[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
14日、中川前財務大臣がローマで記者会見を行う前に会食を行った時に、同行していた記者がいたが、その内の一人が読売新聞の女性記者だったらしい。
中川前財務相:会見前の昼食時、自らワイン注文
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090219k0000e010061000c.html?link_id=RSH05
中川昭一前財務・金融担当相がG7後の記者会見の前の昼食の際、自らワインを注文していたことが19日の衆院予算委員会で明らかになった。同席した財務省の玉木林太郎国際局長が川内博史氏(民主)に明らかにした。
玉木氏は答弁で「中川氏が注文し、レストラン側が『これでいいか』と仕草をし、中川氏が了解して(グラスに)つがれたと承知している」と説明。玉木氏は、中川氏の政務秘書官、財務省職員、通訳、読売新聞記者らが同席していたことも明らかにした。
また、玉木氏は記者会見直前に「中川氏は『(会見を)やろう』と言って自分の足でスタスタ歩いていった。ああいった事態になるとは予測していなかった」と述べた。
(毎日新聞2009/02/19)
記者会見前の会食は、イタリアレストラン「ドニー」で行われていた様だが、中川前財務大臣は、当たり前の事だが一人で飲食をしていた訳では無い。
中山前大臣と共に飲食をしていたのは、財務省局長の玉木氏だけでは無く、イタリア人通訳や男性2人、女性2人の記者などが含まれていた。その女性記者の中に、読売新聞経済部の越前谷知子が含まれていたらしい。
中山前大臣は、自らワインを注文し、飲食を30分程度行っていたらしいのだが、果たして僅か30分程度の飲食で、「泥酔」程に飲む事が出来るのだろうか。まして、2時50分からはロシア財務大臣との会談が予定されていたらしい。
中川前大臣の意識の中には、その事もしっかりとあった筈。とても、深い飲酒をするなどとは思えない。
まして、ロシアのクドリン財務大臣との会談に向かう以前に「泥酔」の状態となっていたのであれば、同行していた記者にとって、この時点で大きなスクープとなる事ではなかったのか。
にも拘らず、同行した記者は、会食の様子などを全く報道しようとはしない。何故なのだろうか。
非常に疑問に思えてならない。
まして、読売新聞は、同行していた越前谷知子のプロフィールを慌てるようにして削除しているらしいではないか。一体、これはどういう事なのだろうか。
更に、どの様な記事かは知らないが、読売新聞は同行した記者が中川前大臣の会食に同席した事は認めるものの、何故だか前大臣の飲食は確認していないと主張しているらしいのだ。
全く納得が出来ない。全てのマスコミは、中川前大臣はこぞって「泥酔」だ!と強調している。
であるならば、前大臣は最初から積極的に飲んでいたと思われる。なのに、どうして確認できていないのだろうか。
全く疑問に思えてならない。
また、記者会見で日本の記者達が中川前大臣が非常に健康状態を悪化した時点でありながら、何も気にする事無く質問を続けていた。
この事に関して、我々国民から関心が向けられるようになっているようだが、呆れた事に中川前大臣は酒好きというイメージから言動には驚かなくなっていたらしい。要するに、「慣れ」ていて、またかと思っていたらしい。
だが、これにも何だか合点がいかない。マスコミは国会での中川前大臣の発言に、しつこく追求してはいなかったか。
本当に「慣れ」ているんだったら、国会の時にも一々追及する必要など無かっただろう。にも拘らず、国会の時には追及し、ローマの記者会見の時には何も追及せず、その後になって勝手に「泥酔」などと決め付けて追求しようとする。
だが、記者会見での曖昧な行為を我々国民から疑問に思われるようになってくると、早速言い訳がましいことを言い始めるのか。
日本のマスコミには、本当に、とことん呆れるな。