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昨年の2月23日以来、1月21に日に久しぶりに打ち上げが予定されていたH2Aロケット。

だが、天候状況により変更されてきていたが、今日やっと無事に打ち上げられたらしい。その中に、これまでに無いイメージの衛星が含まれている。

温室ガス観測衛星、打ち上げ成功=「まいど1号」など8基搭載-H2A・15号機

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=200901230007720090123at25b.jpg
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は23日午後零時54分、鹿児島・種子島宇宙センターからH2Aロケット15号機を打ち上げた。15号機は主衛星の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」を目標の地球周回軌道に投入し、打ち上げは成功した。東大阪の町工場が部品を作った「SOHLA-1」(まいど1号)など相乗りの小型副衛星7基も順次分離する。同時に計8基も打ち上げるのは日本で初めて。
 小型副衛星は、まいど1号のほか、宇宙機構「SDS-1」、東北大「スプライト観測衛星」、IT企業ソラン「かがやき」、東京都立産業技術高等専門学校「KKS-1」、香川大「スターズ」、東京大「プリズム」。
 宇宙機構と環境省、国立環境研究所が開発したいぶきは、地球温暖化をもたらす温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)やメタンの濃度を5年間、精密観測する。地球上の観測点は現在約300カ所だが、いぶきは約5万6000カ所で観測。京都議定書に基づく濃度監視や温暖化予測などに貢献する。いぶきの総事業費はH2A含め約346億円。
 SDS-1以外の小型副衛星は、宇宙機構が2006年、研究開発や人材育成に役立つ衛星を無料で相乗りさせると募集し、応募21件の中から選ばれた。
(時事通信2009/01/23)

東大阪市の中小企業9社によって2002年12月に設立された「東大阪宇宙開発協同組合 SOHLA」によって完成された「まいど1号」や、その他の衛星などは無事に分離して、成功したようだ。

日本で打ち上げられていた衛星といえば、これまでは大手企業のみが製造していたイメージが強かったのだけど、「まいど1号」の成功により、中小企業にも大企業に負けない技術を持っている事を実証したのかな。

SOHLAの方々は「中小企業の技術力を結集して、人工衛星を打ち上げよう」と協同組合を設立し、「夢を打ち上げるんやない。夢で打ち上げるんや」として開発に励んで来られていたようですが、言われていた通り見事に打ち上げた。

もしかしたら、経営状況の苦しい方もいたのかもしれませんが、皆さん頑張って完成したなと思います。
ですので、打ち上げが成功した時は、協同組合の方々はもの凄く喜ばれていたのではないでしょうか。


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