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 原発の再稼動を勧誘する為に「安全宣言」を出し、玄海原発では成功しそうな状態とまで行ったが、突然に「安全宣言」を消却するように、「ストレステスト」なんてのを出した。
 
 
 
 政府は9日、原発再稼働をめぐる統一見解の概要をまとめた。ストレステスト(耐性評価)の義務化を明記。(1)玄海原発など定期検査中の原発は損傷が生じるまでの「裕度」をまず確認する(2)その上で欧州連合(EU)のストレステストを参考に総合的な安全評価を行う―の2段階で実施する。再稼働の可否は第1段階で決定するが、安全への信頼性を高めるためにより具体的なテストも行うことにした。

 原子力安全委員会も安全性の判断には関与し、具体的な裕度を関係自治体に示した上で再稼働への同意を取り付ける方針だ。枝野幸男官房長官が11日に発表する。
(共同通信2011/07/09)
 
「安全宣言」を、突然に消してまで出した「ストレステスト」。これにより、原発の安全性を確かめようとしたのだろうし、それにより再稼動を行なう為の安全基準も確立して行こうとしていたんじゃないのか。
 
だが、菅内閣の性質からかもしれないが、訳の分からない事にストレステストを2段階に分けて行なうといい始めた。そして、テストの第1段階で再稼動の可否を決定したいとしている。
 
第1段階というのは、テストの中途である事は間違いない。そんな段階で、安全性や安全基準が強く求められている再稼動の可否を決定すると言うのは、非常に可笑しな事ではないか。
第1段階の後に、「安全への信頼性を高めるためにより具体的なテスト」も行なうとしているらしいが、ふざけ過ぎていると思えてならない。
 
具体的なテストも行なって、テスト全体を完了してから可否を決定すると言う事が当たり前の事だろう。どうして、そういった事を決める事が出来ない。
菅が突然にやると発言した「ストレステスト」。政府の連中は、非常に邪魔な存在と思っているんだろう。
この一つの発言により、原発の再稼動が非常に難しい状態となり、電力エネルギーを大きく損失する可能性が非常に高くなってしまっている。
 
菅の詰まらない一言で、日本経済・産業に大きな悪影響をもたらす事も間違いないだろうし、我々の生活にもどの様な影響を及ぼしてくれる事となるのだろうか。
 
とにかく菅という奴は、何も考える事無く、その場しのぎに適当に発言を行なってしまう、最低の政治家だ。
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