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11月4日、突然にユーチューブに流出された「尖閣ビデオ」。その行動を行った人物が、10日自ら名乗り出た。
この人物にも、行動の責任は問われる事となるのかもしれないが、それ以上に政府の側に大きな責任が問われなければならない、と思うのだが。
仙谷由人官房長官は10日の記者会見で、海上保安官が尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像を流出させたと名乗り出たことに対する海上保安庁の鈴木久泰長官の監督責任について「独立性、自立性に応じた責任は当然出てくる。強制力を持った執行部門は、それなりの強い権限がある代わりに強く重い責任を負う」と述べ、責任は免れないとの考えを示した。
ただ、馬淵澄夫国土交通相に関しては「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と、責任を問わない意向を表明。海上保安官の処分については「必要があれば行う」と述べた。
(産経新聞2010/11/10)
政府である菅内閣は、この「尖閣ビデオ」を国家機密と認識していたのか否かはしらない。だが、国会内で野党だけでは無く、多くの国民が「尖閣ビデオ」の公開を求めていたのに、それを拒否していた。
菅内閣は、「尖閣ビデオ」を非常に重要な物だと認識していたのだろう。だから、我々に公開する事により、その内容を世界へ明らかとする事も拒否していたんだろうな。
となれば、その物の管理は非常に重視とし、完璧に管理をしていなければならなかった筈であり、それを怠ったのであれば、非常に重大なミスを行った事となるのではないのか。
この事に関して、官房長官は何やら訳の解らない事を言っているみたいだな。
海保長に責任はあっても、国交相に関して「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」から、責任を問う事は無い。
ふざけないで貰いたい。海上保安庁は国交省の外局なんだろう。そして、流出の原因を作ったのが、政府じゃないのか。
国民の殆どが、中国の漁船がぶつかって来ているだろうと解っているのに、何が目的だったのか知らないが、「尖閣ビデオ」の公開を徹底的に拒否しようとした。だが、国会でほんの一部の者だけに、それもほんの数分に編集をして公開をしようとする。
こういった政府のやり方が、可笑しいんじゃないかと意識する者が多くいたんだろうね。その中の一人の者が、遂に大きな行動を起こしてしまった。
今回の「尖閣ビデオ」流出の責任は、仙谷官房長官など閣僚達に一番あるんじゃないかと思うんだけどね。
にも拘らず、仙谷官房長は自分達に責任は無いかの様な言い方をしているが、本当にふざけないで貰いたい。
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