思い、そして感じた事をそのまま
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高知県いの町で発生している事件だが、介護士でもあった嫁が義母の介護を主に行っていたと思われる家庭で、3日の午後11時頃、介護中に義母が殺害されていたらしい。この家庭では、介護士でもある嫁は、義母の介護を本当に行っていたのだろうか。
だが、おむつを替えようとした時に暴れるからといって、なぜ両足を縛らなければならないのか。そんな事をすれば、逆に替える事など不可能となってしまうではないか。介護にど素人な者でも簡単に分る事なのに、介護士をやっている者が、なぜその様な事をやったのか。
そして容疑者の家庭は、介護士である容疑者と被害者である義母、夫、次女との4人暮らしだったらしい。果たして義母の介護は容疑者のみで行われていたのだろうか。
当家でも、同居している父親が介護を受ける状態になっており、昼間はデイサービスなどの施設で介護を受け、夜は母親が中心となって介護を行っているのだが、介護の作業に時間が掛かる事などから、母親は時折感情的となる事もある様だが、決して暴行行為を行う事などない。
自分は母親から要望があった時や一人ではきつい作業や、父親の体調に異変があった時には手伝ったり、関わる様にしている。
介護士なら、ケアサービスなどで介護する事を仕事としている筈であり、介護はどの様なことであり、どの様にすべきかなどしっかりと熟知している筈。
勝手な思い込みかもしれないが、介護士をしている者なら、自分達素人達よりもどの様にすべきかなど分りきっている筈。
夫や次女は普段の介護にはどれだけ加わっていたか否かは分らないが、容疑者は普段の介護の時にどの様な行為を行い、その時の行動をどの様に意識していたのだろうか。
唯、テレビのローカルニュースによれば、3日に1回は二人の言い争いが聞こえていたと近所から証言があるらしく、普段から両者の状況がよく無かった事は間違いないようだ。
事件のあった家庭での介護士の嫁も、昼間はデイサービスなどの施設で労働しているのだろうから、介護を行っているのは主に夜なのだろうと、勝手に推測してしまうのだが。間違いなく、この事件の時間帯にも、嫁以外の者も存在していたと思われたのだが。
だが産経によれば、夫は4日の夕に帰宅した時に意識のない母に気づき、すぐに119番へ連絡したらしいし、また、4日午前に外出していたと思われる次女に電話で両手を縛っていたテープを剥がす様に連絡を取っていたと、読売の記事は書いている。
殺害行為が行われた時には、容疑者と被害者の2人しか存在していなかった事は間違い無い。誰も意識する事無く、ただ義母だけを意識する状況となってしまっていた事になる。
自分の兄弟にも介護士を職としている者がいる。こいつによれば、介護職にはかなりのストレスを感じるらしい。もしかすると、容疑者は昼間の介護職と夜の介護のストレスが重なりあい、暴行が勃発していたのかもしれない。
県警は逮捕の要因として、義母の右目や額に内出血があり、虐待を受けていた可能性があるとしている。県警は死因を調べる為に司法解剖するとしているが、虐待が実証されれば、介護により湧き上がる感情がそのまま暴行へ進んでいたのかもしれない。
普段は、どの様な介護を行っていたのかなどは全く分らない。だが、どの様な状況になろうとしっかりと行なわなければならない筈だ。
例え義理であっても、家族である事に間違いなどない。どうしてちゃんとした介護、というよりも自ら活動できなくなった者の生活援助などが出来なかったのか、他の家族はどこまで、それに加わっていたのだろうか。
残念に思えてならない。
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