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6日に菅は官邸で記者会見を行っているが、臨時国会で行った事、来年の向かい行おうとする事を国民に説明したいと言ってたらしいが、本当にしてくれてたんだろうか。
「慎重に言葉を選んで発言して『元気がない』と受け止められた面がある。これからはできるだけ率直に国民に直接訴えたい」--。菅直人首相は6日の記者会見の冒頭、政権浮揚に向けて自身の発信力強化に努める考えを明らかにした。実際、首相はこの日はほとんどメモに目を落とさずに、質疑に答えた。
記者会見では記者から、政権運営について「目の前のボールを打ち返すのに精いっぱいに見える」との指摘も出た。これに対し、菅首相は「(連日の国会)審議で、朝5時起きでずっとやってきた中で、そう見えたかもしれない」と釈明した。
その上で、所信表明演説で挙げた社会保障など五つの重要課題に関し「野党の代表質問に(演説を)真正面から受け止めた質問が少なかった。報道も多くの論評を頂けず残念だ」と語り、野党やメディアへの不満も「率直」に訴えた。
(毎日新聞2010/12/06)
最初の冒頭発言では好きな様に喋ってるかもしれないけれど、記者会見となれば社民党との連携、普天間問題が多いみたいで、最後にTBSの記者が今の政権が「目の前のボールを打ち返すのに精いっぱいに見える」と指摘する質問を行っている。
その質問に対して、一般の人には分かってもらえないかもしれないきついスケジュールがあり、色々な発信をする余裕が無かったとしている。
その例えに、APECの前にはG20があった。更にその前の3日間には、7時間と6時間の一般質疑、集中審議を朝5時に起きてからずっとやってたんだと、言ってたらしい。
だが、総理大臣ともなればハードなスケジュールがまとわり付くなんて事は当たり前なんじゃないの。その内容を一般の者達が分かる訳が無い。
何より、そんな言い訳するなんて可笑しくないか。真剣に総理という役目に付いたのなら、どれだけハードなスケジュールであろうと、その仕事を果たそうとする事が当たり前だろう。
そんな気も無く、ただ言い訳しようとするんだったら、さっさと辞めろとしか言い様が無い。
過去を振り返ってみて、岡田達は自分達のやってきた事をとても恥ずかしいと思ってるんだろうな。
民主党の岡田幹事長は4日、仙谷官房長官らが参院の問責決議可決後も辞任していないことに野党が反発し、来年の通常国会でも審議拒否を続ける構えを示していることを、「問責に名を借りた審議拒否だ」と批判した。
また、鳩山前首相らが内閣改造を求めていることについて、「人事は首相の専権だ」と自制を求めた。熊本市で記者団の質問に答えた。
民主党の枝野幸男幹事長代理は岐阜市での記者会見で、社民党との連携について、「社民党の意見を予算、税制を含めて内政面ではしっかり反映するような緊密な連携が大事だ」と述べ、2011年度予算案などに主張を取り入れたいという意向を示した。
(読売新聞2010/12/04)
岡田は過去に自分達がやってきた事を、自ら批判しているんだろうな。
思い返してみて、もの凄く情けない、みっともない事をしまくってたんだなと反省しなければ審議拒否を批判する事なんて、とても出来ないだろうから。
出来る事なら、現在の野党への批判だけでは無く、自分達が野党の時にやってきた事の謝罪も一緒にやってくれると、何だか嬉しく思うんだが。無理だろうか。
菅直人は、現在総理であると同時に民主党代表である筈だ。となれば、総理として閣僚に指示を出すこともあれば、党代表として指示を出す事もあるんじゃないのだろうか。
首相「小沢氏は国民に説明を」=資金提供、党調査は行わずと岡田氏
菅直人首相は2日夜、小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」が、同氏関連の政治団体「改革フォーラム21」から受けた寄付金を元手に、昨年の衆院選前に同党の候補者89人に計4億4200万円を提供していたことについて、「小沢氏にも国民によく理解できるような説明をしてもらいたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
改革フォーラム21は、小沢氏らが結成した旧新生党の資金を引き継いだ政治団体。民主党の岡田克也幹事長も同日の記者会見で、「(政治団体の資金は)その政治団体の趣旨に賛同した人の寄付か、党だったときの立法事務費。解党時に関係者が資産などについて整理するか、国庫に返納するというのが本来ではないか」と指摘し、小沢氏の資金提供は不適切との認識を示した。
ただ、「民主党とは違う話なので、民主党が調査することではない」と述べ、党として調査はしない考えを示した。
(時事通信2010/12/02)
菅は昨年の衆議院選挙で、小沢が民主党の議員の一人として行った行為に関して「小沢氏にも国民によく理解できるような説明をしてもらいたい」としている。
これは、閣僚へ行っている指示とは思えない。民主党が行った選挙に関して、党代表として党内に指示を出しているのではないのだろうか。
小沢の行った行為は、他の民主党議員が多く関わっていると報じらている筈。となれば、小沢一郎個人では無く民主党も関わっている問題と理解していいだろう。
岡田は「民主党とは違う話なので、民主党が調査することではない」と拒否をする。
菅投手は「国民のために説明をしろ」とこの問題の調査を指示するが、党幹部である岡田幹事長は党とは関係ないとしてそれを拒否する。
これは最初から台本を作っていた芝居なのではないのか。だとしたら2人とも詰まらない役者だな。
枝野は全国のプロ野球ファンなど、野球を好みとしている人々を馬鹿にしているのか。
民主党の枝野幸男幹事長代理は2日、前原グループの定例会で、菅直人政権の運営を野球にたとえ、「苦しい時に大振りするとケガをする。ファウルを積み重ね、フォアボール(四球)で1点取るくらいの粘りでいこう」と呼びかけた。
枝野氏はスポーツ観戦好きで知られる。前原グループの重鎮、仙谷由人官房長官らへの問責決議が可決された菅政権の苦境の打開策を述べたつもりのようで、「風当たりの強い年末になる。歯をくいしばってがんばろう」とも呼びかけた。
だが、いかにも弱気な作戦に参加者は意気消沈。「ホームランで逆転とはいかないのか」(中堅)とぼやき声もあがった。
(産経新聞2010/12/02)
四球一つで点が入るという事は、満塁でなくてはならない。しかも民主党政権は非常に苦しい状況である事は間違いないんだろう。
枝野も「苦しい時に大振りするとケガをする」と言っている。一点も取れずに終わってしまう。試合の流れは完全に相手へと向かってしまい、もう自分達は御終いなんだと自覚しているんだろうな。
野球の展開で勝手に想像してみれば、何点差か知らないがリードされていて、終盤に2アウト満塁という追い詰められた状態。
こんな時に、ただ「ファウルを積み重ね、フォアボール(四球)で1点取るくらいの粘りでいこう」と非常に弱気な事を意識する。逆に強気の意識を持って攻めようとするのが当たり前なんじゃないかと思うのだが。
ぼやき声が上がったらしい、他の議員達の気持ちが分からないでもないよ。
民主党の大きな応援団体である連合。菅政権では7月以来2回目の会談らしいが、しっかりと応援しているからこそ、今回は厳しい批判もあったのだろうか。
民主党の最大の支持団体である連合の古賀伸明会長が1日午前、菅直人首相に直接、苦言を呈した。首相官邸で開かれた定例の政府・連合トップ会談で、古賀氏は民主党政権について「政治とカネや外交・防衛などで国民の視線は厳しい」と指摘。「危機感、緊張感を持って国民の声を重く受け止める必要がある」と注文をつけた。
会談で首相は、来年度予算の編成に向け「12月や1月初めは重要な時期。これからも連合の皆さんのご支援を」と要請。古賀氏は「連合はこれからも政権の応援団として、全力で支えたい」と応じたものの、「率直に言うが、組織や地域から民主党政権に対して様々な声が届けられている」などと語り、産別労組や地方組織に不満や不信が高まっている現状を訴えた。
苦言の背景には、来春の統一地方選を前に民主党の選挙を支える連合の危機感がある。首相は「古賀会長が言ったことをきちっと受け止めながら、政権運営をしないといけない」と述べた。
(朝日新聞2010/12/01)
応援している団体なんだから、普通であれば状況が悪ければそれを応援するような言葉を掛けてやるのが当たり前ではないかと思うが、民主党政権のやっている事に厳しい指摘を掛けていた。
その中には、「政治とカネ」、尖閣諸島に関する「外交・防衛」、或いは事業仕分けで影響を受けているかもしれない経済面でも厳しく指摘をされている。
2011年4月には地方統一選挙がある。連合はこの事をとても気に掛けているんだろうか。
国民にだらしない政策を見せるのでは無く、支持率を上げる事の出来る政策をやってくれと、激しく注文を出したのかもしれない。
連合会長は「国民視線」は厳しいとして指摘したが、その中に「国民」の意識は無かったろう。あったのは、政権の支持率をどの様にしてあげるかだけではなかったのか。