思い、そして感じた事をそのまま
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2日前に岩手、宮城と訪れ、県知事との会談で暴言を吐いてしまった松本。昨日は、最初は「問題ない」としていたが、午後になるとどの様に意識が変化したのか、自ら会見を開き、被災者に対する謝罪を一応行なっている。
だが、この時には言葉を訂正するような事は発言は一切なかったろうし、辞任は否定し続行すると発言していた。
だが、今日になると自ら菅へ辞意を伝える。菅は、一応慰留したらしいが、受理する。そして、松本は内閣府で会見を行なう。
その場では、「いい経験をさせてもらった」、「被災者とは人一倍寄り添っているつもりだったが、言葉が足りなかったりして、被災者の心を痛めた事を本当にお詫び申し上げたい。言葉が足りなかったり、荒かったりした不適切だった」などと発言しているらしい。
復興担当相に就任してから、僅か9日での退任会見。就任してから、退任するまでにどの様にいい経験をしたのだろうか。
就任当初の会見では、「人一倍寄り添うつもり」といった発言をしていたかもしれないが、本当にその様な意思があったのだろうか。であれば、知事との会談でも、あの様な発言は起こらなかったのでは無いか、と思うのだが。
就任当初の会見では、「人一倍寄り添うつもり」といった発言をしていたかもしれないが、本当にその様な意思があったのだろうか。であれば、知事との会談でも、あの様な発言は起こらなかったのでは無いか、と思うのだが。
人一倍寄り添う。この言葉の意味って、これまで以上に復旧・復興を行えるようにしたい、という事じゃないかと思えるが。
それを実行していくには、自治体と共同していくといった意識もしっかりと持たなきゃならないだろうし、何よりも政府から復興担当を任された自分が、トップに立ち、政府と自治体の合間の意思の流通などもスムースに行なえる様にしていかなければならなかった。
これまでの復旧・復興に関しては、間違いなく政府よりも被災地の自治体の方が積極的に知恵を出し、懸命に行なおうとしている。
その復旧・復興を少しでも早く進めたいと思うからこそ、政府にも早く協力してもらいたい、復旧・復興の政策に取組んでもらいたいと強く訴えていた。
その復旧・復興を少しでも早く進めたいと思うからこそ、政府にも早く協力してもらいたい、復旧・復興の政策に取組んでもらいたいと強く訴えていた。
そういった事を無視していたのが、政府である菅内閣。この内閣で防災担当相を任務していたのが松本。
被災地がどういった思いでいたのか、それぞれがどの様な知恵を出し、自ら懸命に行なっていたのか。一応知っていた筈だ。
被災地がどういった思いでいたのか、それぞれがどの様な知恵を出し、自ら懸命に行なっていたのか。一応知っていた筈だ。
にも拘らず、「知恵を出さない奴は助けない」と発言する。それは逆だろ。出せと言う知恵を全く出そうとしなかったのが、政府じゃなかったのか。だから、震災対応という事が非常に遅くなってしまっている。
自分達がやって来なかった責任を無視し、自治体に求める。これも責任転嫁となるんじゃないのか。馬鹿馬鹿しい事など言って貰いたくは無い。
辞任の理由を問われると、「個人的な理由だから話せない」こういった冗談も止めて貰いたい。大きな責務を任された閣僚が、単なる「個人的な理由」などで辞めるなんて、言い訳は認められる事じゃないだろう。
どういった理由があろうと、ちゃんと説明する責任が有る筈だ。
どういった理由があろうと、ちゃんと説明する責任が有る筈だ。
どうして、それを行おうとしない。まして、マスコミはそんな松本を責めようとはしない。
特にテレビメディアなんかでは、松本に関して何だか擁護しようとしている感じがしないでもない。松本は国会では評判が良かった。性格が番長の様で、親しくなった者には激しい口調となる事もある。
また、会談の内容を色々と穿り出し、発言にはいい部分もあったんじゃないか。だが、今回の発言もあり問題となった。
テレビ番組に出演している、コメンテーターなどからは責め切ろうとする口調などが無い。何故なんだ。過去には、政府の者が一寸でも問題が見られれば、大きく取り上げ、激しく責める事が当たり前となっていた。
責めまくる事により、閣僚を退任させる。或いは、自殺にまで追い込んだ事もあったんじゃないか。なのに、たった9日を何もせずに、自分勝手に発言をしまくり、寄り添うどころか、それを完全に避けていたとしか思えない松本復興担当相。
自分に任された責務を全く無視した、非常に無責任な閣僚だった事は間違いだろう。何も擁護する必要など無い筈だ。
テレビメディアも過去の様に、徹底的に責めまくらなければならないんじゃないのか。だが、そんな意識など全く無いんだよな。
テレビメディアも過去の様に、徹底的に責めまくらなければならないんじゃないのか。だが、そんな意識など全く無いんだよな。
テレビメディアは都合よく変化するものだ。
松本は会見の前に行なわれた、菅との会談の後の記者団の質問で「相変わらず嫌いな与野党だが、心を合わせて復興に取組んでほしい」と発言している。
与野党が嫌いと言うなら、何よりも民主党を出ればいいじゃないか。どうして出ないんだ。与野党が嫌いというのも、口だけなのか。まして、「心を合わせて復興に取組んでほしい」と言っているが、それを無視していい加減な行動を取り、あっという間に復興担当相を辞任したんじゃなかったのか。
本当に「心を合わせて復興に取組まなければならない」と意識があったなら、与野党だけでは無い、被災地とも「心を合わせて取組まなければならない」と強く意識していなければならなかった筈。
だが、そういった意識も無かったから、2県の知事との会談では「心を合わせる」のでは無く、それを拒否する行為を意図的に行った。
復旧・復興にどれだけの思いを持って取組んでいたのか、取組んで行こうと思っていたのか、強く疑問に思えてならない。
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