[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
民主党議員を非常勤公務員としておくといえば、長妻厚労相で一寸話題になってなかったかな。
平野官房長官と同じ様に、官僚から説明を受ける時に守秘義務の掛かる公務員を置く事が大事なんだと。
民主職員を非常勤公務員に=各省政策会議のスタッフ-政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100900015
政府は8日、民主党職員の一部を非常勤の国家公務員として活用する方針を決めた。政府が与党議員と意見を交わす副大臣主催の「各省政策会議」のスタッフに就ける考えだ。党の政策に詳しい人材を副大臣らのそばに配置することで、政治主導を徹底する狙いがある。
平野博文官房長官が同日、民主党本部で小沢一郎幹事長にこうした方針を説明、了解を得た。政権交代に伴い廃止された政策調査会のスタッフを中心に20人程度を内閣官房の非常勤公務員に採用、月内にも発令する。採用された非常勤公務員には守秘義務が課される。
(時事通信2009/10/09)
中央省庁は12の様で、それに20人もの非常勤公務員を就任させるというんだから、中央省庁全てにばら撒く事は間違いないんだろうね。
という事は長妻は官僚の説明にかなり苦しんでたかなと思わされるが、他の大臣も同じ心境で、官僚からの説明がハッキリと理解しきれなくて困っていたのかな。
しかも、大臣だけじゃなく、副大臣や政務官も含めた3人揃って。
厚労省によれば、公務員にある守秘義務が党職員に無いといった情報管理の責任が明確でないなどから、何故か大臣などは受け取りにくいんでしょうか。
官僚の方々からは「個人情報や機密情報について、どう話せばいいのか」とも言われているらしいですが。
これに対応する為に、鳩山は民主議員を非常勤公務員としてばら撒いた様だけど、果たして意味があるのかな。
派遣される非常勤公務員は、どれだけ対応できるか分かりませんが、助け役かと思われます。そして、全く意味無いんじゃないの、と思われるのが守秘義務を課せる事。
無理矢理、非常勤公務員とか言ってるけど、本当は民主党議員でしょう。民主党議員である非常勤公務員に守秘義務を課したとしても、政府の大事な機密情報などは一つの政党に簡単に漏れてしまうだろうし、全く意味が無いがないんじゃないかと思うんだけど。
民主党にとっては、とても都合がいいのかもしれないけどね。
そして、民主党議員を非常勤公務員にするってどういう意味。非常勤であろうと公務員の職に就けば、20人の民主議員の方々は、本職の給与だけでは無く、公務員としての給与も受ける事となるんじゃないのかな。
これって、非常に可笑しくないか。
民主党は、これまで「自民党は税金のムダ使い」をしてきている。それによって、国は大きな赤字を作り、国民の生活も苦しめていると、常に強く批判しまくり、「税金のムダ使いを無くさなくてはならない」と強く主張していた筈。
そして、「国民の生活」など一切無視し、「政権交代」などという事も、しつこく、そして強く訴えていたよな。
そして、マニフェストにも鳩山自身が「税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です」と書いているじゃないか。
にも拘らずだ、民主党議員を非常勤公務員として各中央省庁へ派遣した場合、どうなるんだ。余分な税金が、民主党議員へ配分される事となってしまう。
「税金のムダ使いを無くす」どころか、逆に「税金のムダ使いを増やす」事になるんじゃないのか。
政権を奪ってからの民主党、やはりいい加減な政党だったんだなと、そんなイメージがより強くなってきているが、幾らなんでも民主党議員を非常勤公務員として「税金のムダ使いを増やす」なんて馬鹿げた事は、幾らなんでも止めてもらいたいものだ。