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 4日の日曜討論に出演していた細野副幹事長さんは、今夏の参院選には民主党はこれまでのマニフェストを、ただ見直して挑みたいと語っていたと言う。
 
ちょっと国民をバカにしてくれているんじゃないのかな。
 
優先順位の明記検討を=政権公約の見直しで-民主・細野氏

 民主党の細野豪志副幹事長は4日、NHKの番組に出演し、夏の参院選に向けたマニフェスト(政権公約)見直しについて、「税収や無駄削減(の規模)も変わり得る。項目の優先順位を付けて国民に示すのも一つの案だ」と述べ、公約への優先順位の明記を検討すべきだとの考えを示した。
 その上で「財政規律が必要とされる中で、マニフェストで優先順位が下がる項目があれば、国民の皆さんにおわびしなければならない」と述べた。
 同党が掲げる主な公約のうち、子ども手当の満額支給や高速道路原則無料化の完全実施などは、財源難から修正は避けられないとの声が強まっている。細野氏には、これらを見直した場合でも優先順位を下げることで公約から外さずに済むとの思惑があるとみられる。
(時事通信2010/04/04)
 
昨年の衆議院で掲げたマニフェストは、選挙の時にはマスコミの協力もあって多くの国民に大きな期待を持たせる事が出来たのかもしれない。
 
だが、鳩山政権が始まってみれば、選挙で訴えていた事が如何に出鱈目であったかのかが、あっという間に明らかとなってしまった。
 
後期高齢者制度は廃止すると言っていたのに何とも出来なかったし、今年度には逆に負担が高くなった地域もあるんじゃないのかな。

暫定税率廃止も嘘だった。また、高速道路無料化はどうなってるの。「子ども手当」は後になって色々な問題が湧き上がってきているんじゃないのかな。
 
そして米軍普天間基地は国外あるいは県外へ移設すると言い切っていたのに、後になって不可能である事が明となってきている。
 
麻生内閣は、何よりもこのマニフェストには色々とやる事ばかりを書いているが、民主党はその為の財源をどの様にして用意するのかを説明しなかった事を、強く問題視していた筈だ。
 
マスコミなどは余り問題視していなかっただろうが。
 
本当に「国民の生活が第一」と思っていいるんだったら、あんな馬鹿げたマニフェストを利用した事をしっかりと国民全員に謝罪し、まず下らん政策全てを廃止しようと考えるのが大事なんじゃないのかな。
 
そして参院選には、昨年とは全く異なるしっかりとした理念を基にマニフェストを作成して、挑んでいこうと考えるのが当たり前なんじゃないのだろうか。
 
だが、昨年の物を利用しようと考えるとは、国民をバカにするのもいい加減にしろとしか言いようが無いね。
 
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