思い、そして感じた事をそのまま
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
民主党は、もうバラバラの状態になってしまっているんだな。
民主党の小沢一郎前幹事長は28日、愛媛県今治市での会合で、子ども手当の満額支給や高速道路無料化、農業の戸別所得補償制度など2009年の衆院選政権公約で掲げた政策について「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら金がないからできませんなんて、そんなバカなことあるかというのが私の主張だ。私が微力を尽くして、約束通り実現できるようにする」と述べ、参院選公約で一部修正した執行部を批判した。
消費税率引き上げについても「衆院選の時も、鳩山政権になってからも、4年間は上げないと約束した。断固守るべきだ」と語った。
小沢氏は会合後、記者団に対し「国民と約束したことは何としても守らないと社会は成り立たない。結果として、うそをついたことになってしまう」と述べた。
(読売新聞2010/06/28)
小沢は、一応民主党のマニフェストは昨年の衆議院の物が本体であって、参議院もそれを基として作成しているんだ、と言っているんじゃないの。
だから、衆議院マニフェストには消費税は4年間行わないと記しているにも拘らず、軽々しくも菅は消費税を口にしてしまった。
それも、この選挙の期間に発言してしまったのだ。選挙を非常に重視している小沢は、頭にきて当然だろう。
更には、今の連中に任せっきりじゃ、今度の選挙はかなりやばい結果になるんじゃないかと意識するようになったのかもしれないな。だから、自分からも積極的に活動するようになったのかもしれない。
民主党の小沢一郎前幹事長が参院選に向けた衆院選マニフェスト(政権公約)修正で党執行部を批判したことに対し、党役員や閣僚から29日、反論、けん制の声が相次いだ。
民主党の玄葉光一郎政調会長(公務員制度改革担当相)は記者会見で「今はチームが一丸となって(参院選を)戦うべき時ではないか」と指摘。同時に「マニフェスト見直し作業は(党所属の)全国会議員の声を集約しながら進められた。前執行部の下で進んだとも理解している」と、小沢氏も関与したとの認識を示した。
仙谷由人官房長官も会見で「政府として現実の財政、経済運営に責任を持たなければならない。実現できていないことに引き続き取り組む」と表明。民主党が参院選公約で月額2万6千円の満額支給を断念した子ども手当については「支給を開始し、限定的だが実現した」と強調した。
野田佳彦財務相も「意味がよく分からない。(小沢氏は修正議論を)当然見ていたはずだ」と異論を唱えた。
(共同通信2010/06/29)
民主党の参議院のマニフェスト作りはは3月から始めてたらしいから、だから小沢達の下で行われていた事は間違いないんだろうな。
という事はだ、どういった意味のマニフェストが作られているのかは現執行部なんて連中よりも、やはり前執行部の方がしっかりと理解しているんじゃないのかな。
現執行部からはすぐに批判の声が出ている様だが、前執行部のメンバーで小沢に文句を言っている奴はいるか。
今の党幹部の連中としては、小沢のこの行動や発言には、もの凄く苛立った気持ちになっているんだろうな。
自分達がやっている事を、もろに内側から批判されてしまっている。しかも、街頭で世間に喋り捲ってる。
更に、民主を庇ってくれる筈のマスコミが、それを結構報じたりしているじゃないか。
小沢の動きがどんどんと注目される様になっていくかもしれない。現執行部にいる幹部の連中達、本当にいい気しないだろうね。
PR