管理が不十分だった」として、官僚に責任転嫁しようとしているのだろうか。
マニフェストに載っているが、鳩山政権の政権構想の5原則の原則1に「官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」となっている。
馳浩の質問主意書への答弁書を決定している時には、民主党の議員達は自分達のこの原則もすっかりと忘れてしまっているんだろうね。
4月12日、核安全保障サミットの夕食会で行われた鳩山とオバマの僅か10分の非公式会話。
鳩山はワシントンへ向かう前には、オバマに自ら意見をするんだと少しは息巻いていたのかもしれないが、オバマは見切る為に会話を行っていたのかもしれないな。
米の鳩山政権不信、頂点…5月決着「期待せず」
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、オバマ米大統領が12日の非公式会談で鳩山首相の協力要請を「きちんと最後まで実現できるのか」と突き放したことは、両首脳間にもはや信頼関係が成り立っていないことを示した。
大統領が首相に直接不信感を伝えたことで、米政府全体で鳩山政権と距離を置く姿勢が一段と強まりそうだ。
普天間問題をめぐるオバマ大統領の厳しい態度について、首相は15日、記者団に「進展がないと言われたなど、そんな話は一切ない」と否定した。
しかし、関係筋は「大統領は確かに発言した。大統領の言葉を訳したのは極めて優秀な通訳で、首相に伝わっていないはずがない」と指摘する。
会談について、米政府の関係筋は「本来は鳩山首相から『早期決着の約束を守れずに申し訳ない』と謝り、自分の責任で決着させると言うべきだった。首相は逆に、岡田外相とルース(駐日米)大使に協議させる、と人ごとのようだった。大統領も堪忍袋の緒が切れたのではないか」と解説する。
過去の日米首脳会談では、90年代の貿易摩擦などの際、大統領が日本の対応を批判するなど双方の主張がぶつかったことはあるが、大統領が首相個人に対する不信感を口にするのは、極めて異例だ。
日米双方は今回の会談について、厳しく情報管理をしており、日本政府内では「大統領に相当厳しいことを言われたに違いない」との憶測が流れていた。
普天間問題で移設先の地元や与党内の合意形成などが一向に進んでいないため、米政府内ではこのところ、夏の参院選など日本の政治情勢への関心が高まっている。
ある関係筋は「『5月末決着』は日本が勝手に言っていることで、我々は期待もしていない。むしろ5、6、7月の日本の状況を注視している」と語る。
米政府が鳩山政権と距離を置く姿勢を示しているのは、実現不可能な案と知りながら協議のテーブルにつけば、鳩山政権が普天間移設問題を決着できない責任を米側に押しつけようとするのではないか、と懸念しているためだ、との見方も出ている。
岡田外相が14日、ルース大使に実務者協議の開始を改めて要請した際も、ルース大使は外相と直接面談せず、電話のまま、「その必要はない」と拒否した。今月中に予定されていたキャンベル国務次官補の訪日延期と合わせ、米側の鳩山政権に対する不信感は頂点に達しているといえる。
(読売新聞2010/04/18)
2009年11月13日に、鳩山はオバマと首相官邸で首脳会談を行っている。そして日米共同首脳会談で、鳩山は、
-引用-
自分より、ハイレベルのワーキング・グループを設置して、できるだけ早い時期に解決をすることを申し上げ、その中での自分の決意を申し上げた。
-引用-
と語っていたが、オバマは下記の様に語っていた。
-引用-
鳩山総理が指摘したように、我々は本件について議題について議論を行った。日米両国は在沖米軍の再編に関する二国政府間合意の実施に焦点をあてるハイレベルのワーキング・グループを設置した。我々は、本件作業が迅速に(expeditiously)完了することを期待している。
-引用-
オバマが、この時点で迅速に完了する事を求めていた事は、鳩山達が衆議院選挙で訴えていた事では無く、「現行案」である事は間違いないんじゃないのだろうか。
そして鳩山は、この会談で「プリーズ・トラスト・ミー」(私を信じてほしい)と語っているし、オバマも「オーケー」(承認)と応えていたらしい。
オバマは「現行案」の合意には、日米両国はワーキング・グループを設置し、作業を行ってきたと発言しているのではないのだろうか。
鳩山はこの日米二国間の合意を無視し、鳩山政権独自の移設先を提案しようとしていたのかもしれない。
しかし、オバマは改めて日米による在沖米軍の再編に関するワーキング・グループを設置する意思など無かっ事は間違いないだろう。
オバマが強く求めていた事は「現行案」であり、それに対し「信じてくれ」と鳩山が発言し、オバマが承諾していたのであれば、この首脳会談で互いに「現行案」に合意し、進めていくと確認していたのではないのだろうか。
だが、鳩山は即座にオバマを裏切る様な発言を行うし、更には「現行案」を無視し他の移設先を提示しようとしている。
鳩山政権だけで移設先をアメリカ、或いは地元住民へいきなり提示してもどうにもならない事は、これまでの日米間の十数年間の作業を見て来ている鳩山達にも分かっている筈。
にも拘らず、その様な行動を見せられているアメリカ。
昨年の日米首脳会談では、できるだけ早く解決して行く事で同意していたのではないのだろうか。だが、鳩山政権は普天間基地問題に真剣に取り組んでいるとは思えない。
もしも徳之島などへの移設を諦め、「現行案」に戻すなどといい加減な事を言い始めたとしても、沖縄の人々は認める事は無いのではないのだろうか。
日米間により十数年も掛けてまとめてきた「現行案」を、それに替わる案を何も用意をせずにあっさりと「廃止」してしまった、鳩山政権の責任はもの凄く大きいのではないのだろうか。
オバマがこの鳩山政権を全く信用しなくなったのは当然だろうし、もしかすると鳩山によって日本に対する信頼感も薄くなってきているのかもしれない。