思い、そして感じた事をそのまま
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小川栄太郎著書の「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪を昨日読み終わったが、森友・加計問題は我々国民も野党の連中も、メディアに踊らされていたんだなと思い知らされた。特にショックを受けさせられたのが、石破と獣医師会との関わり。
国家戦略特区は2013年6月に特区創設が閣議決定され、12月に国家戦略特区法が成立し内閣府担当大臣(国家戦略特別区域担当)が誕生している。安部首相が国家戦略特区を作成した目的は、既得権益を守ろうとする岩盤規制を打ち抜く突破口とするため、総理自身が主導し、地域を絞りエリア内に従来の規制を大幅に緩める事を目的とし発足させた。
そのため、企業や族議員、団体などと絡み岩盤規制を作っている省庁側に、岩盤規制を守る規制の根拠を省庁側に全面的に説明させる様にしていたらしいのだ。
読み続けていて、驚かされた事がある。マスコミは、獣医学部の申請は今治市と京都府だけと報じていた。だが、今治が申請する以前に新潟市が申請していたらしいのだ。国家戦略特区WGは文科省とヒアリングを行い、積極的になっていた。だが、新潟市の大学開学には具体的決定がなく、挫折したらしいが。
次に今治市から申請があり、それを受けた国家戦略特区WGは文科省の北村専門教育課長とヒアリングを行うが、安部首相が目的としている省庁側の説明責任を無視し、逆に今治が申請した内容の検証を求めている。
更に、北村専門教育課長が出した条件は石破4条件に瓜二つとしているのだ。しかも北村がヒアリングを受けているのは、2015年6月8日らしい。当時地域創生担当大臣だった石破が、石破4条件が6月30日の日本再興戦略の閣議決定に組み込ませている。
閣議決定後に石破、獣医師会会長蔵内、日本獣医師政治連盟委員長北村が石破4条件に関し、2時間に渡り語り合っていたらしいのだ。この部分を、夕刊フジ「『石破4条件』の真相はこれだ!学部新設認めない『告示』の正当性示せなかった文科省」で高橋洋一も書いてある。「石破氏は、衆院議員会館の自室で日本獣医師政治連盟委員長の北村直人氏と、日本獣医師会会長の蔵内勇夫氏に対して、「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました」だと。(2017/07/22)産経新聞の記事には、語り合ったのは平成27年9月9日と書かれてあるが。(2017/07/18)
安部内閣は2014年12月国家戦略特区を拡大した、まち・ひと・しごと総本部を内閣設置する。本部長は内閣総理大臣であり、副本部長が内閣府特命担当大臣(地方創生担当)兼まち・ひと・しごと創生大臣である、地方創生大臣がが担う事になっていた。故に、地方創生大臣だった石破は、地方創生はどの様な役目を担っていたのか認識していた筈だ。
だが、石破は日本獣医師政治連盟委員長北村と友人関係にあったらしいが、自分が担っていた地方創生を無視し、獣医師会の岩盤規制を守る事に協力していた。内閣を無視した裏切り行為でしかない。
メディアは出会い系バーに通っていた前川喜平を呆れまくった事に完全にヒーロー扱いしていた。前川が出会い計バーに出かけていた理由を、出会い系バーで働く女性達が生活に苦しんでいる、高校中退した女性もいるし、シングルマザーとなってから働いている女性もいる。これらの女性から多くの話を聞かされると、文科行政は何をできるのかと考えられた、と話してた様だが、文科省官僚として話を聞くだけで何もやってはいなかった。
著者が前川が通っていたらしい出会い系バーを取材してみれば、前川は性の遊びだけに利用していたと書かれていると思われるが。こんな事、メディアの連中も軽く取材するだけで簡単に分かった事なんじゃないのか。
森友・加計問題に関しては複数の大手新聞やテレビメディアなどは頻繁にフェイクを流し、野党は国会中継のある予算委員会などで森友・加計問題を集中攻撃し、内閣打倒に懸命だった。
朝日や毎日、野党の動きを中継するこれらメディアに多くの有権者は洗脳されていったんだろうな。かつてはメディアは報道する自由を強く訴えていた。だが森友・加計問題に関しては報道しないメディアと意識する者が多かった事は間違いない。
現在のメディアは、事実を公正に報じなければならない責任を持っているのか。メディアへの疑念は晴れない。
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