思い、そして感じた事をそのまま
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大阪の橋下知事は面白い発言をするものだ。原発推進は「霊感商法」だと。
大阪府の橋下徹知事は29日夜、記者団に、原発を推進する経済産業省や関西電力について、「電気が足りないから原子力が必要というのは、完全な霊感商法だ」と批判した。
これに先立つ会見では、「真夏のピーク時に限って(電力使用量を)下げることが大事。電力安定供給のために原発が必要との理屈にだまされてはいけない」とも述べた。
一方、関電の株主総会で平松邦夫・大阪市長が新エネルギー開発を求めたことについては「行政の長として発言する機会はたくさんあり、株主総会で意見を言う意味が分からない」と批判。「日ごろ、都市間連携(の重要性)を言っているのだから、こういう時こそ神戸や京都と連携して効果を狙うべきだった」と注文した。
(毎日新聞2011/06/30)
霊感商法とは「悪質商法」の一種で、自分には霊感があるかと思わせて、お客さんには悪霊がついて、苦しんでいると思わせる。そして非常に高い商品を買えば、運は開けてくると思わせて、買わせていく。
また、佐賀の古川知事は「霊感を持っているのか」と揶揄というか、からかう発言を行なっていたらしい。
また、佐賀の古川知事は「霊感を持っているのか」と揶揄というか、からかう発言を行なっていたらしい。
橋下知事は「脱原発」を非常に強く主張している。故に、「電気が足りないから原子力が必要というのは、完全な霊感商法だ」と原発を推進する側を批判するのか。
再稼動の必要は無いと批判するならば、現在は電気エネルギーの供給が減少している状態。それを賄う術をちゃんと示さなければならないのでは無いのか。
再稼動の必要は無いと批判するならば、現在は電気エネルギーの供給が減少している状態。それを賄う術をちゃんと示さなければならないのでは無いのか。
更に、「真夏のピーク時に限って下げる事が大事」と発言した様だが、橋下のこれらの発言は、一方的過ぎるんじゃないのか。
東電の西沢社長は就任会見で、新潟にある現在検査中の柏崎原発の再稼動が出来ない場合には、今秋移行も節電を求めなければらない、冬には今夏よりもより厳しい節電を求める事となるかもしれない、と発言している。
東電の西沢社長は就任会見で、新潟にある現在検査中の柏崎原発の再稼動が出来ない場合には、今秋移行も節電を求めなければらない、冬には今夏よりもより厳しい節電を求める事となるかもしれない、と発言している。
東京電力の西沢俊夫社長は29日、就任後初の記者会見を開き、停止中の柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)が再稼働しなければ、「電力需給が冬も厳しい状況になり、一段の節電を要請することはありうる」とし、今夏より厳しい節電が必要になるとの見方を示した。
再稼働に向けた地元の理解については、「知事、市長、住民に説明して理解をいただくしかない」と述べるにとどまり、説得が難航していることを示唆した。
一方、福島第一原子力発電所事故で避難した住民らへの賠償金を工面するため、「3年以内をめどに一番いいタイミングで電気事業に不可欠なもの以外は整理、売却したい」と述べ、資産売却を進める方針を示した。
(読売新聞2011/06/29)
再稼動がされない場合には、電気エネルギーが不足するのは今夏だけでは無い。長期化してしまう可能性が非常に高い。
このエネルギー不足となった時、原発は一切認められないと言うのであれば、それに変わり供給する為の新たなエネルギー源が、急遽に必要となる。
橋下知事は、急遽に求められる事となるだろう、新たなエネルギー源はどの様にしようと考えているのだろうか。
佐賀県と経産相の会談を「霊感商法」だと批判し、再稼動する事を一切認めようとしないのであれば、それに変わる急遽に用意しなければならない新エネルギー源は何なのか、ちゃんと説明しなければならないだろう。
佐賀県と経産相の会談を「霊感商法」だと批判し、再稼動する事を一切認めようとしないのであれば、それに変わる急遽に用意しなければならない新エネルギー源は何なのか、ちゃんと説明しなければならないだろう。
首長として、ある事を批判しているのであれば、ちゃんとした根拠を持って発言している筈であり、再稼動などされなくとも大丈夫だという意味をちゃんと説明する事が責任であり、義務ではないのか。
首長として発言をするのであれば、それに関する責任を、ちゃんと果たしてもらいたい。
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