忍者ブログ
思い、そして感じた事をそのまま
[1052] [1051] [1050] [1049] [1048] [1047] [1046] [1045] [1044] [1043] [1042]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



今年も和歌山県太地町でイルカの追い込み漁が漁期を迎えている様だが、欧米諸国のメディアが、また馬鹿みたいに批判しまくっている様だな。

何故イルカ追い込み漁が批判されなければならないんだ。追い込み漁を批判している欧米連中はイルカは人に近い高い知性を持っており保護されるべき動物であり、食料では無い、ペット、友人として扱わなければならない。

インドでは人として認め、生命と自由の権利は尊重されなければならないとしてドルフィンパークの開園や娯楽ショーを禁じたらしい。
欧米全体は知らないがアメリカはイルカの捕獲は原則禁止で、人工繁殖を行い水族館で展示している。イギリスでは現在は水族館にはイルカは存在していないらしい。その他の国々がどの様に行っているかは知らないが。

欧米の連中は牛や豚、或いは羊や鹿などを殺しまくり食いまくっている。そして食肉としている牛や豚など決して知的とは認めていない。
知的とされる動物は食肉としてはならないが、そうでなければ食肉と扱う事に何ら否定する事など無い。これは動物に対する人間の驕った主観的差別ではないか。

日本のイルカ漁を強く批判するのであれば、欧米は鯨もイルカと同じく知的としている筈だがアメリカ北部や北欧などは日本と同じく捕鯨を行っている。だが、捕鯨を批判されるのは日本だけでアメリカや北欧などは互いに批判しようとはしない。
知的とする鯨を捕獲する事は残虐な筈であり、欧米は互いに批判しなければならない事だが自分達を批判しようとはしない。

こんな都合のいい連中が理解できない。

だが、雑誌「WIRED」イタリア版が「なぜイルカだけが特別なのか? 」とイルカ漁を擁護し欧米の主張を批判する記事を書いている。

前略
和歌山県の仁坂吉伸知事は、糾弾する人(西洋世界全体、もしくは駐日アメリカ大使キャロライン・ケネディや、ジョン・レノンの未亡人のオノ・ヨーコ、さらにはハッシュタグ#tweet4taiji、 #HelpCoveDolphinsを通して集まったTwitterの住人たち)に対して、なぜイルカを殺すことがダメで、ウシやブタならいいのか?と問うた(それにイルカは絶滅の危機にはない)。
彼はこう語った。「食文化には違いがあり、さまざまな立場を相互に尊重するのが文明の知恵です。わたしたちはウシやブタの命を奪って生きています。イルカ漁だけが非人道的だと言うべきではありません」。


イルカ漁で用いられている畜殺技術、つまり鉄の鉤による脊髄の切断は、動物の苦痛を避け最小化しているといわれる。こうしたことは、ニワトリやウシの命がまったく尊重されていない、西洋の畜産業界において見ることはできない。わたしたち西洋人は、わたしたちが日々行っている虐殺を棚に上げて、意見を言うことができるのだろうか? わたしはそうは思わない。理想的な世界においては、誰も肉を食べるべきではなく、自由に生きる権利は動物のみならず植物にも拡大されなければならないにしてもだ。
イルカは高貴な動物と考えられている。知性をもっていて、人間のよき友人だ。法律によってはイルカを「人」、つまり人類ではない「人」として認め、生存権と自由権を与えるに値すると認めた国もある(参考:インドがイルカを「人」と認めた )。そうした国では、彼らを水族館に押し込めて搾取することはもはやできない(一方、それ以外の場所では一生プールの中でボールを追いかけて暮らすシャチやイルカでいっぱいだ)。
ともあれ、わたしの疑問は次のものだ。果たして知性が優っていることで、生命はより価値あるものになるのだろうか? もしそうだとすれば、なぜイヌは保護されるのか? 科学はイヌをガチョウよりも知性が低いと判断している。しかし、イヌはほかの動物たちがもたない権利をもっている。ネコもそうだ。

中略

あるいは、ウシは頭が悪く主人になつかないため、尊重するに値しないという考えを誰かがもっているのだろうか。だとしても、これも事実ではない。もしウシを知っていれば、「ウシのような目」という表現(イタリア語できょとんとした無表情の目つきを表す)には何の根拠もないことがわかるだろう。昔ながらのやり方で彼らの世話をしたなら、ウシたちはそれぞれ性格にも違いがあり、あなたがやってくるのを見て喜びもするし、目や、鼻面をぶつけることや尻尾で叩くことで会話をしていることがわかるだろう。
ウシたちを殺さねばならないとき、ウサギやニワトリ以上に母は動揺することがあった。彼女はウシの一頭一頭の個性をわかっており、彼らの好みや心情も知っていた。しかしだからといって彼女は農業を辞め、スーパーでプラスチックの包装の中のきれいで清潔な細切れ肉を買うことを選びはしなかった。
根本的な問題はここにある。わたしたちは毎年、太地町で起きていることを映像や写真を通じてたくさん見るけれど、ウシたちの身に起こっていることを見ることはほとんどない。そもそも誰も、ウシやブタのためにTVシリーズを制作したりはしない。ハンバーガーはわたしたちの日常に欠かせぬ食べ物であるし、何について怒らなければならないかをわたしたちに教えているのは、今回も、そしていつもアメリカだ。決して中国や日本ではない。


欧州にも韓国紙の類では無く、ちゃんと書ける記者がいたのかなと思ったけどね。
PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
とくのすけ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]