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昨日、バンキシャを見ている時に、麻生内閣の支持率が10%を割ったと、何だか興奮気味に福澤が言っていた事を思い出す。
あ、そうですか、と適当に聞き流していましていましたけど。もう、テレビから流れてくる情報は、正直言ってそのまま信じられないようになってしまいましたので。
内閣支持率、10%切る=日テレ調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009021500202
日本テレビが15日明らかにした世論調査結果によると、麻生内閣の支持率は9.7%に落ち込んだ。郵政民営化をめぐる麻生太郎首相の一連の発言もあり、支持率は低下傾向が続いているが、主要な報道機関の調査で10%台を切ったのは初めて。
(時事通信2009/02/15)
日テレは毎月中旬の週末に1回だけRDD電話調査という方法により、世論調査を行っている。
8月までは福田内閣に関して世論調査を行っていたようだが、9月からは麻生内閣に関して行ってきている。
そして、9月からの世論調査で共通して、「麻生内閣支持率」、「政党支持率」、「衆議院選挙」、「内閣総理大臣にふさわしい人」の4項目を必ず問いに出している。
更に、「内閣総理大臣にふさわしい人」は9月から最新までは、麻生太郎と小沢一郎のどちらがふさわしいかだが、1月では「あなたは、いま、内閣総理大臣に、麻生太郎氏と、小沢一郎氏とでは、どちらがふさわしいと思いますか?」
「では、麻生太郎氏と、小沢一郎氏とでは、どちらの方が、政治家としての言動が信用できると思いますか?」
「では(麻生太郎氏と、小沢一郎氏とでは、)どちらの方が、リーダーシップがあると思いますか?」
「では(麻生太郎氏と、小沢一郎氏とでは、)どちらの方が、国民感覚に近いと思いますか?」
といった問いを出している。
こういった世論調査を行うからには、マスコミ側は我々国民に対して、ちゃんとした公正中立な情報を提供する義務と責任があるのではないのか。
ちゃんとした情報を得る事が出来なければ、我々国民は、この様な世論調査に対して正確に判断し答える事は不可能なのだから。
果たして、日テレはその義務と責任をちゃんと果てしてきていたのだろうか。
現首相である麻生太郎と、民主党党首であろう小沢一郎のどちらの方が、政治家としての言動が信用できるかと問うている。
だが、日テレなどマスコミが我々に提供してくれる情報は、個人的な詰らない情報ばかりではなかったか。バーへ通っている、漢字を読み間違えたなど。
更には、麻生首相に関しては各メディアによって、連日強烈なバッシングが続いているばかり。
対して、首相として実際にどのような政策を行おうとしているか、或いは行っているかに関しては、果たしてどれだけ熱心になって情報を提供してくれていただろうか。
だが、そういった事には目を向けず、殆ど無視している事は間違いないだろう。
また、マスコミのテレビニュースや、新聞などによるしつこいバッシッグによって、我々国民の心理に麻生首相に対する何らかのイメージを描かせようなどという狙いもあったのかもしれない。
麻生首相に対しては報じる事に非常に積極的なのに、小沢の事となると、逆となりマスコミは報じる事に何故だか非常に消極的となってしまう。
小沢に関して、昨年の臨時国会でどの様な活動を行っていたのかに関しても殆ど情報は提供されていなかったのではないか。
更には、今年に入っても小沢の情報などは、殆ど提供されてはいない。
「内閣総理大臣にふさわしい人」として世論調査を行ってきているのであるならば、麻生首相と同様に小沢の情報もしっかりと提供してくれなければならないと思えてならないのだが、日テレは何故それを行ってこなかったのだ。
これまでに提供されてきた情報では、ハッキリ言って麻生首相に関しても、更には小沢に関しても全く無いと言ってもいいだろう。
この様ないい加減な、しかも偏った情報ばかりを流しながら、「麻生内閣支持率」や「政党支持率」、「内閣総理大臣にふさわしい人」などを何ヶ月も続けて問えるものだなと思えてしまうよ。
マスコミはいい加減な情報提供をしながら、世論調査をしているとしか思えない。だが、このマスコミの世論調査が政治面に影響力を持っている事をしっかりと認識している筈。
にも拘らず、この様な無責任な行為を行っている。呆れたとしか、言い様が無い。