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 4月から宮崎県では口蹄疫が発生し、急激に大きな被害を齎していた。政府は、これに対して今頃になって、本格的な対策を行おうと意識したのだろうか、対策本部を発足させたらしい。
 
鳩山政権は国民の生活を重視していたと思われるが、真っ赤な出鱈目だったんだなと強く意識させられる。
 
口蹄疫:政府、対策班派遣へ 防疫強化など3チーム

 政府は17日、宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)感染が拡大している問題で、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を同日中に発足させることを決めた。農水、防衛など関係省で政府対策チーム(防疫強化▽経済支援▽調整連絡の3チーム)も編成して同県に派遣。山田正彦副農相や小川勝也首相補佐官を当面、県庁に常駐させる。

 鳩山首相は17日昼、首相官邸で、民主党の筒井信隆衆院農水委員長や全国肉牛事業協同組合など畜産団体代表と会い、被害状況を確認するため、近く宮崎県を訪問する考えを明らかにした。現地では政府の口蹄疫対策の遅れを批判する声も強まっており、対策本部の発足により、政府としても対応に全力を挙げる姿勢を強調する狙いがある。

 これに先立ち、平野博文官房長官は17日午前の記者会見で、政府の対策本部について「政府と地元が一体となって取り組む。現地に一番合った対応ができる仕組みをつくる」と強調。その上で、集落や高速道路周辺の消毒強化、関係自治体への特別交付税の支給を急ぐ方針を明らかにした。
(毎日新聞2010/05/17)
 
4月20日に宮崎県で口蹄疫感染の擬似患畜・牛3頭が確認され、それから5日後には殺処分は1000頭を突破したらしいが、これまで100年間での最多記録だったらしい。
 
10年前にも起こっていた口蹄疫の被害とは、その規模が遥かに異なっているという事は早い時点で理解出来ていた筈だし、普通だったら政府の方からすぐに対応をしなければと考えていくのが当たり前なんじゃないのかい。
 
だが、鳩山政権ではこの問題に関して全く無頓着だったんだろうね。27日に、東国原知事が農水省を尋ね、赤松農相へ財政支援などを求める要望書を提出した。まだ自分には関係無いとでも思っていたのだろうか。
ちなみに自民党谷垣禎一総裁にも要請していたらしい。
 
東国原知事は県だけでの対応が苦しくなり、国への援助を求めたのだろうが、赤松は全く無視してしまい、外遊してしまったんだって。
その間、福島社民党代表さんが赤松の代理を勤めていたらしいが、こいつも何も関心を持っていなかったんだろうか。
 
27日に口蹄疫に関する支援を受けた自民党の谷垣総裁は28日に自民党の口蹄液体策本部長として早くも宮崎県の視察を行ったらしい。宮崎の感染の確認によって、口蹄疫の対応策をまとめたらしい。
そしてまとめられた口蹄疫対策を30日に鳩山と赤松に谷垣総裁から渡される予定となっていたらしいのだが、何故だか鳩山と赤松の2名は当日にキャンセルしてしまう。
 
この問題にどこまでいい加減な気持ちだったのかが、よく出ているのではないのだろうか。
 
種牛が僅か6頭となり、宮崎牛が非常に危険な状態となってから対策本部を発足しようとする。本当に何とかしようというのでは無く、単なる見せ掛けにしか思えない。
 
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