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政権交代する時には、政府のムダ使い、不要不急な事業を根絶する。その為に、仕分け事業をすると言ってたんじゃないかと思うんだが、3回目で完全な見せ物だって事があからさまとなったな。
政府の行政刷新会議は18日、事業仕分け第3弾の全日程を終えた。過去の仕分けは、自民党政権時代の予算をばっさり切ることで民主党に対する世論の支持を集めたが、第3弾では政府の一員として同僚議員がかかわる予算にメスを入れる矛盾に直面。同日夜には蓮舫行政刷新相らが今後の仕分けの在り方をめぐって議論を交わし、仕分けの必要性では意見が一致したものの、どう変えていくかについては結論を持ち越した。
「長いスパンで考えなければならない政策に、どこまで費用対効果の概念が及ぶのか」-。所管事業を「廃止」と判定された総務省の森田高政務官は、18日午後の参院予算委員会で仕分けを痛烈に批判。仕分け開始1年を機に、「今こそ冷静に考えるべきだ」と手法を見直すよう求めた。
同日に厳しい判定を受けた農林水産省の筒井信隆副大臣も、仕分けには「政府方針を決定する権限はない」と反発。法的な強制力がない仕分けの限界も露呈しつつある。再仕分けでは、与党の政務三役が自ら府省側の説明役を買って出る場面が目立ち、やりにくさを感じた民主党若手の仕分け人もいた。
こうした中で行われた夜の議論では、出席者が「これからが大事だ。民主党の自浄作用が問われる局面に入る」(寺田学首相補佐官)などと仕分けの意義を強調。今後も仕分けを継続する必要があるとの認識で一致し、課題としては行政刷新会議と似た機能を持つ会計検査院、総務省行政評価局との連携などが挙げられた。
同会議の議長を務める菅直人首相は週末に各閣僚を招いて勉強会を開く予定。こうした課題も話し合われる見通しだが、蓮舫氏は「(仕分けには)いろいろな問題点や改善点がある。それを流動的に変えていけばいい」とするにとどめた。
(時事通信2010/11/18)
1回目の時には、現在というよりもこれまでやっていた政府の政策・支出による税金のムダ使いを排除する事を目的として、事業仕分けを始めたんじゃなかったのか。
その結果、3兆円はムダを削減できるだろうと、言い張っていたんじゃなかったかと思うんだが。
結果は、7千億程度。だった筈。
そして、枝野の後を継いで行政刷新相となり、3回目も仕分けを担当する蓮舫は、事業の全ての見直しと無駄を削除したいとしている。
実際、今回の3回目では自分達の内閣が決算した予算を仕分けしている。様するに見直している訳だ。
だが、鳩山は政権交代の時に、すでに政府から無駄を徹底的に排除するといっていた筈だ。なのに、自分達で見直す必要のある予算を決算したという事は、無駄を作ったという事になる。
言っていた事と、やっている事が全く逆だろ。更に、自分達の決算した予算を仕分けして廃止したりする。全くの茶番劇だ。
こんな見せ物、いつまでも続く訳が無いだろう。
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