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 社民党の福島が、非常に訳の分からない事を言っている。菅の発言にブレが無いんだと。これは、一体なにを意識して発言しているのだろうか。
 
 
 
 社民党の福島瑞穂党首は3日昼の記者会見で、菅直人首相が福島第1原発の冷温停止を退陣のめどとしたことについて「続投宣言だと思う。昼間の(民主党代議士会の)発言と夜の発言にぶれはない」と理解を示した。

 その上で、「鳩山由紀夫前首相の理解が間違っていたのではないか」と述べ、早期退陣を主張する鳩山氏に苦言を呈した。

 また、「民主党で内部抗争ばかりするのはやめてほしい。野党も足を引っ張り政治空白を生むのは国民に対する背信行為だ。『いつ辞めるか』だけで国会が空転することはやめてほしい」と指摘した。
(産経新聞2011/06/03)
 
菅は昼間の代議士会では、鳩山の問いを決して否定していなかった筈だ。菅と鳩山の展開を見ていた代議士会に集まっていた議員達、菅は「辞意表明」をしたと認識していた筈だ。
 
そして鳩山と菅の間では、二次補正の早期編成のメドが付けが、退陣する事で一寸前の官邸で合意をしていたと、代議士会で菅に問い掛けている。この事に、菅は何も否定はしていなかった。
 
鳩山の問いを、代議士会では認めたんだよな。
 
ところがどうだ、夜の会見になれば、菅は「一定のメド」が付けばとまでは発言した様だが、辞意表明はしていないと発言しているらしいじゃないか。
 
昼間の鳩山の問いに対する対応、そして夜の会見での記者に対する対応。これには大きなブレがあるんじゃないか。
 
鳩山の問いには、否定はしていない。要するに認めている。なのに、夜の会見では、鳩山との合意は約束では無い。「一定のメド」は、1年後以上だと自ら発言している。
 
福島はこれをブレでは無いと思えるのか。
 
更に、「野党も足を引っ張り政治空白を生むのは国民への背信行為」だとしている。だが、政治空白というのは、すでに菅内閣が生んでいるだろう。
 
野党が政府に協力を求め、震災対応を素早くやろうとしているのに、与野党の協力など全く拒否し、菅内閣はそれには応じていない。背信行為を行っているのは、菅内閣だろう。
 
野党の党首も任される政治家でありながら、被災地を全く無視した行動を平気で行っている内閣を庇おうとするその意識。全く理解できない。
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