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 4月1日に行われた自民党の両院議員懇談会が行われている。
 
ここでは中堅や若手議員達は持っている意見を思いっ切り執行部にぶつけたんだろうし、執行部も選挙対策や人事の考え方などをハッキリと示し、互いがぶつけ合っていたのだろうか。
 
「懇談」とはYahoo!事典などで見れば「親しく、打ち解けて話し合う事」らしいが、自民党懇談会では上下の関係など無く、互いが何も遠慮する事無く、思う事を素直にぶつけ合い話し合っていたのかもしれない。
 
この懇談会をマスコミは、執行部と中堅・若手が突っ込み合いバラバラとなったで、民主党と同じく崩壊状態だと報じ様としていると思われる。
 
だけど、この懇談会に出席していた一人の議員が下記の様に示している。
 
-引用-

今朝は朝8時から「両院議員懇談会」が自民党本部でありました。

参議院選挙に向けて何が必要か、今日は党運営について自民党所属全議員が集まって議論が行われました。

私は一番端のテーブルから意見を聞いていましたが、全体として出た意見は以下のとおりだと思います。

「ガラッと変わった自民党にならなくてはいけない」「若手をもっと大胆に起用すべき」「派閥を解消すべき」「一致団結が必要だが、何の下に一致団結するのかはっきりとした旗を掲げないといけない」「老壮青が一致団結して頑張らないといけない」

予定時間を30分以上も延長して最後まで意見交換が出来たことは良かったし、多くの議員の共通認識が見えたことは非常に良かったと思います。

つまり、「ガラッと変わった自民党が、一致団結して、民主党に立ち向かう」

方向性としては若手もベテランもこういう思いじゃないでしょうか。

国民が支持し、民主党が恐れるのも、「ガラッと変わった自民党が一致団結すること」


「このままじゃいけない」そういう危機感を強く感じることが出来て、4月1日という新生活のスタートにふさわしい朝の議論だったと思います。

-引用-
 
この議員のブログを読んでみると、1日の両院議員懇談会で自民党議員達が決してバラバラとなっていたとは思えないんだが。
 
執行部と中堅や若手議員達には、異なった意見が激しくぶつかり合ったのかもしれないけれども、集まった議員達の自民党に対する意識は同じだったのではないのだろうか。
 
現在の民主党にこの様な懇談会は果たしてあったのだろうか。議員達が自由な姿勢となり、思いっ切り議論を行うといった事が。
 
今回の自民党の「両院議員懇談会」は現在の自民党と民主党の体質の違いをハッキリと明らかとしたのではないか、と思えてならない。
 
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