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菅は、普天間基地に関してどの様な事を言っていたのだろう。知事選の後には、自ら積極的に沖縄に向かうと発言していなかったろうか。
だが、すでにその言葉はどこかに消え去っているらしい。
政府は29日、沖縄県知事選で仲井真弘多氏が再選されたことを受け、同県との間で米軍基地負担軽減などを話し合う「沖縄政策協議会」の二つの作業部会を年内に開催する方向で調整に入った。一方、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題の進展に向け菅直人首相が意欲を示す沖縄訪問は、地元が反発しかねないとして、当面見送られる方向だ。
仙谷由人官房長官は29日午後の記者会見で、沖縄政策協の下の基地負担軽減、沖縄振興の両部会について「予算編成があるからこそ、できれば(年内に日程を)入れたい」と述べた。2011年度予算編成を前に振興策などについて沖縄の要望を聞くことで、普天間問題で政府の立場に理解を求めていきたい考えだ。
普天間移設問題は、沖縄政策協では当面扱わないことになっているが、仙谷長官は「別の場かあの場(政策協)かは別にして、(普天間も)話し合っていかないといけない。避けては通れない」と語った。首相は同日、仲井真氏に電話し「沖縄のことについてしっかり意見交換したい」と伝え、仲井真氏も「そうしたい」と応じた。
一方、首相は同日夜、自らの沖縄訪問について、首相官邸で記者団に「適切な時期に伺いたい」と述べるにとどめ、具体的な時期に言及しなかった。また仙谷長官は会見で、普天間問題をめぐる沖縄側との対話は、まずは官房副長官や民主党議員、沖縄政策担当の事務方などが中心になるとの見方を示した。
首相による早期の沖縄訪問をめぐっては、政府内で「首相が行くなら成果を出さないといけない。今は具体的な話ができる段階でない」と疑問視する声が出ていた。県外移設を求める仲井真氏の当選も踏まえ、首相としては慎重に対応する意向とみられる。
(時事通信2010/11/29)
再当選した沖縄県知事仲井真氏は、現在の自分とどれだけ異なる意見を持っていようと、菅が沖縄を訪問し会談する事を、積極的に求めている。
知事は、そして沖縄の人々は真剣になりこの基地問題を解決したいと思っている。対して、政府の側は非常に消極的と思えてならない。
積極的に足を運び、地元の人々と互いに語り合おうともしない。ただ、都合のいい事を勝手に言っているだけで、民意も無視した、出任せの政策となっているんじゃないのか。
本当にやる気があったんだったら、11月のオバマ会談までには相当の活動をしていなければならなかったんじゃないかと思うのだが、果たしてどれだけの行動を取っていたのだろう。
鳩山政権では普天間基地問題は、ただぶっ壊せばいいと思ってたのかもしれない。そして、菅政権では何もしなくていいや、と思っているのかもしれない。
民主党は、この問題に関しては、最初から真剣に取り組むつもりなど無かったのだろうな。
この政権のままでは、この問題の解決は不可能と考えて間違いないのではないのだろうか。