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菅は、ホントに面白い事を言うね。全党討論やったりしたら、自分はつるし上げにされちゃうだろうなどと、頭から被害者みたいな事を言うなんて。
信じられない。
菅直人首相(民主党代表)は2日、富山市での街頭演説で、9党首が一堂に集う形式での討論は好ましくないとの認識を示した。「1対1の真剣勝負ならいつでもやる。1対8は議論ではない。下手すると、つるし上げだ」と述べた。
仙谷由人官房長官も2日の記者会見で「他党が民主党批判を展開し、民主党だけが守る形は実質的に平等なのか。形式的に平等に時間を与えると実質的に不平等になる」と指摘。9党参加の場合でも逐一、首相に反論時間が与えられる形式であれば応じられるとの考えを示した。
自民、公明、共産、みんなの党の野党4党は、首相が各党党首による参院選テレビ討論への出演を避けているとして連名の抗議文書を民主党に送っている。
(共同通信2010/07/02)
全党討論といっても、決して与党は民主党のみで他は野党という訳では無く、一応連立与党を組んでいるから、「1対8」じゃなく「2対7」が正しいんじゃないのかなと思うんだが。
菅や仙谷は「消費税」で責めまくられる事を強く意識して、「1対8」だの「吊るし上げ」などと抜かしているんだろうが、討論のテーマは決してそれだけにはならないだろう。
「消費税」がメインのテーマとなる事は間違いないとしても、郵政や沖縄その他の中から2つ前後が選択されてされるんじゃないの。その時には、亀井なんかが応援にくっ付いてくれるかもしれない。
また、消費税の時には民主党以外の党は波長が合って民主党を責めるような感じとなっているかもしれないけれど、それ以外の時にはそんなに合ってる訳が無い。
結局は、菅は「消費税」で各党から責められる事を、ただ避けたいと思ってるだけなんじゃないのか。まともに反論する事も出来ないんだろうから。
そして政権交代まで政権を担っていた政党は、
菅首相は2日、富山市内での街頭演説で、各党党首によるテレビの討論番組について、「私はいつでも1対1の真剣勝負ならやりますよと言っている。1対8の議論は議論でなく、下手をすればつるし上げだ」と述べた。
首相は4日にフジテレビとNHKの討論番組に各党党首と出演するが、各党横並びの形式に不満を表明したものだ。
仙谷官房長官も2日の記者会見で「(各党に)平等に時間を与えるとすれば、他の党はみんな、民主党を批判する。平等な議論なのか」と首相に同調した。
こうした政権側の姿勢に対し、野党は強く反発した。
自民党の谷垣総裁は富山県高岡市での街頭演説で、「自民党が政権にある時は相手が何人いようが、やってきた。『菅さん、逃げるな』と言いたい」と訴えた。たちあがれ日本の与謝野共同代表は東京都内で記者団に「1対100だろうが、正しい主張は正しいと主張するのが政権政党の党首のあるべき姿だ」と語った。
(読売新聞2010/07/02)
菅も野党の頃には、国政選挙なんて時には、政党の党首達が集まってしっかりと討論をしなきゃならないと思ってたんだろし、政権を担ってからはその意識をより強く持たなくちゃならないだろう。
それが政権を担ってる側の責任なんだろうから。