思い、そして感じた事をそのまま
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神奈川で福島から転向した高校生が原発事故に絡めていじめをやっているという記事が良く出ているが、原発事故に絡め詰まらん事をやってるのは、同年代の者だけでは無く、単に教育を担うだけで無く社会や人への思いを育む事を教える事も担っている筈。
呆れた事に、関学大の40代の外国人非常勤講師が、自分が担った役目を無視した好意を面白げにやっていたらしい。
「関西学院大(兵庫県西宮市)は21日、教育学部の40代男性の外国人非常勤講師が東京電力福島第1原発の事故を念頭に、福島県出身の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と発言したとして、講師を減給3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
大学は「差別的発言だった」と認め、講師も来年度以降は契約を辞退する意向。女子学生は精神的ショックを受け、現在も授業にほとんど出席できないでいるという。
学生は14年に入学して、11月に馬鹿な講師に出身地を問われ、正直に福島県だと答えたのだろう。福島県にも多くの市や町村がある。福島第二原発が原発事故を起こしたのは、福島県富岡町だ。この地域から遠く離れた場に暮らしていた学生なら、放射能の影響など受けている訳など無い。
関学大が2年後の16年4月からハラスメント相談センターを開設し、被害を被った学生は複数かも相談に行くが、関学大はすぐに相談に応じようとはしなかった。
7ヵ月後の昨年11月から調査を行ったらしいが。被害を被った学生は、発言された翌日からか授業に出席する事は無かったらしいが、相談を受けた時に即座に関学大はこの学生の心理を重く受け止めようとは感じる事がどうして出来なかったんだ。
昨年11月に横浜に自主避難していた中1の男子生徒が1年前に転入した小学校で原発問題を理由にいじめを受け不登校となっていた事を手記に弁護士が代理で発表している。
関学大は、この事に敏感になり4月に相談を受けていた事に気づき、慌てて調査する様になったんじゃないのか。
当初は何とも思っていなかったが、神奈川で原発問題を理由にいじめが発生している事は社会問題となった。この事に世間の目を意識する様になり、当初は全く問題意識も無かっただろう福島県出身の学生の相談事に非常に意識する様になり、調査を始めたんじゃないのか。
関学大は今回の事に関し、「相談開始から調査まで7カ月かかったことについて、広報室は「正式な申立書が出ていなかったので、調査が難しかった。大学としてはできる限りのことをした」と説明している」(毎日新聞)らしいが、学生に対しできる限りの事をしたのでは無く、大学にとって都合のいい様にできる限りをしただけなんだろ。
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