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昨年9月に富士スピードウェイで開催された「F1日本グランプリ」の観客の人々の内109人が、富士スピードウェイの運営上のミスから十分に観戦する事が出来ず、精神的苦痛を受けたとして、6月16日、昨年観戦していた人々の中から109人がチケット代の返金、そして1人20万の慰謝料などを求めて東京地裁へ集団提訴したらしい。
訴状によれば、昨年の日本GPでは最寄り駅などから会場までの交通手段を、富士スピードウェイが手配したシャトルバスのみに限定していたらしいのだが、シャトルバス以外は会場への入出場が禁止され、決勝のあった30日には会場の周辺で大渋滞が発生していたらしい。
また、便所やその他の設備も十分には整ってはおらず、かなり待たされ、歯痒い思いをさせられた人々が多くいたのかもしれない。
富士スピードウェイは、この訴えを、弁護士と相談した上で、適切な対応をしたいと発言をしたらしいが、さてどのような対応をするのだろうか。
「悪天候の中待たされた」「シャトルバス渋滞」 F1日本GPで観客が損賠請求
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080616/trl0806161727004-n1.htm
富士スピードウエイ(FSW、静岡県)で昨年9月に開催されたF1日本GPのずさんな運営で精神的苦痛を受けたとして、観客109人がFSWを相手取り、チケット代の返還や慰謝料など計約3200万円の損害賠償を求める訴訟を16日、東京地裁に起こした。原告は「F1は誰もが安心して参加できるイベントのはず。いかにひどい環境だったかを訴えたい」と話している。
訴状によると、昨年の日本GPはFSWが運行するシャトルバス以外での会場への入出場が禁止された。しかし、原告の一部は、会場周辺の渋滞でシャトルバスが時間通りに到着せず、レース前半を観戦できなかった。帰りも悪天候の上にトイレなどが整っていない中、シャトルバスを長時間待たされたと指摘。連日の混乱で、決勝の観戦をあきらめた原告もいた。原告は、会場やバスの管理でFSWに過失があったためトラブルが発生、精神的苦痛を受けたと主張している。
昨年の日本GPは、ほかにも一部の指定席からレースが見えないなどのミスが続出した。FSWは、決勝開始までに入場できなかったと認定した観客54人にチケット代を全額返還、レースが見えなかった指定席(6万1000円)の観客7100人に自由席との差額5万円を返還した。
FSWによると、今年は客席を減らすなどして決勝日の入場者数を昨年より3万人少ない11万人で開催。昨年同様、移動手段をシャトルバスに限定するが、バス増発を決めたほか、トイレの増設を検討している。
FSWの話「訴状を確認した上で弁護士と相談し、適切に対応したい」
(産経新聞2008/6/16)