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小泉が麻生批判を発言した時には、麻生内閣と民主党の其々本質をハッキリと示してくれたのかもしれないな、とも思えるようにもなってきたのだが。
マスコミは、やはり民主党に関してはろくに報じようとはせず、いつも通り麻生内閣の批判に必死ですね。
給付金法案採決は20日以降 民主、小泉氏帰国まで先送り
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021301000985.html
民主党の輿石東参院議員会長は13日午前の参院議員総会で、定額給付金の財源を確保する2008年度第2次補正予算関連法案の採決について、衆院再議決で造反する可能性を示唆した小泉純一郎元首相がロシアから帰国する20日以降まで見送る方針を表明した。自民党の細田博之幹事長は衆院再可決で成立させる考えを重ねて示した。
民主党内にも、造反の動きは広がらないとの見方から採決先送りに否定的な意見もあるが、小沢一郎代表も出席した13日午後の拡大幹部会で見送り方針を確認した。
輿石氏は「小泉氏は『(与党が衆院で持つ)3分の2を使うのはおかしい』という私たちの声を代弁してくれた。少なくとも小泉氏のお帰りを待って法案を扱えばいい」と述べた。
衆院再議決での小泉氏らの造反を期待し成立を阻止したい狙いだが、民主党国対幹部は「いったん衆院採決で法案に賛成した議員が再議決で反対する理由を見つけるのは難しい」と造反は困難との見方を示している。
(共同通信2009/02/13)
小泉の発言の当日、麻生首相は「国民の総意は景気対策。景気対策をきちんと仕上げて(衆院選を)戦えるようにしたい」と発言している。
そして、閣僚達も同じ意思を持っているのだろう。小泉の発言に反論するか、適当に流すように発言し、麻生首相を擁護している。
対して、民主党はマスコミと同じく、活気付くようにして小泉の発言を活用して、単純に麻生首相の批判を行っているのではないか。
そして、小泉は14日から20日までロシアへ外遊の予定らしい。この小泉の動きと発言をそのまま利用して、参議院での第2次補正予算の関連法案の採決を、引き延ばす事を決めたらしい。
これには、呆れたと言うよりも、もうしらけた気分にもさせられたのだが。
また、民主党代表小沢は、「今の危機的な日本社会には必要とされるリーダーが存在しない」と、麻生政権を批判したらしい。
だが、果たして小沢にその様な資格があるのだろうか。
首相が本会議を突然退席 「小沢代表だっていない」
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021201000755.html
麻生太郎首相が12日、衆院本会議を突然途中退席して官邸に戻り、秘書官や警護官(SP)が慌てる一幕があった。
議場を出た首相は記者団が「撤収ですか」と質問すると、民主党の小沢一郎代表が欠席していたことに触れ「撤収?小沢一郎なんか最初から最後まで出ていない」と指摘。「なぜ(小沢氏欠席の記事を)書かない? 公平性を欠く」と、小沢氏との「別扱い」にいら立ちを見せた。
記者団が「立場の重みが違うのでは」と指摘すると、首相は「重みがない人は出なくていいのか。あの人だって首相を目指しているのに」と反論した。
首相はまず閣僚席に座り答弁した後、自席に移動して質疑を聞いていた。官邸で約40分間過ごした後、再び国会に戻り衆院本会議に出席した。
(共同通信2009/02/13)
麻生首相の施政方針演説の代表質問には、自ら立つという事は無く、呆れた事に無所属の田中真紀子までも利用しているし、12日の本会議には党首でありながら、欠席しているようではないか。
しかも、12日の時には、選挙の為なのだろうか党本部でラジオの収録を行ったり、都内の衆院選立候補予定者の事務所を視察するという、正に国会議員でありながら、国会を無視した非常にふざけた行為までも行っている。
更に、政権交代をしつこく訴えているくせに、10日に米国ヒラリー・クリントン国務長官からの会談の打診を受けながら、それを即座に受け入れようとはしなかった。
そして、周囲の者達に圧されるようにして、14日になって会談する事が決ったらしい。
麻生首相、その他2人の閣僚は、会談の申し入れがあった時には、当然何も躊躇する事無く即座に受け入れたことは間違いないだろう。
小沢も、例え野党党首であろうとも本当に政権交代を狙っているのであれば、クリントン国務長官との会談には自ら積極的となるのが当然ではないのか。
にも拘らず、即座に決断する事など出来ずに、何日も戸惑っていたのではないのか。
何よりも、小沢の言う「今の危機的な日本社会には必要とされるリーダー」というのは、自身がどの様な苦境に追い込まれようとも、決して屈する事無く意思を貫こうとする者を指すのではないのではないのだろうか。
小沢は日本社会が危機的な状況であると発言しながら、通常国会においてその状況を更に悪化させる事など無視し、政局だけを意識した行動を行っている。
言うならば、現在の我々国民の生活は小沢民主党によってより悪化され、苦しめられていっているといっても間違いはあるまい。
マスコミは報道の原則をしっかりと認識しているのであれば、ただ麻生内閣を批判するのでは無く民主党の方へ目を向けている筈。
だが、民主党やその他野党に関しては、何故だか余り報じようとはしない。
現在のマスコミには、公正、そして中立性といった意識など微塵も無い、という事の証でもあるのだろうか。