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自民党内では、ただ執行部を批判しているだけで何も行動を示そうとしなかった注目の舛添が、自民党外で何やら行動を示したようですね。
舛添前厚労大臣 橋下・東国原両知事と連携模索
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/poli_news.html?now=20100414212945
参議院選挙前の新党結成も視野に入れている自民党の舛添前厚生労働大臣に新たな動きです。大阪府の橋下知事や宮崎県の東国原知事と政策面での連携を模索していることを明らかにしました。
自民党・舛添前厚生労働大臣:「(橋下大阪府知事とは)大阪の特区構想、大阪独立国構想を連携して一緒にやろうと」「東国原知事も昔からの友人なんで、あす東京に来るので、そこで議論しようと」
舛添氏は、近くまとめる政策集に、地域経済の活性化や地方分権を進めるため、大阪府で独自の規制や税率を導入する「大阪独立国構想」を盛り込んでいて、橋下知事からも賛同を得ているとしています。また、東国原知事とも15日午後に会談し、過疎地域の活性化について意見交換して連携を深めたい考えです。舛添氏は「あらゆる可能性は、すべてオープンだ」と述べて、自民党が体制刷新をしない限り、参院選前の離党、新党結成もあり得るという考えを改めて示しました。一方、13日夜に橋下知事と会談した東国原知事は、橋下知事との連携には意欲を見せたものの、舛添氏との新党結成には消極的な考えを示しました。
東国原宮崎県知事:「(橋下知事と)新党の話はしたが、我々が立ち上げるようなことはない。新しい動きをするなら、橋下さん以外に考えられない、パートナーとしては」
その橋下知事は、19日に自らが代表の地域政党「大阪維新の会」を立ち上げる予定です。橋下知事の周辺は、「まずは地域政党の発足が最優先で、国政への進出はない」と舛添氏との新党結成は否定しています。
(ANN2010/04/14)
舛添は「舛添レポート」の中に「大阪独立国構想」なんて事が書かれてある。これは中国が過去にやった事をモデルとした「一国二制度」。
日本もこれをやらなきゃいけない、としているらしい。
こうった政策提言を発想する事は、自由だし大いに結構な事ではないのだろうか。
何故だか舛添は、この政策を橋下や東国原なんかに向けている。
だけど舛添は自民党議員の筈だ。良き政策を発想したのであれば、まず執行部などに向けて叩き付けるべきではないのだろうか。
舛添は活発にアピールしているじゃないか。自民党の再生では無く、新生が大事なんだと。そして党の抜本的な改革を行わなければならないとも主張している。
何よりも、その一つの大きな課題となるのは「政策」となるんじゃないのだろうか。
表看板を気にして、必死になって執行部などと喧嘩をしている若手などがいるようだが、あいつらも本当に党の事を考えているんだったら、詰らんアピールなんかやってるんじゃ無く、党の為の「政策」といった事に目を向けていってもらいたいと思うんだが。
自民党は基本方針で平成22年1月24日に示している「平成22年綱領」を元として、外交・経済その他のあらゆる政策を作成し、基本的にこれからどの様に行っていくのかを示し、主張しなければならない筈だ。
自民党の新生を真剣に考えているのであれば、舛添は橋下や東国原に政策提言を向けるのでは無く、自民党本部へ向けるのが本当なのではないかと思うのだが。
因みに、石破政調会長は下記の様に語っているようだが、
舛添氏に苦言=石破自民政調会長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010041400385
自民党の石破茂政調会長は14日午前の記者会見で、東国原英夫宮崎県知事と15日に会談する同党の舛添要一前厚生労働相について「自民党の政策を議論する過程に参加しないで、『こういう政策は駄目だ、だから東国原氏や橋下徹大阪府知事と政策を議論する』というのは政党人としてどうか」と述べ、苦言を呈した。
(時事通信2010/04/14)
舛添が、真剣に自民党の事を考えている様には思えなくなってきたね。