[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ローマで行われたG7終了後の記者会見で、相当に体調を崩されていたと思われる中川財務大臣。
だが、マスコミ、そして民主党の者達は見た目だけで「泥酔」、「深酒」或いは「酩酊」と決め付け、馬鹿みたいに批判を行っている。
中川財務相「風邪薬飲みすぎ、酒は口に含んだ程度」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090216-OYT1T00478.htm
中川財務・金融相は16日午後、国会内で記者団に、ローマで開かれた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後の記者会見での受け答えがちぐはぐだったことについて、「飛行機の中などで薬を飲んだ。普通の量より多めに飲んでしまった」と述べ、風邪薬を多めに服用したことが原因だと説明した。
飲酒については、「前の日はパーティーでは飲んだが、記者会見の前には飲んでいない」と強調した。
ただ、財務相はその後の衆院財務金融委員会で、民主党の中川正春衆院議員の質問に答え、「G7の食事会ではワインなども出た。グラス一杯も飲んでいない。口にちょっと含んだ程度だ」と述べた。
財務相はG7閉幕後の14日午後(現地時間)に約1時間、G7会場のホテル内のレストランで、財務省幹部、同行記者らと会食した。記者会見はこの後、午後3時45分過ぎから行われた。
河村官房長官は16日午前の記者会見で、財務相から同日朝、「風邪薬を多めに飲んだのが原因。酒が原因ではない」という説明を電話で受けたことを明らかにした。長官は「体調にかなり無理があった。そこに風邪が悪化した要因が重なった。『極めて遺憾だ。申し訳ない』という話が(財務相から)あった」と述べた。さらに、「昼食にワインが出て、ぜんぜん手つかずだったということではないが、深酒したとかとは全く関係ない」と語った。
(読売新聞2009/02/16)
まず、「泥酔」や「深酒」、そして「酩酊」などとはどういう意味なのだろうか。マスコミの連中は、報じているからには、漢字の意味をちゃんと理解している筈だが、中川財務大臣の会見前の行動と一致するとは思えない。
「泥酔」、「深酒」そして「酩酊」は共通していると思うのだが、そこまで進めば共に呂律も回らなくなるだろうし、と同時に足元もふらつき、意識も朦朧とする位に酔い込むまでに飲む事を表現しているのではないのか。
中川大臣は、G7閉幕後にホテル内のレストランで、財務省幹部だけでは無く、同行記者らとも一緒に約1時間の会食を行っているらしい。
この会食で、ワインが出たらしいが、さて「泥酔」、「深酒」或いは「酩酊」する位に飲酒をしていたのだろうか。
というよりも、会見を予定していると意識していていた筈の会食で、「泥酔」など出来るのだろうか。仕事を全て終えた状態であれば、話は別でしょうけど。
何よりも、日本とイタリアなどヨーロッパでは昼食の習慣が異なるのでは無いのだろうか。日本では、当然ワインはもとより日本酒など付けないだろうが、イタリアの昼食ではワインを付ける事が習慣となっているらしい。
この程度の事は、当然マスコミの連中などは認識している筈だ。よって、G7で昼食会を共にされたと思われる他国の大臣達も、中川大臣と同じ程度のワインは口に含んでいるのではないかと思われる。
だが、どの国のマスコミも、この様な事など一々問題になどはしていないのではないのだろうか。
まして口に含む程度では無く、飲酒していたという事実があるのであるならば、同行記者が、どのワインをどの程度、どの様に飲み、会見に向かう時にはどの様な状態になっていたのかといった情報を、すでに流している筈だ。
だが、そういった情報などは一切、提供されているとは思えない。
また、「泥酔」、「深酒」の状態であったならば、会見の席に向かう時中川大臣は足元がふらついていても可笑しくは無かった筈。だが、しっかりとした歩き方で席に着いている。
中川大臣は、相当に体調不良となっていながらも、あえてG7閉幕後の会見に臨んでいたのかもしれない。
そして、マスコミ及び民主党が躍起になって責めまくっているのは、中川昭一氏が大臣として勤めを果たしたG7では無く、その後の記者会見の模様である。
だが、批判の要因を全て「泥酔」などと決め付けての事。どうしてあの様な状態になったのかをしっかりと調べようなどという意識など、全く無いではないか。
もしかすれば、非常に健康的状態が悪化していたのかもしれない。どうして、そういった方向などには一切目を向けず、単に「泥酔」などと決め付けたがるのだろうか。
世界のメディアも、中川大臣の会見での模様を「泥酔」などと決め付け報じているらしい。だが、実際には「泥酔」などしていない筈だ。その様な事は、日本のマスコミなど承知している筈。
にも拘らず、世界のメディアの情報などをそのまま活用し、より中川大臣を責めようとしている。
日本の代表としてG7に参加しその役目を果たした人物が、勝手な推測により批判される事は、日本そのものが侮辱されているのではないのか。
この事は、世界から日本への侮辱行為をする者には全く目を向けず、日本人が更に日本人を侮辱しようとしているだけだろう。信じられない。
中川昭一財務兼金融大臣は17日麻生首相に辞意を表明したらしい。
会見の一つの模様を利用し、徹底的に追い詰めていき、一人の閣僚を故意に引き摺り落とそうとしたマスコミと、民主党。
その事に、見事に成功したこの両者は、現在とても最高の気分となっているのだろうな。