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4月12日、核安全保障サミットの夕食会で行われた鳩山とオバマの僅か10分の非公式会話。
鳩山はワシントンへ向かう前には、オバマに自ら意見をするんだと少しは息巻いていたのかもしれないが、オバマは見切る為に会話を行っていたのかもしれないな。
米の鳩山政権不信、頂点…5月決着「期待せず」
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、オバマ米大統領が12日の非公式会談で鳩山首相の協力要請を「きちんと最後まで実現できるのか」と突き放したことは、両首脳間にもはや信頼関係が成り立っていないことを示した。
大統領が首相に直接不信感を伝えたことで、米政府全体で鳩山政権と距離を置く姿勢が一段と強まりそうだ。
普天間問題をめぐるオバマ大統領の厳しい態度について、首相は15日、記者団に「進展がないと言われたなど、そんな話は一切ない」と否定した。
しかし、関係筋は「大統領は確かに発言した。大統領の言葉を訳したのは極めて優秀な通訳で、首相に伝わっていないはずがない」と指摘する。
会談について、米政府の関係筋は「本来は鳩山首相から『早期決着の約束を守れずに申し訳ない』と謝り、自分の責任で決着させると言うべきだった。首相は逆に、岡田外相とルース(駐日米)大使に協議させる、と人ごとのようだった。大統領も堪忍袋の緒が切れたのではないか」と解説する。
過去の日米首脳会談では、90年代の貿易摩擦などの際、大統領が日本の対応を批判するなど双方の主張がぶつかったことはあるが、大統領が首相個人に対する不信感を口にするのは、極めて異例だ。
日米双方は今回の会談について、厳しく情報管理をしており、日本政府内では「大統領に相当厳しいことを言われたに違いない」との憶測が流れていた。
普天間問題で移設先の地元や与党内の合意形成などが一向に進んでいないため、米政府内ではこのところ、夏の参院選など日本の政治情勢への関心が高まっている。
ある関係筋は「『5月末決着』は日本が勝手に言っていることで、我々は期待もしていない。むしろ5、6、7月の日本の状況を注視している」と語る。
米政府が鳩山政権と距離を置く姿勢を示しているのは、実現不可能な案と知りながら協議のテーブルにつけば、鳩山政権が普天間移設問題を決着できない責任を米側に押しつけようとするのではないか、と懸念しているためだ、との見方も出ている。
岡田外相が14日、ルース大使に実務者協議の開始を改めて要請した際も、ルース大使は外相と直接面談せず、電話のまま、「その必要はない」と拒否した。今月中に予定されていたキャンベル国務次官補の訪日延期と合わせ、米側の鳩山政権に対する不信感は頂点に達しているといえる。
(読売新聞2010/04/18)
2009年11月13日に、鳩山はオバマと首相官邸で首脳会談を行っている。そして日米共同首脳会談で、鳩山は、
-引用-
自分より、ハイレベルのワーキング・グループを設置して、できるだけ早い時期に解決をすることを申し上げ、その中での自分の決意を申し上げた。
-引用-
と語っていたが、オバマは下記の様に語っていた。
-引用-
鳩山総理が指摘したように、我々は本件について議題について議論を行った。日米両国は在沖米軍の再編に関する二国政府間合意の実施に焦点をあてるハイレベルのワーキング・グループを設置した。我々は、本件作業が迅速に(expeditiously)完了することを期待している。
-引用-
オバマが、この時点で迅速に完了する事を求めていた事は、鳩山達が衆議院選挙で訴えていた事では無く、「現行案」である事は間違いないんじゃないのだろうか。
そして鳩山は、この会談で「プリーズ・トラスト・ミー」(私を信じてほしい)と語っているし、オバマも「オーケー」(承認)と応えていたらしい。
オバマは「現行案」の合意には、日米両国はワーキング・グループを設置し、作業を行ってきたと発言しているのではないのだろうか。
鳩山はこの日米二国間の合意を無視し、鳩山政権独自の移設先を提案しようとしていたのかもしれない。
しかし、オバマは改めて日米による在沖米軍の再編に関するワーキング・グループを設置する意思など無かっ事は間違いないだろう。
オバマが強く求めていた事は「現行案」であり、それに対し「信じてくれ」と鳩山が発言し、オバマが承諾していたのであれば、この首脳会談で互いに「現行案」に合意し、進めていくと確認していたのではないのだろうか。
だが、鳩山は即座にオバマを裏切る様な発言を行うし、更には「現行案」を無視し他の移設先を提示しようとしている。
鳩山政権だけで移設先をアメリカ、或いは地元住民へいきなり提示してもどうにもならない事は、これまでの日米間の十数年間の作業を見て来ている鳩山達にも分かっている筈。
にも拘らず、その様な行動を見せられているアメリカ。
昨年の日米首脳会談では、できるだけ早く解決して行く事で同意していたのではないのだろうか。だが、鳩山政権は普天間基地問題に真剣に取り組んでいるとは思えない。
もしも徳之島などへの移設を諦め、「現行案」に戻すなどといい加減な事を言い始めたとしても、沖縄の人々は認める事は無いのではないのだろうか。
日米間により十数年も掛けてまとめてきた「現行案」を、それに替わる案を何も用意をせずにあっさりと「廃止」してしまった、鳩山政権の責任はもの凄く大きいのではないのだろうか。
オバマがこの鳩山政権を全く信用しなくなったのは当然だろうし、もしかすると鳩山によって日本に対する信頼感も薄くなってきているのかもしれない。
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