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地検特捜部とは全面対決だ!みたいな事を言っていた小沢だが、最近の世間の厳しい批判に相当やばいと思うようになったのだろうか、たった1度だけ聴取を受ける気になったらしい。
小沢氏側、聴取応諾を回答=東京地検と調整、週内にも-妻にも要請・規正法違反事件
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010011900909
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢氏側が東京地検特捜部に対し、任意の事情聴取に応じる意向を伝えたことが19日、関係者の話で分かった。弁護士を通じて同日回答し、日程調整に入った。早ければ今週後半にも、聴取が行われる公算が大きくなった。
事情聴取で特捜部は、陸山会の土地購入に充てられた4億円の原資や、政治資金収支報告書への虚偽記載の認識などについて、小沢氏に説明を求めるとみられる。
一方、特捜部は同日までに、小沢氏の妻に事情聴取を要請したもようだ。
関係者によると、特捜部は小沢氏側に対し、少なくとも4時間の事情聴取時間を確保するよう要請した。同氏側は聴取を受けるのは1回に限り、再聴取要請には応じない方針という。妻の聴取については、同氏の聴取後に応じるかどうかを検討するが、現状では消極姿勢とみられる。
小沢氏は18日に弁護士らと協議した結果、聴取に応じる方針を固めていた。
小沢氏側は、聴取への対応策の検討に、少なくとも数日間の準備期間が必要としている。このため、今週後半以降に行われる方向で日程調整が進められているもようだ。
小沢氏は16日の党大会で、4億円の原資について、「口座に積み立ててきた個人の資金」と説明。特捜部がこの口座を調べたところ、土地購入の約6年前の1998年ごろ、約3億円が引き出されていたことが判明している。
特捜部は、小沢氏がなぜ3億円を6年間も現金で保管していたのか、差額の1億円はどう調達したのかなどについて、詳しい事情を聴くとみられる。
(時事通信2010/01/20)
聴取を受けると言いながら、たった1回限りだと、聴取を受ける側が文句を付けるなんて一寸可笑しくない。
事情聴取って、事件などについて関わっている者から事の次第を詳しく聞き取ろうとする事であって、捜査機関にとっては非常に大事なことの筈。
この小沢からの事情聴取を、地検特捜部がたった1回限りで済ませようなんて、とても思えないんだけど。
小沢が受けようとする事情聴取は、世論調査や夏の選挙なんかを阿呆みたいに意識した、単なる見せ掛けである事は間違いない。
更にだ、民主党全体が、小沢を庇う事にもう馬鹿みたいに必死になってるな。
民主、検察批判に拍車 メディアに矛先向ける動きも
http://www.asahi.com/politics/update/0120/TKY201001190528.html
民主党の小沢一郎幹事長の元秘書らの政治資金規正法違反事件をめぐり、同党が検察や報道への反発を強めている。小沢氏にきちんとした説明を求める声はほとんど上がらないなか、逆に捜査当局やメディアに矛先を向ける動きがあちこちで起きている。
東京地検特捜部に逮捕された小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員をめぐり、18日には「石川代議士の逮捕を考える会」が発足。石川氏と当選同期の衆院議員らが国会内に集まり、東京地検特捜部出身の郷原信郎弁護士を招いて検察の捜査手法などについて議論した。この会合には逢坂誠二首相補佐官や小川淳也、階猛の両総務政務官ら政府側の議員も参加していた。
平野博文官房長官は19日の記者会見で、この会合に関する政府の姿勢を問われ、「同期会ということで集まったと(聞いた)。あたかも政府も一体になって、ということにもしなるのなら不適当だ」と指摘。その後、平野氏は小川政務官に「これ以上活動するな」と伝えた。
党役員会で機関決定された組織もある。18日、検事出身の小川敏夫広報委員長(参院議員)をトップに据えた「捜査情報の漏えい問題対策チーム」の設置を決定。捜査情報が報道されているとして「国家公務員による守秘義務違反」を追及する構えだ。
この動きに合わせて、党内では捜査当局の取り調べを透明化する刑事訴訟法改正案(取り調べ可視化法案)を今国会に提出することも検討され始めた。法案は取り調べのすべての過程を録音、録画する内容で捜査当局には抵抗感が強い。ある党幹部は「これで検察は下手に動けなくなった」と述べており、検察側を揺さぶる狙いは明らかだ。
19日には森ゆうこ、広中和歌子両参院議員ら約20人の議員が会合を開き、検察捜査の問題点を追及していくと確認した。
矛先はメディアにも向く。原口一博総務相は19日の閣議後会見で、「関係者によると」という報道は情報源が不明確だと取り上げながら、「少なくともそこを明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」と主張。報道機関が自主的に判断する問題だが、放送局に監督権限のある総務相が報道内容にまで踏み込んだ異例の発言だ。
鳩山由紀夫首相は19日、こうした動きについて「権力でメディアがゆがんでしまうのは望ましくないし、それを企図しているとは思っていない」と記者団に語った。
一方、自民党の谷川秀善参院幹事長は「隠蔽(いんぺい)する会、圧力をかける会でしょ。大政翼賛会みたいな話だ」。みんなの党の江田憲司幹事長は「民主党が自浄作用を果たすために所属議員は何をなすべきかという認識が根本的に欠如している」と語った。
(朝日新聞2010/01/20)
そういえば、民主党は野党の時には政府に関する事、或いは与党議員に関する事だったのだろうか要求しようと明らかにしないと強く批判をし、政権を取った自分達は、情報公開も行うと言っていなかったろうか。
なのに、この民主党議員達は一体何をやっているんだろうか。
小沢に関する情報公開をやろうとしてるんじゃなくて、隠そうと必死になってるとしか思えない。
これじゃ、最初に行ってた事と、現在やってる事が全く逆じゃないか。
地検特捜部からリークされた情報ばかりを流してるんじゃないかと、マスコミを馬鹿みたいに批判して昨年の恩を仇で返すような事をやっているが、特捜部からのリークと同時に「関係者から」という言葉、或いは文字も結構あるんじゃないかと思うんだけどね。
特捜部からのリークとやらをそのまま流してるんじゃなくて、一応ちゃんと取材をして報じてるんじゃないかなと思えるんだけど。