思い、そして感じた事をそのまま
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カヌーという競技にも自分は殆ど感心が無くて、殆ど結果を意識する事は無かったんだが、日本人初で7位入賞という情報を知って、思わずどんな選手だったんだろうと思い検索してみると、羽田卓也と選手だという事が分った。
車いすの親友に届けた勇姿 羽根田卓也
メダルには届かなかった。しかし必死にパドルを漕いでゴールを目指す姿は、重い障害を負った親友を勇気付けたに違いない。カヌー男子スラロームカナディアンシングルで31日、決勝に進出した羽根田卓也(25)=愛知県出身。応援席には、交通事故で障害を負い、車いすで生活を送る親友、中西拓馬さん(24)の姿があった。羽根田の父、邦彦さん(53)は「2人はお互いを励みにしてきた。結果は残念だが、中西君のためにも良くやってくれた」と誇らしげに語った。
元カヌー選手だった邦彦さんによると、羽根田がカヌーを本格的に始めたのは小3の時。小学校の通学前と帰宅後、自宅近くの川に通って練習を重ねた。中学2年から高校3年までジュニア選手権5連覇。日本選手権も8連覇を達成するまでになった。
さらなる成長のため平成18年、本場のスロバキアに留学。悲劇はその2年後に起きた。親友だった中西さんが交通事故で意識不明の重体に。意識は約100日戻らなかった。現在、中西さんは左目を失明、脳にも障害が残り、言葉も不自由になった。しかし今、中西さんはパラリンピックを目指しているという。
この日、羽根田は決戦の舞台で、減点を恐れない攻めの姿勢でカヌーを操り続けた。8人中7人で終えたが、予選落ちした北京五輪から成長した姿を見せつけた。
邦彦さんは「中西君を勇気付けるため卓也は練習し、中西君は卓也を応援するためリハビリに努力してきた。決勝に進出できたことで、4年間の成果は出せた」と話した。
(産経新聞2012/08/01)
ハッキリとは分らないけれども、カヌーの競技にはカナディアンとスラロームがあるのだろうか。羽根田選手は両方の競技に参加しているが、スラロームの男子カナディアンシングルでは日本人初の決勝進出を果たし、結果は7位。本人はメダルに届かない事に悔しがっているみたいだけど、日本選手として初の決勝進出を果たしただけで大きな快挙ではないか。
本人は、次のリオオリンピックでやりきると思っているみたいだ。
ただ、カヌー競技への参加に関しては結果を求めるだけでは無く、別の目的もあったみたい。羽根田選手の父の言葉「2人はお互いを励みにしてきた。結果は残念だが、中西君のためにも良くやってくれた」がとても印象に残る。
羽根田選手の親友、中西氏は同じカヌー競技の選手だったと思えるが、平成20年に交通事故にあい大きな傷害を持つ事となってしまった。その為に、カヌーも本来の操りが出来なくなっていたんだろうね。
だが、カヌーへの思いを断つ事などできずに傷害を持ちながらも続けていたんだろうか。
そしてパラリンピックへの出場を目指しているらしい。羽根田選手の父が語っている「中西君を勇気付けるため卓也は練習し、中西君は卓也を応援するためリハビリに努力してきた。決勝に進出できたことで、4年間の成果は出せた」と、ロンドンオリンピックへの出場は
選手として求めていただけでは無く、前回の北京では予選落ちになったらしいが、ロンドンオリンピックで予選突破と大きな結果を出す為に懸命の努力を行ってきていたんだろうな。
自分のカヌー競技への挑む姿を見せる事により、リハビリを続けパラリンピックへの出場を目指している友人にも、目指す為の努力を行えば、その思いを実現する事は出来ると示したかったのだろうか。
羽根田選手は7位に終わった事を「悔しい気持ちだけど、決勝進出というだけでも、今の僕のレベルなら恥じることはない。北京五輪の結果から見れば大きな進歩。リオデジャネイロ(五輪)までの4年間は、自分の百パーセントを尽くして臨みたい」と思いを語っている様だ。
そんな思いも、友人の心には通じてるんじゃないのかな。
車いすの親友に届けた勇姿 羽根田卓也
メダルには届かなかった。しかし必死にパドルを漕いでゴールを目指す姿は、重い障害を負った親友を勇気付けたに違いない。カヌー男子スラロームカナディアンシングルで31日、決勝に進出した羽根田卓也(25)=愛知県出身。応援席には、交通事故で障害を負い、車いすで生活を送る親友、中西拓馬さん(24)の姿があった。羽根田の父、邦彦さん(53)は「2人はお互いを励みにしてきた。結果は残念だが、中西君のためにも良くやってくれた」と誇らしげに語った。
元カヌー選手だった邦彦さんによると、羽根田がカヌーを本格的に始めたのは小3の時。小学校の通学前と帰宅後、自宅近くの川に通って練習を重ねた。中学2年から高校3年までジュニア選手権5連覇。日本選手権も8連覇を達成するまでになった。
さらなる成長のため平成18年、本場のスロバキアに留学。悲劇はその2年後に起きた。親友だった中西さんが交通事故で意識不明の重体に。意識は約100日戻らなかった。現在、中西さんは左目を失明、脳にも障害が残り、言葉も不自由になった。しかし今、中西さんはパラリンピックを目指しているという。
この日、羽根田は決戦の舞台で、減点を恐れない攻めの姿勢でカヌーを操り続けた。8人中7人で終えたが、予選落ちした北京五輪から成長した姿を見せつけた。
邦彦さんは「中西君を勇気付けるため卓也は練習し、中西君は卓也を応援するためリハビリに努力してきた。決勝に進出できたことで、4年間の成果は出せた」と話した。
(産経新聞2012/08/01)
ハッキリとは分らないけれども、カヌーの競技にはカナディアンとスラロームがあるのだろうか。羽根田選手は両方の競技に参加しているが、スラロームの男子カナディアンシングルでは日本人初の決勝進出を果たし、結果は7位。本人はメダルに届かない事に悔しがっているみたいだけど、日本選手として初の決勝進出を果たしただけで大きな快挙ではないか。
本人は、次のリオオリンピックでやりきると思っているみたいだ。
ただ、カヌー競技への参加に関しては結果を求めるだけでは無く、別の目的もあったみたい。羽根田選手の父の言葉「2人はお互いを励みにしてきた。結果は残念だが、中西君のためにも良くやってくれた」がとても印象に残る。
羽根田選手の親友、中西氏は同じカヌー競技の選手だったと思えるが、平成20年に交通事故にあい大きな傷害を持つ事となってしまった。その為に、カヌーも本来の操りが出来なくなっていたんだろうね。
だが、カヌーへの思いを断つ事などできずに傷害を持ちながらも続けていたんだろうか。
そしてパラリンピックへの出場を目指しているらしい。羽根田選手の父が語っている「中西君を勇気付けるため卓也は練習し、中西君は卓也を応援するためリハビリに努力してきた。決勝に進出できたことで、4年間の成果は出せた」と、ロンドンオリンピックへの出場は
選手として求めていただけでは無く、前回の北京では予選落ちになったらしいが、ロンドンオリンピックで予選突破と大きな結果を出す為に懸命の努力を行ってきていたんだろうな。
自分のカヌー競技への挑む姿を見せる事により、リハビリを続けパラリンピックへの出場を目指している友人にも、目指す為の努力を行えば、その思いを実現する事は出来ると示したかったのだろうか。
羽根田選手は7位に終わった事を「悔しい気持ちだけど、決勝進出というだけでも、今の僕のレベルなら恥じることはない。北京五輪の結果から見れば大きな進歩。リオデジャネイロ(五輪)までの4年間は、自分の百パーセントを尽くして臨みたい」と思いを語っている様だ。
そんな思いも、友人の心には通じてるんじゃないのかな。
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