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世界で新型インフルエンザの感染の拡大は止む事無く続いており、つい先日には米国で日本人の感染者も確認されていた。

そして、9日朝になって、国内でも新型インフルエンザ感染者の確認がされたらしい。

【新型インフル】カナダから帰国の高校生ら3人感染確認 国内初

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090509/bdy0905090633003-n1.htm
 厚生労働省は9日朝、カナダから米デトロイトを経由し成田空港に8日午後4時38分に到着した航空便の乗客3人について、新型インフルエンザが疑われたため、国立感染症研究所で詳細な遺伝子診断「PCR」を行った結果、新型インフルエンザに対する陽性反応が出たと発表した。国内で感染者が確認されたのは初めて。同日午前8時半から、舛添要一厚労相が記者会見を行う予定。

 厚労省によると、国内での感染例として世界保健機関(WHO)に報告されるが、検疫での発覚は水際対策でウイルスの国内侵入を阻止したことになり、国内の警戒レベルは「第1段階」のまま引き上げられない。

 厚労省などによると、航空便はノースウエスト航空25便やコンチネンタル航空6348便などの共同運航便。大阪府在住の40代の男性教師と10代の男子高校生2人の計3人が熱やせきなどの症状があったことから、機内検疫で簡易検査を実施したところ、新型インフルエンザと同じ「A型」に陽性反応が出たため、空港の検疫所と国立感染症研究所でPCR検査を実施していた。

 3人は府立高校3校が合同で行った語学研修に参加し、4月24日からカナダのオークビルに滞在していた。3人は千葉県成田市内の感染症指定医療機関で隔離され治療を受けている。

 同航空機で3人の近くに座っていた乗客47人(うち教師5人、生徒28人)と乗員2人についても、機内で新型インフルエンザに感染した可能性があるため、検疫法に基づき、近くの宿泊施設で10日間の停留措置が取られる。

 他の乗客についても、感染法に基づき、1日1回程度、電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。
(産経新聞2009/05/09)

初めて国内で感染者が確認された事になるが、男性3者はカナダで感染している事はほぼ間違い無く、麻生首相も言っているが、まだ国内での感染では無い。
感染している3者も、容態は落ち着いているらしく、すぐに回復していくのかもしれない。

だが、同便により感染していた3者の内1人は発熱などの症状は無く、機内検疫で留め置かれる事無く出てしまい、彼の周囲にいた11人の乗客も一緒に入国し、そのまま何処かへと行っている。

11人の人達も、同便から感染者が出ている事は知るだろうから、自分の健康をしっかりとチェックをし、本当の国内感染とならないように気をつけてくれるだろうとは思う。

だけど、インフルエンザウイルスは感染しても、その症状が表れるまでには数日かかるらしいですね。ですので、もしも海外で感染していたとしても、今回の11人の乗客と同じ様に検疫をすり抜け、入国している人々が多くいる可能性が高いのではないのだろうか。

これらの人々は、海外から、非常に多く発生している米国より帰国していても感染しているといった意識は無いだろうし、それらの人々と日々接触しているも多くいるだろう。
新型インフルエンザにに対する免疫など、我々には一切無いのであり、他国と同じ様に国内感染者が多く発生する可能性もあるのかもしれない。

ただ、まだ毒性が弱いという事らしいので、もしも発熱などして感染している事が分かったとしても、すぐに治療を行えば症状を重くする事も無く治す事が出来るだろうと思うのだが。
正直、掛かりたくは無いし、その様に気を付けたいと思っている。
 

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