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女子フィギュアで必ずメダル獲得するだろうと思われていたろう浅田真央。だが、予想外な展開がSPで発生してしまう。

浅田の前に、村上、鈴木もミスが出ていい成績がでない。更に、浅田の前の選手達が素晴らしい滑りを見せる。
そして、日本からの大きな期待が強いプレッシャーとなっていたのだろうか、体は緊張し、心にもゆとりは無くなり、全くの思い通りの滑りが出来なかった。その為に、全く予想外な成績に終ってしまう。

この時点で、3人のメダル獲得は無いな。ただ、フリーでどれだけの滑りを見せてくれるか、それだけを意識していたが。
今朝のハイライトで見てみると、村上も、鈴木も、そして浅田も見度とに滑り切る。浅田は6種類の3回転ジャンプを8回行う「エイトトリプル」とされる、女子フィギュアでは最も難しい演技構成を演じ切り、浅田は自己新となる142.71の得点を獲得した。

浅田の自己新を上回る得点を獲得する演技を行ったのは、優勝したロシアの選手とキム・ヨナだけではなかったろうか。
2連覇を逃したキム・ヨナに関し、韓国のメディアはIOCやロシアに対し不公平な評価をしたんじゃないかと、馬鹿げたいちゃもんを付けているが。

SPでは、全く納得できない惨めと思う滑りを演じてしまったろうと思うが、フリーではこれまでの努力の成果を発揮しきる様な、滑りを演じ切ったんじゃないだろうか。

メダルが獲得できたか否かなど関係無く、力を出し切る様に滑り演じれた事をとても満足しているんじゃないだろうか。
浅田だけじゃ無く、今大会で引退する事を表明していた鈴木も。

そして、浅田、鈴木、村上のフリーの演技を見せられた日本の多くの人々は、SPの事など忘れ、興奮し、彼女達に満足していたのかもしれない。
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