思い、そして感じた事をそのまま
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昨夜の段階で、菅内閣を庇う事に必死となっていたマスコミも、可決の可能性が高いと認める様になっていた。だが、予想外としか言い様の無い、非常に残念な結果となってしまった。
そのきっかけを作ったのが、本会議前に行われていた党代議士会で菅の発言した一言が、民主党員の心理をコロッと翻ってしまったのだろうか。除籍されるのが怖い。
菅は解散すると言っている。行われれば、民主党議員が大幅に削減される事は間違いない。それが、最も怖かったんだろうな。
当選する事は無いだろう、落選するだろうと意識していた議員は多くいただろうから。
菅は党代議士会で「一定の目処が付いたら辞任する」と自ら表明した。その一定の目処は、鳩山は二次補正の編成に目処が付けばと発言している。更には、編成中でも目処が付けば辞任する事を約束していると発言していた筈だ。だから、鳩山は夏まででは無く、それ以前に菅は辞任すると言い切っていた。
対して岡田は、二次補正予算案の成立は辞任の条件では無いと会見で語っている。民主党の中で、早速異なる意見が出てきている。
菅の言う「一定の目処」とは一体何なんだ。どの時期を示しているんだ。鳩山は補正予算の編成中でも辞任と語るが、岡田は二次の成立も辞任の条件では無いと語る。
幹事長である岡田の言い分を汲み取れば、菅内閣は一体何を「一定の目処」としているんだ。その目処に関し、具体的な事など何も語っていない。
だが、岡田だけじゃないんだよな、
菅内閣の閣僚は2日、内閣不信任決議案の否決に一様に安堵(あんど)した。ただ、菅直人首相が東日本大震災などの対応にめどを付けた段階での辞任を表明したことに関しては、受け止め方に違いも見えた。
海江田万里経済産業相は、不信任案否決について記者団に「大差で否決できたことは良かった」と歓迎。与謝野馨経済財政担当相は「信任を受けたということになる」と強調した。
首相の辞意については、鳩山由紀夫前首相に近い大畠章宏国土交通相が「一つのけじめを付けられた」との認識を示したが、与謝野氏は「(首相は)辞任という言葉は使っていない。(退陣を)野党と合意したとかいう話ではない」と指摘した。
(時事通信2011/06/02)
与謝野には呆れたよ。あいつは、たちあがれ日本の時には、民主党を倒すと強調していなかったか。何を思ったか知らないが、無所属となり、そのまま閣僚となった。そして、完全に菅内閣の一角と成り下がってしまっている。
ただ、閣僚に戻りたいと思っただけで、菅内閣に加わっていたのだろうか。とにかくあいつには呆れている。
そして、菅は具体的な意味の無い発言をしているが、となれば本人の希望により、その目処はどの様にでも示す事が出来るだろうし、時期も決める事が出来る。単なる逃げ口上として、政権延命の為に語ったのであれば、最悪の詐欺師。それに同乗した民主党議員、やはり自らの事しか一切考えていない者の集団。
国民生活など無視した政党である事は、間違い無いだろうな。
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