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民主党などは、通常国会・参議院に1月30日に、2次補正案の定額給付金の財源を手当てする関連法案の修正案を提出している。

その同日、鳩山幹事長が意外な発言をしていたらしいのだ。

給付金、地方では反対せず=公平性を考慮-民主・鳩山氏

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009013001152
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は30日の記者会見で、地方議会に提出される定額給付金を盛り込んだ補正予算案への対応に関し、「国政で決められたものに一部の地方議会が反対し給付できないことになれば、公平性に欠ける」と述べ、国としての実施が確定すれば成立を容認する考えを明らかにした。 
 総額2兆円の定額給付金の支給には、2008年度第2次補正予算関連法案成立により国としての実施が確定しても、窓口となる市区町村議会でそのための経費などを計上した補正予算案の成立が必要。自民、公明両党系議員が過半数に届かない地方議会で民主党などの反対で補正予算案が否決されれば、その自治体の住民は給付金を受けられず、同党が地方議会でも「給付金反対」を貫くかどうかが問われている。
 鳩山氏は会見で「地域の議員が心の中で反対であることは分かるが、(国民の中には)『反対だけれども、もらいたい』という方が80数%いる。あるものは受給して当然ではないか」と述べた。
(時事通信2009/01/30)

確かこれまでの民主党は、定額給付金は効果は無いと主張して、給付金に2兆円という税金を用いる事は日本にとって大きな損失となる。その為に、定額給付金の成立は絶対に認めない。
と、していたのではなかったろうか。

そして、1月30日には全く意味が無いという事が分かっていながら、参議院に定額給付金を禁止させる為の関連法案の修正案を提出している。
と同時に、驚いた事に、鳩山幹事長が、定額給付金の実施が確定した段階で、それまで成立を認めないと主張していた筈の人物が、そして定額給付金を禁止する法案を出した政党の幹事長が、給付金の成立を認める発言を行っているのである。

それも、給付金を禁止する為の法案を提出した当日にである。

更に、「国政で決められたものに一部の地方議会が反対し給付できないことになれば、公平性に欠ける」などとも発言しているが、理解できない。

それって、地方自治体の同党への批判的発言となるのではないのか。

だが結局は、民主党なども定額給付金に効果があるだろうと否定しているのではなく、認めているのではないのか、とも思えるんだがな。

にも拘らず、国会の参議院は、意図的に引き延ばそうとしているとしか思われない。本当に呆れた政党としか言いようが無い。

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