忍者ブログ
思い、そして感じた事をそのまま
[642] [641] [640] [639] [638] [637] [636] [635] [634] [633] [632]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



国会委員会の審議では、いつも印象が薄く感じさせられる社民の福島瑞穂。昨日の集中審議では、正に国民の思いをそのままぶつける様な、強烈な質問をしていた。
 
 
 
 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加に関し、民主党プロジェクトチーム(PT)で「慎重に判断する」との提言をまとめた鉢呂吉雄座長は12日、テレビ東京の番組に出演し、野田佳彦首相が10日に予定していた参加方針表明の記者会見を1日遅らせるよう党幹部らに求めていたことを明らかにした。
 
 鉢呂氏は10日に藤村修官房長官、民主党の輿石東幹事長と面会し、党内で交渉参加に慎重な意見が多かったことを踏まえ「首相は熟慮してほしい」と伝達するよう要請した。11日の記者会見後、首相から「本当に良かった」との電話があったことも明らかにした。
 
 また、首相が「交渉参加に向け関係国との協議に入る」と述べたことについて「『交渉参加に向けて』と明瞭に言った。方向付けはしっかりしている」と述べ、事実上の参加表明だとの認識を示した。
(産経新聞2011/11/12)
 
昨日の集中審議の本来の目的は、10日に野田がTPPへの参加表明をした事に関し審議をする事だったらしい。どの様な意図を持ち、交渉参加する事を決めていたのかその真意を審議する為の集中審議。
 
福島は「国会で参加表明をしないのか」と何度も質問をぶつけた。「国会を愚弄しているのか」とも。野田の答弁ははぐらかすばかりで、福島の質問にハッキリと答えようとはしない。
 
当然だろうが、昨日の集中審議がテレビ中継される事を野田は認識していた。更には、ネットを通じ審議の模様を知る事が出来る事も。野田は、参加表明した事に関し審議される事を避けたかったんだろうな。
 
TPPに関し色々な質問をされていたが、野田はハッキリと答える事が出来なかった。菅と同じで閣僚任せの部分が多かった。参加表明したからには、TPPの内容に関する質問をされれば的確に答えなければならない。
参加する事により、産業などだけでは無い、日本社会の全体にどの様なメリット・デメリットがあるかを答えなければならなかった。だが、その様な事は自分には出来ないと分かっていた。
 
だから、参加表明の会見を自ら延長する事を自ら求め、国会で責められる事を避けた。と同時に、交渉参加の意図を審議を通じて国民に明らかとする事も避けた。「国会を愚弄した」だけでは無い。主権者である国民も愚弄したのだ。
 
国民への説明も完全に避けたのだから。
PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
とくのすけ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]