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 民主党が野党だった頃だったら、今の鳩山を無茶苦茶に攻めまくってたんじゃないのかな。ただの一言、バカな総理だって。
 
だが与党となれば、逆にそれを必死に守ろうとしている民主党。本当に変な感じがする。
 
首相責任に予防線=期限先送り、平野氏更迭論も-政府・民主

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の決着期限である5月末まで残り3週間。政府・民主党は決着できなかった場合、鳩山由紀夫首相の責任問題に発展するのを回避しようと予防線を張りつつある。一つは決着期限の先送り、もう一つは平野博文官房長官の更迭で乗り切りを図る策だが、首相周辺には「それでは済まない」との危機感も強い。
 先送り論を唱えるのは、仙谷由人国家戦略担当相。7日のBS番組の収録で「5月末でなくても合意づくりに粘り抜いてほしい」と訴えた。北沢俊美防衛相も先月、「相手のあることなので交渉は難航が予想される」として、今月末に決着できなくてもやむを得ないとの認識を示している。
 もっとも、当の首相は「5月末までに決めると言っているのだから、それを変えるつもりは全くない」と言明。国民新党幹部も「先延ばしは考える余地がない」と冷ややかで、仙谷氏らの「側面支援」が奏功するとは言い難い。
 一方、平野氏の更迭論はかねて与党内でささやかれていた。同氏は政府・与党の沖縄基地問題検討委員長を務めており、けじめを付けるために引責辞任という形も一応筋が通る。民主党内からは「内閣官房立て直しのための内閣改造」(生方幸夫副幹事長)を求める意見も出ている。
 平野氏は「おれが死んでも首相が死ぬわけにいかない」と周囲に漏らしており、辞任の覚悟はできているようだ。この場合、野党は「トカゲのしっぽ切り」と批判するとみられ、かえって夏の参院選に悪影響が出かねない。
 さらに、地元から反発を浴びた首相の4日の沖縄訪問や7日の鹿児島県・徳之島の3町長との会談決裂によって、「首相一人が責任を負う」(民主党中堅)形が鮮明になったのは間違いない。首相周辺が懸念する通り、「5月政局」は現実味を増しつつある。
(時事通信2010/05/08)
 
普天間基地問題の責任は、民主党閣僚の皆さんは鳩山一人に被せようとしている様にも思えてしまうのだけれども、思い違いでしょうか。
 
鳩山だけでは無く、この問題に関しては岡田や北沢、平野なども国外・県外移設には非常に消極的であり、逆に県内移設に積極的となっていたのではないのか。
 
岡田は具体的な案を出しているし、北沢は閣僚となって早々に国外・県外は理想的だと発言している。平野も「ゼロベース」と発言するばかりで、積極的に行動する姿勢を見せなかった。
 
また、他の閣僚なども野党時代には、前政権が辺野古沿岸への移設案で日米同意をしようとする事にも強い反発を行い、県外移設などと主張する様になったのではないのだろうか。
 
鳩山だけでは無い。昨年の選挙では他の閣僚も、国外・県外移設という事を強く主張し政権交代を煽っていたのではないのか。そして、見事に政権を我が物としてしまった。
 
であるならば、主張していた事に閣僚が一致協力していくのが当たり前だろうし、それが出来なければ連帯責任を取ることも当然の事ではないのだろうか。
 
前政権は十数年も掛けて、一応地元住民の方々の同意も取り入れ、日米同意によって普天間基地を辺野古沿岸へ移設する事が決定されていたと思われる。
しかし、鳩山政権は「最低でも県外移設を行う」として、あっという間にそれを消してしまった。
 
鳩山政権で「県外移設が不可能」だと思えるのなら、鳩山総理だけでは無く全ての閣僚が責任を負って辞任をする事が、当たり前なんじゃないんでしょうか。
 
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