思い、そして感じた事をそのまま
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本日、午後6時前に自民、公明、たちあがれ日本の3党により内閣不信任案が、共同提出された。
内閣不信任案が提出され、可決される事をテレビに出演するコメンテーターと称する者達は、何故だか躍起になって批判している。今は、そんな時では無いだろう。現在の内閣で被災地の復旧・復興に取り組んでいかなければならない。
現在の不信任案をめぐる展開は、大震災を無視した単なる政局争いであり、復旧・復興を無視しているんじゃないか、と強く批判する。
だが、コメンテーター達が主張する早く進めなければならない復旧・復興を、全く進めようとしていないのは、必死になり庇おうとしている菅内閣だろう。
一次補正を成立させるまでに一月以上も掛かり、二次補正となれば臨時国会、通常を延期しても補正予算案を提出するのは、8月下旬と考えているらしいじゃないか。そんな頃から審議に入って、復興に関わる二次補正が成立するまでに一体どれだけの時間が掛かるというのだ、いつになったら成立し、本格的な復興が開始されるというのだ。
コメンテーター達はどの様な意識を持っているのか知らないが、菅内閣には被災地の復興を真剣に考えていると思っている者は、もういないだろう。あんな内閣を信じれる者が存在しているとも思えない。
だが、マスコミそしてテレビ番組に出演し好き勝手に喋るコメンテーターという連中は、何故あの菅内閣の続行を主張し、そうで無ければ被災地の復旧・復興は進まないと言い切るのだろうか。
真剣に被災地の復旧・復興を早く進めなければならないと思い発言するのであれば、それを無視した菅内閣を強く批判する事が当然だろうし、一刻も早く退陣させ、新しい内閣の発足を行えと訴えなければならない筈だ。
麻生政権が発足した直後にリーマンショックが発生し、日本経済もその影響を受けてしまった。よって、麻生政権はそれに対する対応を即座に打ち立て、行おうとした。だが、それを拒んだのが当時の野党民主党であり、マスコミじゃなかったか。
マスコミは現在の大震災に対し、よく与野党で協力して対処しなければならないと報じている。麻生政権の時にも同じ様な状況ではなかったのか。にも拘らず、麻生政権の経済政策などを足枷となっていた民主党を攻める様な事はしなかった筈だし、今回と同じ様に与野党で協力する事を求める報道も行わなかった筈だ。
どころか、麻生の一寸したプライベートな行動を捉え、或いは国会で非常に詰まらない質問「漢字」をどう読むか、と出されるもそれを読み切れなかっただけの事を、同じ様に厳しく批判しまくっていた。本来なら、その様な詰まらない質問をした石井一民主党議員を責めるのが当たり前だったんじゃないかと思えてならないが。
更に、麻生政権の行う政策を何でもかんでも強く批判する事を繰り返し、逆に民主党を持ち上げるかの様に、褒め称えイメージアップを積極的に行っていた。
このマスコミの行動に、多くの国民が惹かれてしまった事は間違いないだろう。民主と同じ様に、日本の経済状態、国民生活などを民主と共に無視をし、麻生政権を圧迫し、衆議院解散へと追い込み、政権交代へと繋げていった。
マスコミ、特にテレビから伝えられる事の影響は、非常に大きい。本当に国民の事を思い正当な情報を伝えなければならないと思っているのなら、麻生政権の時にはどこまでも民主に偏った情報を伝えるべきでは無かったろうし、菅内閣に関しても何も庇う様な情報を流すべきではない。
なのにだ、コメンテーターと称する者達は、今回も民主党に偏った様な故意に行おうとしているんだ。こいつらは、民主党と仲良しになっているのか。
自分は麻生政権の頃より、テレビから流れてくる政権に関する情報など一切信用する事は無くなったが、今回の菅内閣に関する発言などを聞いてみて、トコトン呆れ果てたよ。民主が野党の頃には、徹底的に政権を攻めまくり、民主党政権となれば、どんな状態となっていようと、徹底的に庇おうとする。
どんな意識を持ってテレビ番組に出演し、何を思って語っているのか、全く理解できない。
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