[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
電撃的に訪問していたらしい、イラクのバクダッドで会見をしている時に、米国ブッシュ大統領がイラク人記者より、靴を投げつけられるハプニングが発生している。
「犬め」米大統領にイラク人記者が靴投げつける
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081215-OYT1T00104.htm
ブッシュ米大統領が14日、事前の予告なしにイラクの首都バグダッドを訪問し、米軍駐留を来年から3年間認める地位協定にマリキ首相とともに署名した。署名後の記者会見で、「戦争はまだ終わっていない」と語るブッシュ氏をめがけて、イラク人記者が靴を投げつけるハプニングがあった。
イラク国営テレビなどによると、大統領がイラクの治安情勢などについて語っている最中、テレビ局の男性記者がいきなり立ち上がり、「イラク人からのさよならのキスだ、犬め」とアラビア語で叫びながら、靴を投げつけた。さらに、記者は「これは夫を亡くした女性や孤児、殺されたすべての人のためだ」と話し、もう片方の靴も投げつけた。
大統領がとっさによけたため、靴は頭をかすめ、けがはなかった。記者はその場で取り押さえられた。大統領は、記者が警備員に連れ出された後、「彼が投げたのはサイズ10(約28センチ)の靴だ」と冗談で返した。
イラクで靴を投げつける行為は「最大の侮辱」とされ、旧政権の崩壊後、フセイン元大統領の銅像が倒された際は、市民が靴で銅像をたたいた経緯がある。
ブッシュ大統領のイラク訪問は昨年9月以来で、2003年のフセイン政権の崩壊後、4回目。来年1月の退任を前に最後の訪問とみられる。
(読売新聞2008/12/15)
ブッシュ大統領に靴を投げつけたイラク人記者はムンタゼル・ザイディ(29)で、今年1月には米軍により家宅捜索をされ、拘束をされる。だが翌日には、釈放をされ、米軍から謝罪も受けているらしい。
米軍に何らかの過ちがあったのは間違いないのだろう。
この記者は、イラク戦争により米軍やテロによって市民が犠牲となっていく事を取材していくうちに、米国への怒りを募らせていっていたようだが。
米国の君主であるブッシュ大統領を目の前にした時に、抑え切れないものがあったのかもしれないね。
記者は、非難しているイラク政府によって拘束されているが、政府は禁固刑に処する意向のようだ。
だが、政府とは相反して市民の人々は記者を英雄と称えているようだが。