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16日午後に、今年初めての民主党大会が行なわれたが、小沢による完全な独裁体制である事が明らかとなったのではないのかな。
民主党大会:異様な緊張感 小沢氏批判できない現状凝縮
http://mainichi.jp/select/today/news/20100117k0000m040107000c.html
石川知裕議員らが逮捕される中で開かれた16日の民主党大会。会場全体に緊張感が漂う異様な雰囲気で、会場を埋めた約2000人の参加者には、政権交代実現後初の党大会という高揚感はなかった。検察批判を展開する小沢一郎氏に異論は出ず、表だって小沢氏を批判できない民主党の現状が凝縮された大会となった。
開会から1時間15分後、小沢氏が登壇すると緊張感はピークに。検察批判に終始した約11分間のあいさつでは、時折、拍手や「そうだ」という掛け声が上がるものの、すぐに水を打ったような静寂が戻った。あいさつを終えた小沢氏が退席すると、会場内は解放されたかのようにざわつき始め、席を立つ人の姿も目立った。
大会では、連立会派を組む4党の代表も壇上に立ったが、事件に正面から触れたのは、「検察の間違った権力行使と断固戦おう」などと述べた新党大地の鈴木宗男代表だけ。同日午前のテレビ番組で「小沢氏は説明責任を果たすべきだ」と発言した社民党の福島瑞穂党首も「政治とカネの問題について考えなければ」と遠回しに述べるにとどまるなど、重苦しい空気が会場を包んだ。
関東地方選出の若手議員は「参院選を控えて責任がある立場なのだから、当然幹事長を辞任するものと思っていた」と声を潜めた。
(毎日新聞2010/01/17)
クリーンな政治を訴えていた政党の議員達であるならば、偽装献金問題などと言う「政治とカネ」関わっているのではないかと思われる者を壇上に迎えれば、何かを問わなければならないと意識するのが当たり前では無いのだろうか。
だが、その人物を前にして議員達の意識は沈んでしまっていたのだろうか、小沢が語る時には何も反論などできず、ただいい様に言わせるだけ。
だが、党大会を離れた場になれば、何やら民主党議員から小沢に対して批判的発言が出ていたのではなかったか。
何だか民主党の性格が表れているような気がするよ。
外側には自分達を格好付ける為に何かを批判したり、自分達のやろうとしている事は絶対に正しい事で必ず実行すると主張する、しかし内側では批判している事と同じ事をやっているし、実行するという確信など全く持ってなどいなかった。
党大会で、いい様に話してる小沢に対して、問題に関する事など何も発言する議員がいなかったんでしょう。
適当な拍手や、掛け声など出した人なんかはいたみたいだけど。小沢の語りが終わると、会場はあっという間に静まり返った状態に戻ったのだろうか。
民主党は外側に向けて、自民党を批判しながらクリーンな政治、国民から信頼される政治と言った事を活発に訴えて来ていた筈であり、そしてこれらを真剣に訴えていたのであれば、内側に発生した問題にも発言しなければならない、と意識するんじゃないかと思うんだけどね。
そんな意識など、本当は真剣に持っていなかったのかもしれないな。
15日には小沢の元秘書である石川民主党議員が突然に逮捕された。そして、16日にも西松献金事件の被告となっている元秘書である大久保被告が逮捕された。
この事を小沢は、検察は「権力の行使」だと批判しているらしい。
「権力の行使は問題」小沢氏が検察批判
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100116-OYT1T00695.htm
民主党の小沢幹事長は16日午後、民主党大会終了後に記者会見し、「非常に残念に思っているし、このような事態が起こったことについて、国民におわびを申し上げる。(党大会で)今スピーチをしたばかりだが、事務所の収支報告書の記載の間違いがあった場合、ほとんどの例で訂正・修正報告で許されてきた。ところが、大久保(公設第1秘書)の逮捕についても、突然呼び出され、突然逮捕という経過をたどっている。そういう(検察)権力の行使は問題だ」と述べた。
その上で、「私は(報道陣の)みなさんが非常に関心を持っている土地購入問題について初めて話すのだが、何も隠し立てはしておらず、検察からの問い合わせにも、○○銀行の○○支店の口座であると説明しており、検察からも帳簿が見つかったという答えをいただいている。これで誤解は解けたと思っていた。ところが突然こういう問題が起こった。党大会に合わせたように起きたことには、とうてい納得できない」と検察を批判した。
自身の進退については「輿石幹事長職務代行に職務をお願いするかもしれないが、幹事長の職務を欠かすことがないように(検察と)戦っていきたい」と語った。
一方、地検の聴取に応じるかどうかとの質問については、「地検の問い合わせには答えている。(記者会見の場でも)『個々については言わないけれど、検察は事実関係を把握しているはず』という表現で答えている。捜査はこれまでも協力してきたし、これからも協力する。公正な捜査を展開するよう願っている。私は1銭も不正な金は入手していないし、金の出所もはっきりさせている。献金を隠したり、うその報告はしていない」と自らの潔白を主張した。
(読売新聞2010/01/16)
昨年の「陸山会」の土地購入問題に関して、小沢は検察からの問い合わせに自分はちゃんと応じてきているんだと主張しているが、それは飽くまで小沢の都合のいい勝手な言い分であって、問題の真実を明らかとしている訳など無い。
検察などと言う捜査機関は、犯罪があると判断した時に、犯罪者の発見、そして犯罪の証拠を収集する事により、逮捕、起訴へと持っていく事が義務となっているのではないのだろうか。
東京地検の方々は、この義務に従い当然の行動を行っているとしか思えないのだが。
逆に「権利の行使」と言うならば、政権を持った民主党が行なおうとしているんじゃないのだろうか。
小沢などが過去から成立したがっていた「外国人参政権」を、鳩山達は通常国会では地方に限ってかもしれないが無理矢理成立しようとしているのではないか。
多くの国民が拒否の意思を持っている事は間違いないだろうに。それを一切無視して行なおうとしている。これこそ、小沢の言う「権利の行使」じゃないのか。
自分達のやろうとしている事など全く棚に上げ、更に自分らに向けられた事も一切無視して、何も責任を取ろうとはしない。
小沢を「剛椀だ、大事な政治家だ」、何だと評している者が多いかなと思えるが、ただ単なる無責任な政治家にしか思えない。
13日に特捜部による強制捜査が行われた事に関し、鳩山などは小沢を擁護するような発言を行い、18日から行われる通常国会にも影響を与えないようにしたいなどとしているらしいが、そうは行かないだろうな。
民主内に動揺広がる=社民は説明要求-小沢氏土地問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2010011400853
土地購入に絡み民主党の小沢一郎幹事長の事務所などが家宅捜索を受けたことについて、同党内で14日、動揺が広がった。18日召集の通常国会では「政治とカネ」が論戦の大きな焦点になるのは確実で、有権者の反発を懸念する声が漏れた。社民党は、小沢氏に説明責任を果たすよう求める立場を鮮明にした。
鳩山由紀夫首相は14日、記者団から国会審議への影響を問われ「内閣として一致結束し、全党一丸となってこういう事態を乗り越えるために頑張るしかない」と語った。平田健二参院国対委員長は「(小沢氏と検察の)どちらの言い分が正しいかは、最終的には裁判でやる性質のものだ」と強調した。
党内には、小沢氏の進退問題に発展するとの見方もあるが、捜査の行方や世論の反応が読み切れないため、表立って辞任を求める声は出ていない。小沢氏と距離を置く渡部恒三元衆院副議長は同日、金沢市内で記者団に「必要があれば(辞任するよう)言うが、今のところそういう段階ではない」と述べた。
ただ、若手の一人は「『政治とカネ』の問題に対する有権者の批判はすごい」と指摘。別の若手も「地元に帰れば『小沢氏を辞めさせろ』と突き上げられるのは間違いない」と表情を曇らせた。
一方、社民党は同日の常任幹事会で、小沢氏に十分な説明を求めていくことを確認。この後、重野安正幹事長が記者会見し「当事者は国民に正確に見解を出すべきで、考えを開陳する義務がある」と強調した。
当の小沢氏は14日午後、滞在先の名古屋市内のホテルから車で大阪市に移動。同市内の日本料理店での財界関係者らとの会合に出席した。
(時事通信2010/01/14)
国会に居る鳩山達など党の幹部達は、小沢の疑惑問題など一切無視した調子の良い事を言っていられるのかもしれない。
だが、各地方で有権者と接触の近い全国の民主党県連などは、小沢の偽装疑惑問題に対する政党本部の対応に、もの凄く気が立っている状態になっているのかもしれないよ。
昨年暮れからも、「陸山会」土地購入問題に関する情報が頻繁に流されるようになっていたが、強制捜査の後にはテレビニュースなどでも詳しい情報が活発に流されるようになっている。
これらの情報によって、有権者が何ら影響を受けない訳が無い筈であり、昨年の衆議院選挙で野党に投票した人々が強い不信を抱く事は当然だろうが、民主党に投票した人々の中にも、これまでの民主党の政策と、今回の小沢に関して強い不快感を覚えているのではないのか。
何と言っても、これまでの民主党はクリーンな政治を訴えてきていた筈だ。昨年の衆議院選挙では、政権交代を訴えていたが、その時には政権の座にあった自公を激しく攻め立てると同時に、民主党の政治も主張していたのではなかったのかな。
だが小沢幹事長は、これまで民主党が何年も強く訴えてきたクリーンな政治を、数年も前から完全に裏切っているではないか。
民主党を支持している人々はどう思っているかなど知らない。それ以外の人々は、小沢から或いは民主党からこの偽装疑惑に関する全貌を明らかにする事を強く求めているのではないだろうか。
そういった有権者と地元で接する機会の多いだろう県連の人々は、どの様な心境なのだろう。
国会の幹部の連中よりも、追い詰められた心境となっているかも知れない。この下が感じている事は、必ず上に伝わっていく筈だ。
とにかく民主党が説明責任から逃れられない事は、絶対に間違いないだろうな。
東京地検特捜部は、「陸山会」土地購入疑惑で小沢に任意で事情聴取を求めているが、何時まで経っても応じようとしない。
遂に、強制捜査に踏み切ってくれましたね。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」を捜索 東京地検
http://www.asahi.com/national/update/0113/TKY201001130315.html
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に取得した土地の購入原資4億円が政治資金収支報告書に記載されていない問題で、東京地検特捜部は13日夕、東京都港区の陸山会の事務所やゼネコン大手「鹿島」本社など関係先の家宅捜索を始めた。
また同日、事務担当者だった元秘書・石川知裕衆院議員(36)=同党、北海道11区=から2回目となる任意の事情聴取をした。
特捜部が小沢氏周辺を強制捜査するのは昨年3月の西松建設による違法献金事件の捜査以来10カ月ぶり。特捜部は、小沢氏側の意向が反映されたとされる「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)の受注をめぐるゼネコン側の裏金工作疑惑と4億円の原資の関連性を捜査しており、年明けからのゼネコン関係者からの一斉聴取に続いて、家宅捜索で全容の解明を目指すとみられる。
特捜部は原資について解明するため小沢氏本人の聴取が不可欠と判断して年明けに任意の聴取を要請したが1週間たっても応じていない。
関係者によると、石川氏は04年10月29日、分散入金した原資不明の4億円で東京都内の宅地を約3億4千万円で購入したが、収支報告書には4億円を収入として記載しなかったとされる。
石川氏は昨年末の1回目の聴取で、4億円は「小沢氏の個人資産で紙袋で受け取った」と供述。収支報告書への不記載を認めたが、分散入金した理由については明快な説明をしなかったとされる。
(朝日新聞2010/01/13)
東京地検特捜部が強制捜査を行ったのは、「陸山会」、「小沢事務所」や衆院議員会館の石川事務所や鹿島建設本社だけでは無く、仙台市の鹿島建設東北支店や北海道帯色市の石川議員個人事務所なども行なっている。
小沢が本当に法に従った正しい行動行って来ているのであれば、特捜部からの事情聴取の要求にも堂々と応じる事が出来るだろうし、最初に纏めて質問をさせ、白々しい気持ちで記者達に語っていただろう12日の会見でも、逃げる事無く質問をちゃんと受け、まともに答える事が出来ていたのではないのか。
小沢は偽装献金問題からは逃げている。
その様な違法行為など一切やっていない、その様な事が言い切れるのであれば、逃げるのでは無く、自分は犯罪者では無いんだと強く立ち向わなければならない筈だ。
なのに小沢は逃げている。その時点で、小沢は自ら偽装献金に絡んでいたと認めているのではないのか。
9日に民主党の山岡国対委員長が通常国会で、「地方外国人参政権を成立する」と、吠えまくっていたらしいが、鳩山達はいよいよ通常国会への法案提出も決めたらしいな。
それも、何やら小沢など党側に押されるようにして、鳩山達政府側は提出を決断したらしいのだが。
外国人地方参政権:通常国会に法案提出方針…平野官房長官
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100112k0000e010066000c.html
平野博文官房長官は12日午前の記者会見で、永住外国人に地方参政権を付与する法案について「(通常国会に)提出すべき検討法案の一つに政府として考えている」と述べ、18日召集の通常国会に政府として提出する方針を明らかにした。
外国人参政権を巡っては、小沢一郎幹事長が11日の政府・民主党首脳会議で「日韓関係を考えても、政府が姿勢をみせるためにも閣法(政府提出法案)で出した方がいい」と通常国会に法案を提出するよう強く促した。鳩山由紀夫首相は12日午前、首相公邸前で記者団に「(今年が)日韓併合100年というタイミングでもあるということをもって、いろいろと検討している最中だ」と述べた。
民主党はマニフェスト(政権公約)の原案である「09年政策集」に永住外国人への地方参政権付与を盛り込んでいる。ただ、与党内には異論もあり、提出までには曲折も予想される。
(毎日新聞2010/01/12)
世界の殆どの国々は外国人参政権を認めていないし、地方参政権を認めている国は僅かに過ぎない様だ。
そして、日本は外国人参政権は93年に、地方参政権は95年に最高裁により認められていない。日本国憲法では、違法とされている筈なのだ。
小沢達の本当の目的は日中関係なのでは、と思えてならないのだが。
それも在日中国国民では無く、中国政府に参政権を提供しようと考えているのではないかとも思えてならない。
小沢が09年12月10日に議員143人、秘書一般参加人を合わせ計626人で訪中した事が、提供しようとしている事の証と考えてもいいんじゃないのかな。
この法案を在日朝鮮、或いは中国の方々はどの様に意識しているかなどは知った事では無い。しかし、日本国の主権を持つ我々日本国民にとっては、非常に侵害を犯される事となる。
小沢達、この通常国会で何がなんでも無理矢理成立しようと思っているのかもしれないが、
この様な法案など、絶対に成立してもらいたくなど無いよ。
野党自民党などの方々には、本当に廃案とする様に、委細構わず頑張ってもらわなくてはならない。