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13日に特捜部による強制捜査が行われた事に関し、鳩山などは小沢を擁護するような発言を行い、18日から行われる通常国会にも影響を与えないようにしたいなどとしているらしいが、そうは行かないだろうな。
民主内に動揺広がる=社民は説明要求-小沢氏土地問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2010011400853
土地購入に絡み民主党の小沢一郎幹事長の事務所などが家宅捜索を受けたことについて、同党内で14日、動揺が広がった。18日召集の通常国会では「政治とカネ」が論戦の大きな焦点になるのは確実で、有権者の反発を懸念する声が漏れた。社民党は、小沢氏に説明責任を果たすよう求める立場を鮮明にした。
鳩山由紀夫首相は14日、記者団から国会審議への影響を問われ「内閣として一致結束し、全党一丸となってこういう事態を乗り越えるために頑張るしかない」と語った。平田健二参院国対委員長は「(小沢氏と検察の)どちらの言い分が正しいかは、最終的には裁判でやる性質のものだ」と強調した。
党内には、小沢氏の進退問題に発展するとの見方もあるが、捜査の行方や世論の反応が読み切れないため、表立って辞任を求める声は出ていない。小沢氏と距離を置く渡部恒三元衆院副議長は同日、金沢市内で記者団に「必要があれば(辞任するよう)言うが、今のところそういう段階ではない」と述べた。
ただ、若手の一人は「『政治とカネ』の問題に対する有権者の批判はすごい」と指摘。別の若手も「地元に帰れば『小沢氏を辞めさせろ』と突き上げられるのは間違いない」と表情を曇らせた。
一方、社民党は同日の常任幹事会で、小沢氏に十分な説明を求めていくことを確認。この後、重野安正幹事長が記者会見し「当事者は国民に正確に見解を出すべきで、考えを開陳する義務がある」と強調した。
当の小沢氏は14日午後、滞在先の名古屋市内のホテルから車で大阪市に移動。同市内の日本料理店での財界関係者らとの会合に出席した。
(時事通信2010/01/14)
国会に居る鳩山達など党の幹部達は、小沢の疑惑問題など一切無視した調子の良い事を言っていられるのかもしれない。
だが、各地方で有権者と接触の近い全国の民主党県連などは、小沢の偽装疑惑問題に対する政党本部の対応に、もの凄く気が立っている状態になっているのかもしれないよ。
昨年暮れからも、「陸山会」土地購入問題に関する情報が頻繁に流されるようになっていたが、強制捜査の後にはテレビニュースなどでも詳しい情報が活発に流されるようになっている。
これらの情報によって、有権者が何ら影響を受けない訳が無い筈であり、昨年の衆議院選挙で野党に投票した人々が強い不信を抱く事は当然だろうが、民主党に投票した人々の中にも、これまでの民主党の政策と、今回の小沢に関して強い不快感を覚えているのではないのか。
何と言っても、これまでの民主党はクリーンな政治を訴えてきていた筈だ。昨年の衆議院選挙では、政権交代を訴えていたが、その時には政権の座にあった自公を激しく攻め立てると同時に、民主党の政治も主張していたのではなかったのかな。
だが小沢幹事長は、これまで民主党が何年も強く訴えてきたクリーンな政治を、数年も前から完全に裏切っているではないか。
民主党を支持している人々はどう思っているかなど知らない。それ以外の人々は、小沢から或いは民主党からこの偽装疑惑に関する全貌を明らかにする事を強く求めているのではないだろうか。
そういった有権者と地元で接する機会の多いだろう県連の人々は、どの様な心境なのだろう。
国会の幹部の連中よりも、追い詰められた心境となっているかも知れない。この下が感じている事は、必ず上に伝わっていく筈だ。
とにかく民主党が説明責任から逃れられない事は、絶対に間違いないだろうな。