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連日で両者がベスト8で敗れてしまった。ただ悔しい、歯痒いとしか言いようが無い。

男子90キロ級に西山、女子70キロ級に田知本が登場 メダルの上積みなるか


 ロンドン五輪第6日の柔道競技は1日午前9時半(日本時間午後5時半)から始まり、男子90キロ級の西山将士(新日鉄)が1回戦から登場する。女子70キロ級には田知本遥(東海大)が2回戦から出場。現在までの日本柔道の獲得メダルは5個で、中量級でのさらなるメダルの上積みが期待される。

 男子90キロ級は、日本代表争いの最激戦区だった。直近の国際大会で3連勝中の西山が2人のライバルを押さえ、五輪切符を手にした。世界ランキングは3位。同じく世界ランキング3位の田知本は、2月の国際大会を制している。

 第5日は、女子63キロ級の上野順恵(三井住友海上)が準々決勝で敗れたものの、敗者復活戦を勝ち上がり銅メダルを手にした。男子81キロ級の中井貴裕(流通経済大)も3位決定戦に臨んだが、ロシア選手に返し技で敗れて5位に終わり、メダルを逃した。
(産経新聞2012/08/02)


ロンドンオリンピックの柔道では歯痒い思いをさせられる事が多い。昨夜の90キロ級男子では西山が準々決勝で韓国の選手に技ありなどでかなりやばい状況に追い込まれていたんだが、終盤に大外狩りを行い、主審が一本と示す。この時には、逆転勝利だと思ったよ。
だが、その後の審査委員か何だか知らないけど、そこの判断で技ありに繰り下げられてしまった。

主審の判定が通っていれば、西山は準決勝へ進めていた。更に決勝へも進めていたかもしれない。ただ歯痒くてならない。

だが、西山は敗者復活戦、そして3位決定戦は体力の現象もあってか、かなり苦しい展開となっていたけど、見事に銅メダルを獲得。西山の頑張りは讃えたい。

そして、女子の準々決勝で中国の選手と対戦していた田知本。レベルは完全に田知本が上だったんじゃないだろうか。序盤からのペースを完全に握っていたし、確実にポイントも獲得していた。

だが、テレビにゲスト出演してた山口香が「隙があったんじゃないか」と語っていたと思うが、中国の選手が寝技に持って行こうとしていたんだろうか。この時に、田知本は左肘を強く傷めてしまったみたい。
その事に中国の選手はすぐに気づいたんだろうな。それまで攻めが消極的に思えていたんだが、積極的に攻める様になる。そしてポイントで追い付かれてしまい、延長へ。最後は旗判定となってしまうが、敗れてしまった。

左肘を傷める事が無ければ、確実に勝ち、田知本も決勝へ進んでいた可能性は高いんじゃないか。悔しく、残念でならない。
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